
インヴェンションとシンフォニア … J・S・バッハ
オススメ=ピアノ演奏:グレン・グールド
《 第22話 首飾りは不吉な輝き 》
■王宮からの帰路「王妃様の事を悪くいう声が増えてきた」~
「やめてくれアンドレ!聞きたくない、そんな話は」
→ インベンション5番(bwv776)
■時代はゆっくりではあるが明らかにその流れを変えはじめた(ナレ)
「遠征軍が帰ってきはじめている」~
「おやすみ、オスカル」とアンドレが声をかけるまでの曲
→ インヴェンション4番(bwv775)
■「女とばれなかっただけでも儲けもんだぜ」
酒場喧嘩の後、帰路に流れるBGM
→ シンフォニア2番(bwv788)
《 第25話 かた恋のメヌエット 》
■夜、部屋でひとりピアノに向かうオスカル
館の外で馬を洗うアンドレが部屋を見上げている場面
→ シンフォニア15番(bwv801)
《 第28話 アンドレ青いレモン 》
■「昼間ラソンヌ先生の所へ行ったんだって?」
ばあやとアンドレの会話の間、聞こえてくるオスカルの演奏
→ インヴェンション3番(bwv774)
■診察~回想シーンから、アンドレが部屋にお茶を届けるまで
オスカルが弾いていた曲
→ シンフォニア6番(bwv799)
《 第30話 お前は光 俺は影 》
■「由緒あるジャルジェ家の娘として出席するように」
舞踏会へ出席するよう、父からオスカルへ言い渡す場面
→ インヴェンション3番(bwv774)
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前にもちょろっと書いた事がありましたけど
オスカルさんが近衛を辞めてからは、ピアノシーンが
ほぼなくなるので、この辺でひとまとめしてみました。
※パレ・ロワイヤルのサロンやBGM少々は省略。
最初にみた時はバイオリンの場面がないのが残念でしたけど
今となってはピアノでよかったと思います。
お陰でオスカルさんの美しい演奏を気軽にずっと聴けるこの幸せ

私自身は弾けませんが、ピアノ講師をしている友人が
「そもそも生徒にこの早さは求めないけど」と笑いながら
「テンポをあげる事は難しくないけど音楽的に美しいかはまた別」
などという話をしていたのを思い出しました。
だからオスカルさま演奏プリ~ズ

グールド演奏物じゃないと意味ないんですよね。同じ曲でも全然違う。
これに限らずですが、アニメ・ベルサイユのばらの選曲って
センス絶妙なものがあると思います。
初期からの舞踏会場面はややベタかもしれませんが
単に既存のクラシック曲をもってきました~という安直さがなく
効果音レベルに陥ることなくドラマを盛り上げていて
特に中盤はいいなぁ


