こちらはベルサイユのばら〈漫画・アニメ・映画〉ファンのブログです
     ばらさん系雑記が主+まれにお絵描き。という内容になっております

今週のBS 《 第31話 兵営に咲くリラの花  》


ディアンヌちゃん御登場
可愛い女の子の御挨拶に、オスカルさんも
「ハンサムな隊長さん」ちっくな笑顔で挨拶を返します。

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・・・絶対男だと思うよナ
周囲がゴツイ野郎だらけなので女の子には癒されるのでしょうか
出口へ向かう二人を、馬上から見返していましたが
もしかして鼻の下が伸びたゆるゆるアランが珍しかったのかしら~?


さて今回はオリジナルエピソード:アルデロス公護衛の巻。
特殊任務を伝えにきたブイエ将軍は、この辺りから
どんどん悪人顔になっていくような気が…。
オスカルさんと対立する人はみんな悪役に見えて困ちゃうわ(笑)

どの隊にも外国の皇族をちゃんと扱える者がおらん

そうそう。オスカルさんなら国外の貴賓でもバリバリOK。
伊達に近衛を十数年やってたわけじゃありませんものね
と期待させといて、その後、護衛中にそういう場面が具体的にないのが残念でした。
肩透かしじゃ~~むむう



銃をどうした?なぜ銃を持って並ばない?

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空手のまま並んでいた事を詰問されるラサール。
衛兵隊にはオスカルさんより背の低い子がいたんですね。
今更ながら再確認。上目遣いでおどおど。歳も若そう。
このラサールなら、かろうじて貧血になりそうかな。
他は…まぁ無理ですか。
栄養失調なんか絶対なりそうにない姿ばかりが目につく衛兵隊諸君
という事で、原作の栄養失調ネタはあえなくボツに?(苦笑)



アラン、アンドレ、あの館を調べる。ついて来い

一番信頼度の高い人選。危ない仕事ですもんね。
隊長着任一カ月にして、アラン班長わりと信頼されてます。
アンドレが信頼する友人ならば、という影響もあるのかな。

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今回のオリジナルエピソードは、銃問題解決のための前振りだったのでしょうか。
せっかくのオリジナルだけど個人的にはちょい物足りませんデス。
衛兵隊にお仕事させつつ、アランにオスカル評を言わせたりもしてましたけど。
そうそう、アランさーん。
”人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえ” て言葉がありましてよ?おいおい




ひと仕事終え。一難去ってまた一難。
ラサールが売り放った銃を手渡され、オスカルさんは茫然としていましたが
銃殺なんて言われちゃったらね…。
アランはアランで一方的に決めつけて乗り込んでくるしー。
アンドレが絶対違うと言ってるのに信じないのね。友人の言葉を。

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私的には「よくも殴りやがったな」でしたあの場面。
でも、オスカル隊長を評価しつつあったからこそ
余計腹が立った様子でもあったので(誤解と思えば)まだ堪えられるけど
でもでもこの時、平手打ちしたアランというよりも、やはり一番の不満は
アンドレがそれを傍観していた事なんですよ~~~~~。

お前を守れるのは俺だけだ、とか言ってたわけだし、せめて
叩いた後でもアランを抑える動きくらい、してもよさそうだったのに・・・・・なにしてんのん

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あんどれーっ。
そんな可愛ゆいドングリお目めで眺めてる場合じゃありませんよ!んもぉぉぉ







インヴェンションとシンフォニア



インヴェンションとシンフォニア … J・S・バッハ 
 オススメ=ピアノ演奏:グレン・グールド



《 第22話 首飾りは不吉な輝き 》

■王宮からの帰路「王妃様の事を悪くいう声が増えてきた」~
 「やめてくれアンドレ!聞きたくない、そんな話は」
→ インベンション5番(bwv776)

■時代はゆっくりではあるが明らかにその流れを変えはじめた(ナレ)
 「遠征軍が帰ってきはじめている」~
 「おやすみ、オスカル」とアンドレが声をかけるまでの曲
→ インヴェンション4番(bwv775)

■「女とばれなかっただけでも儲けもんだぜ」
 酒場喧嘩の後、帰路に流れるBGM
→ シンフォニア2番(bwv788)


《 第25話 かた恋のメヌエット 》

■夜、部屋でひとりピアノに向かうオスカル
 館の外で馬を洗うアンドレが部屋を見上げている場面
→ シンフォニア15番(bwv801)


《 第28話 アンドレ青いレモン 》

■「昼間ラソンヌ先生の所へ行ったんだって?」
 ばあやとアンドレの会話の間、聞こえてくるオスカルの演奏
→ インヴェンション3番(bwv774)

