こちらはベルサイユのばら〈漫画・アニメ・映画〉ファンのブログです
     ばらさん系雑記が主+まれにお絵描き。という内容になっております

《 第37話  熱き誓いの夜に  》 ほたる


館へ戻り、肖像画が出来上がったかと思ったら
あっという間に進撃命令が伝達されて休む暇なし。

せっかく連れ帰ったアンドレさんを、これからどうするか
考える暇もありませんでしたね オスカルさん



よくも今まで、私を騙し続けていたな
CIMG5670
CIMG5516
おまえに万が一の事があってはいけない

あ、バレてた。と立ち止まり真顔になるアンドレさん。
以前、オスカルさんは自らの自立のために、同道の解消を
指示をしましたが、今回は彼の安全を思っての懇願。


今迄もそうだったが、これからもそうだ。俺はいつもお前と共に在る
CIMG5698

自分はおまえと共に在ることだけが大切なのだと
あらためて告げるアンドレさん。

うん知ってます。オスカルさんは充分判ってるんです。
その想いの根元にあるのが無尽の愛情だという事も。
それでも君の命が大切だから「おまえを、ばあやへ返す」と
言わずにはいられなかったんです。



私はかつてフェルゼンを愛した。
  お前に愛されているのを知りながらもフェルゼンを愛した

CIMG5528
そんな私でも、なお…愛してくれるのか?

わかってはいるけれど、あえて問う。
今更…という思いでもあるのか、最後までためらい揺れます。
原作とアニメでは、性格の違うオスカルさんですが
この辺の念の押しよう、同じにみえませんか?ふふ

フェルゼンさんと決別した頃のこと。
その後も、しばらく苦しんでいましたでしょう。

アンドレさんが暴発して告白に至った時は、驚きで手いっぱい。
想像もしていなかった彼の気持ちに、応える事など不可能で。
更に自分の中にはまだ、理屈では割り切れない情が残っていて
それらの感情を、綺麗にクリアできていなかった事を
こんなふうに表現したのかしら。

結果、今の今まで待たせる事になってしまいましたものね。
彼女にとっては、唯一の不安要素だったのかな


すべてを。命あるかぎり
CIMG5684

愛しています私も・・・心から

乙女モードのオスカルさん発現

あ~姫野さんの描くオスカルさんは、どーしてこんなに愛らしいんでしょ
お嫁たんに欲しくなっちゃうわー

アニメのオスカルさんて、微妙に言葉使いが変化する人ですよね。
フェルゼンさんとのお別れ時も、乙女ちゃんが混ざっていたかと思います。


そしてアンドレさん。
最愛のオスカルさんからの告白

・・・にも動じない様子が、なんだかもう仙人並でした。

実際ね、失明したらどんなに頑張っても、今の状況では
オスカルさんの傍に居る事は出来なくなりますでしょ。

視力減退は本人が一番自覚している事だから
その不安に押し潰されず、周囲に気を配り平静を装う
その毎日のストレスたるや、どれ程のものなのか
私などではまったく想像がつきませんです。

自ら選んだ道とはいえ、その圧倒的な精神的負荷に屈せず
ついにオスカルさんの心を獲得した男。
・・・・・うん。やっぱり仙人なのかも

それにしても「すべてを」と
今までの紆余曲折の歩み、想いをまるごと肯定されたら
オスカルさんも胸いっぱいで、もう何にも言えませんねぇ。



CIMG5586

成就。
オスカルさんおめでと~ございます
アンドレさんもおめでと~ございます







蛇足:

それでもあえて、ここで注文をつけたい。
監督です。
コンテ切ってた監督~~~

この場面、もちろんイメージでしょうけれども
それならそれで脚はいらなかったと思います。theなまあし

せっかく蛍飛ばして、綺麗に綺麗にまとめてくれていますが
一生懸命、姫野さんが髪をのばしてお尻を隠してくれようとも(笑)
脚があると、どうしても生々しさが滲むんですよ。

