こちらはベルサイユのばら〈漫画・アニメ・映画〉ファンのブログです
     ばらさん系雑記が主+まれにお絵描き。という内容になっております

2025年ベルサイユのばら劇場版

事前情報を拾わぬよう、雑誌は買うだけでそのまま積読
ネットはなるべく薄目で遠巻きにしていました。
なるべくまっさらな状態、新鮮な気持ちで見たかったから

映画に合わせコラボやグッズ発売が多発していたので
情報を得るため、時折ネットをチェックをしていたら
試写に行った方のコメントを少し見かける事がありました。

今回の劇場版を“インド映画”と言われた方がいて、その時は謎でしたが
実際見てみたら、そう例えた意図がわかりました。大納得ですよ!!
ミュージカルではなくインド映画的な…ああ

えーと。
超大雑把にどんぶり勘定で言うならば、劇場版は
原作漫画ファン。TVアニメファン。全然物語を知らない人
(予備知識の差、思い入れの有無の差、の違い)
それぞれで、かーなーりー評価が分かれて当然じゃないでしょうか。
てゆか私自身2回見ましたが未だ、頭の中まっぷたつです!
(なので黒感想は、上映終了したらこそっとUP予定)

2回観たにも関わらず、たっぷり入っている歌の歌詞
なかなか聴き取れませんでした。台詞と重なると全滅。
部分的に単語はわかるけど、音が大き過ぎてぼやけて
メロディ(音)としか聴こえてこないのです。
これTVで見た方が、まだ聴こえやすい?かもしれない。


漫画・昭和TVアニメ・令和劇場版とで
それぞれ比べる必要なんて全然ありませんが
今回の劇場版オスカルさんは、三人目のオスカルさんでしたね

劇場版、はじめの子供時代は原作漫画テイストでしたが、後半
特に王妃様との決別シーンで、あら漫画とも違う……と感じました。
(この決別場面自体、原作漫画と違うTVアニメ寄りな形)
もっとも今回の劇場版、物語の不採用場面が多く短縮され過ぎてるから
(描かれている行動や、発する言葉の裏付けが徹底的に抜け落ちてる)
性格どうこう言える材料も少ないので、違うと感じるのも当然でしょうか。



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「お別れですアントワネット様」↑これ絵と台詞が違うじょ



2025年 劇場版ベルサイユのばら

公式的にはネタバレ解禁されたようですが
上映中なので、あまりバレ無程度に感想を。


平野さん
私はTVアニメ版大好き過ぎて、信者に近いものがありますが
この劇場版には下手な俳優さんもなく、安心して鑑賞できました。

オスカル役に限って言えば、今まで様々な人が担当され
なかには声を意図的に作ったうえで演技している
作為の多い印象を受ける事もありましたが
そのような違和感が、今回はありませんでした。
好みとは違うけど自然に聴いていられてよかったです。
黒木瞳さんも違和感なく滑らかで、逆に上映中、気づかなかったですヨ。

若手や中堅の声優さんについて、全然知らずにごめんなさいですが
昭和世代のベテラン勢を除外した場合、今回の劇中で
一番うまいと感じたのは、アントワネット役 平野綾さんでした。
TV版の王妃役・上田みゆきさんもそうでしたが
十代から三十代までの演じ分けが御見事!
特に後半の落ち着きっぷり、王妃としての堂々たるところ。良きです。


服飾の考証が丁寧だった点
アンドレの後ろ姿、ベストが背中で調整してある仕様で
身分に則したリメイク品を着ているとわかる。
王太子妃の着替えではストマッカーを留めていたりと
さりげない場面で丁寧な描写をされていた。こういうとこ好印象。
※部分的には無条件で原作デザイン場面が混在しているので
当時の服飾考証済として全編を資料参考できるわけではない

絵画でみかけるデザインの装束がちらほらあったので
BD等ソフト化されたら、細かいところをじっくり見たい


音楽
仮面舞踏会と、チュイルリー宮前銃撃の市民の合唱
二場面の歌、どちらも歌詞はよく聞き取れなかったけど
音楽として映画館で聴いていて良かった曲。好み


『来場者特典』
原作漫画の複製原稿、それも原稿袋入とか特別感あって良き!
原作ファンにとって魅力的な特典~~♪
大きさもね、原寸じゃないけど小さすぎず、ちょうど良いサイズ。
ベルばらは50年分、大量のグッズが世に登場しておりましたが
ナマ原稿そのまんまは今迄なかったはず。
(複製画集は綺麗に整えられた状態なので)
欲を言えば、二週目特典王妃&フェルゼンverは、Mコミックス9巻の
再会場面だともっとよかった。絵も場面も、もっとも美しいと思うので



私にとって、良かったのは以上でありました



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日比谷TOHOで鑑賞 シャンテ華やかで良かった


 新年早々飲み過ぎるなよ
 ん?まだまだいけるぞ ♪ ておくれ



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 年となり申し上げ




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