■診察~回想シーンから、アンドレが部屋にお茶を届けるまで
 オスカルが弾いていた曲
→ シンフォニア6番(bwv799)


《 第30話 お前は光 俺は影 》

■「由緒あるジャルジェ家の娘として出席するように」
 舞踏会へ出席するよう、父からオスカルへ言い渡す場面
→ インヴェンション3番(bwv774)



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前にもちょろっと書いた事がありましたけど
オスカルさんが近衛を辞めてからは、ピアノシーンが
ほぼなくなるので、この辺でひとまとめしてみました。
※パレ・ロワイヤルのサロンやBGM少々は省略。


最初にみた時はバイオリンの場面がないのが残念でしたけど
今となってはピアノでよかったと思います。
お陰でオスカルさんの美しい演奏を気軽にずっと聴けるこの幸せ


私自身は弾けませんが、ピアノ講師をしている友人が
「そもそも生徒にこの早さは求めないけど」と笑いながら
「テンポをあげる事は難しくないけど音楽的に美しいかはまた別」
などという話をしていたのを思い出しました。
だからオスカルさま演奏プリ~ズと思ったらやはり
グールド演奏物じゃないと意味ないんですよね。同じ曲でも全然違う。


これに限らずですが、アニメ・ベルサイユのばらの選曲って
センス絶妙なものがあると思います。
初期からの舞踏会場面はややベタかもしれませんが
単に既存のクラシック曲をもってきました~という安直さがなく
効果音レベルに陥ることなくドラマを盛り上げていて
特に中盤はいいなぁと思います。好みの問題かしら。



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 お師匠さま








《 第30話   お前は光 俺は影  》  つづき




そして堪らなくなって貴方の父上に申し上げました。貴方をくださいと

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ボコボコアンドレをひとり残し、帰路につくオスカルさん。
そこに「送らせてください」とジェローデル。
・・・タイミング悪過ぎですねぇ。あらあら

俯き加減で押し黙る彼女に、滔々と胸の内を語るジェローデル。
背後では風に吹かれるまま、風車が軋んだ音をたてて回っていますが
オスカルさんの心に、何ら響かないまま空回りしている彼の言葉を表しているようで
「監督、あんまりジェロさんをいじめないでください」な気分になります。
なんだか報われなさをダメ押しされてるみたい・・・

この頃のオスカルさんも、ごっつー可哀想に見えるんですよ。
友人フェルゼンとは絶縁し、幼馴染アンドレとは距離を置き
古馴染み部下ジェローデルには、いきなり女として求められ。
これまでいた、ごく普通の他愛もない会話を出来る相手が
公私にわたり、どこにもいなくなってしまっている。
周りは周りで、彼女が望むものとはかけ離れたものを与えようとするばかり。

そこへ更に事件発生 ジャルジェ将軍銃撃さる。
今回は、やたらアクシデント多発ですね。




ありがとう。アンドレ

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動揺しまくりで駆けつけたオスカルさん。大丈夫と判った途端泣き崩れましたが
このハンカチを渡された場面で、アンドレと元の距離感に戻れたように感じました。
個人的には今回唯一、ほろっと気分になれたトコロ

それにしても、彼女は家族への愛情も深い人ですネ。
軍服を拒否した子供の頃を思えば、随分内面も大人になったなぁ。
ジェローデルが気に入らなければ他を探そう、とかピントのずれた事を言う父上だけど
自分を思ってくれている気持ちは伝わるので…やはり大切に思い、愛しています。




明日の舞踏会、ちゃんとオスカルの供をしてくれよ

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けが人相手では真っ向から拒絶も出来ない難しいところ・・・。
声をかけられたアンドレを振り返ります。
お前はどう思っているのだ?とでもいうかのように、ひたりと見据え。

瞬間、感情が露わになりかけるも
・・・かしこまりました」と眼を伏せて返答するアンドレ。
ごく短いですが、この間のふたりの無言のコンタクトが好きです



だんなさまと御約束をした。おまえの供をすると

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複雑な胸中のアンドレさんに
そう簡単に私は嫁にはいかん」と、はっきり告げるオスカルさん。
ふ、と口の端で笑みを吐く、この表情をアンドレにみせたいなぁ。

自分に対する想いはわかっている。
今の自分は、それに応えることなどできないけれど
アンドレの揺れる心の一端を軽くする事は出来る。

このまま生きていくつもりだと告げ、ありのまま
今のアンドレをも受け入れたような変化を感じます。
まずは一歩前進かしら




ラスト。父上がひとり語りをしているような場面。
この丁寧な口調からすると、ジェロさん以外にも誰かいますよね。
ブイエさんが直接様子を告げに来るわけないけど目上っぽい。
誰なんだ~仲人候補だったのは!? <うそうそ。仲人ちゃいます 








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