だから美しくまとめようと思ったら腰から下なし。
上半身だけで充分意図は伝わったと思うのです。

こういうのって男女の感覚差なのかしら。
ここだけ姫野さんがコンテ切ればよかったのに~
無茶苦茶言ってます
そうすれば、お茶の間が凍りつく事もなかったでしょ。 <たぶん無理









《 第37話  熱き誓いの夜に  》 つづき


「なんだ、あいつ…人を呼びつけておいて居ないなんて」

試されている事に気付かず、ぼやいてしまうアンドレさん。
左側視野が欠けているのは仕方ないけれど、右眼についても
ごく狭く、正面しか見えなくなっていたんですね。あぶない…


「供をして欲しい。たまにはな」
37-3

留守を取り繕い、アンドレと共に館へ帰ろうとするオスカルさん。
・・・・・涙腺決壊
す、すみません。こんなトコで泣いてるの自分だけかもしれませんが
彼女が、あまりにも不器用に一生懸命で、つい泣けちゃうんです うううう

視覚がダメなら他の手段で伝えるしかない。
近く寄り添い、声をかけ、肌に温もりを伝えて触覚に訴える。

両手で、ほわっと優しく包み込むように彼に触れるなんて
今まで一回もした事ないでしょーがオスカルさんっ。
なんて、ぶきちょさんなんだ~~~~~!! (号泣)

握られたアンドレも、さすがに驚いて一瞬困惑。
「ひとりでは物騒だから」と理由を付け足し、笑ってごまごま。
これでも、その場で出来るベストを尽くしてるんですよね。彼女としては。
少々惑うも、頼られた彼氏さんは願い通り、そのまま供をして帰る事に。

ひたむきなオスカルさん・・・実際、ここは短い場面ですけれど
とにかくアンドレをひとり置いておけない、一緒に連れて行かなくては
と動く、その懸命さが切ないです…うびうび



「素晴らしい絵だ。
 お前の優しさ、気高さ、そして喜びまでも全てが表現されている」

CIMG5667

アンドレさんが見たい見たい、見よう見ようとするあまり、存在しない冠が
見えてしまった所などは、緑内障の補完性に近いもの、と思っていました。

大雑把にいうと、見えない部分を脳が勝手に手持ちの情報で作り補ってしまう事。
だから彼にとっては嘘偽りなく、そのように本当に見えている現実という事に。
もちろんアンドレさんは緑内障ではありませんし、そんな設定も一切ありません。

けど、この 〈脳内にあらかじめある情報〉 というのが曲者で
それを意識して眺めていると、肖像画を見上げながらアンドレが
「優しさ、気高さ…」と言い現わしている ”オスカル” が、彼の心の中には
もうずっと長いこと棲んでいるんだな。と判り・・・泣けてきます   またしても…

CIMG5666
「忘れないよ俺は。この絵に描かれた、お前の美しさを。決して忘れない」

眼の状態がバレている事は、まだ知らないハズなんですが
アンドレの、この言葉。背後の彼女に向かって
「見えなくなっても俺はお前の事、お前の美しさは、ずっと覚えているから」
と伝えているようにも聞こえませんか?
「ありがとう」て、オスカルさん泣けて当然ですよう。

・・・そう。アンドレたんめ。
ここの肖像画場面については、最初から最後まで
絵にかこつけて、告白大全開モードなんですヨ!
んも~~ぐだぐだです私 
よもや、この男に泣かされる日が来ようとはっ!?
※基本オスカルさんに泣かされてるものですから

それにしても、今からこんなにやっつけられてて
最後まで乗り切れるのかしら自分・・・・・ <ムリぽい


CIMG5486
「死ぬなよアンドレ。必ず戻ってこい」

娘は見送り損ねたくせに、アンドレさんにはちゃんと言葉をかけてる父上。
うっかり屋なのか、それとも、わざと会わなかったのか。
もしかしてオスカルさんの方が、あのまま隠れて出発しちゃったの
アンドレさんにとっては、心を暖められての出発になりましたネ。おめでと~。

CIMG5501



と、ここまで泣かされまくったせいで体力の限界です

つづきはまたあらためて





今週のBS 《 第37話  熱き誓いの夜に  》


オスカルさん、ひたすらアンドレを想う回
・・・だったと思います今回は


私とて死にたくはありません。しかし、何れその日がくるならば
 それまで精一杯に生きたいのです。自由に。そしてあるがままの心で


アニメ版は、はっきり結核設定。
感染していても必ず発症するとは限らず、潜伏期間も
最短数ヶ月から、数十年(!?)という事らしいのですが
 ※詳しくはこちらで→(財) 結核予防会
オスカルさんも、無理して体力(免疫力)落としていなければ
発病せずに済んだのでしょうか・・・にしても芯の強いお人じゃ

CIMG5334
蛇足:実は私も子供の頃、強陽性反応がでたのですが
現在に至るまで一度も発症しませんでした。今は抗体もちかも。


アンドレ・グランディエが失明するのは、時間の問題です
CIMG5348

自分の事に関しては踏ん張れる人も、不意打ちのように聞かされた
失明問題については、頭を抱えて名を呟く事しか出来ませんでした。
なぜ気付けなかったのか苦しんだだろうなー・・・

お互いが周囲に気取られぬよう、それぞれ病を秘密にしていたのは
そうしないと、自分が自分らしく生きられる場所を失ってしまうから。
アンドレは大切なオスカルの傍らにいる事が二度と出来なくなり
オスカルは退役、本人からすれば軟禁状態のような?療養という事に。

原作では、アンドレとの別れの直前まで察知できませんでしたが
アニメでは、このように予め状態を知る事になり…。
これって、どちらが幸いなのかしら。知ってしまう事、知らずにいる事。



わからない。ひょっとして、宿舎に泊まるかもしれない
CIMG5356

ばあやに予定を訊ねられたオスカルさん。
アンドレの状態を知ってしまった事で、どう対処しようか
迷っている気配があります。

どのように確かめられる?
本当に視力低下が進行していたら、その時は?

結局、肖像画仕上の為に、帰宅を約束して出勤。
兵舎でアンドレの様子を伺う(泊まり込む)事ができなくなったのと
ダグー大佐に自宅待機を促されたので、館へ連れ帰る方向に計ります。


隊長」「うん…?
CIMG5384
御顔の色が優れません。だいぶお疲れのようですね

ここでダグー大佐、存在感五割増しに!
今までは添え物的副官さんでしたが、この場面で
ぐぐっと個性が前面にでてきました。すっごく人間くさい
彼女は、わりと部下(副官)には恵まれていますね。近衛でもネ。


この37話、オスカルさんは今迄よりも俯きがち&伏し目がち。
アンドレの事を思い悩むのが半分 もう半分は体調の悪さから。

本人が隠すなら、それにはそれなりの訳があるのかもしれない…と
黙って見守っていたのかもしれませんが、事ここに至り
大佐も、見過ごせなくなってきたんでしょうか。いいお人じゃ…
今まで黙っていてくれた気持ちにも、オスカルさん説得されてる御様子。


ここのですね、ダグー大佐の呼びかけに「ん?」と何気に応える
オスカルさんの声音も好きでした。
ダグー大佐との、それまでの関係性が窺えますでしょ。
田島さん、自然体の演技が冴えてるところ
いわゆる芝居掛かった ”作った声” ではありませんでしょ?ね?ね?

ベルばらアニメ、成功の要因のひとつは(今更ですけど)
田島さん&志垣さんが「キャラ」ではなく「ひとりの人間」を演じた事だと思うのです。
すご~く自然体のお芝居。それが作品をオートクチュール化したのではないかと。

これ、もちろん普通に職業声優さんがやっていたとしても成功しているでしょうが
もっと既製服的仕上がりになったんじゃないかなー?と勝手に思っています。

どちらが良い悪いというものではないのですが、人間ドラマを深く表現するなら
わりと演技パターン(雰囲気)の定まった既製服にするよりは
オートクチュールを試す方が、ハマった時に大化けすると思うんですよね



つづく






このページのトップヘ