今週のBS 《 第36話 合言葉は "サヨナラ" 》
冒頭のネッケルさん…ネッケルさん。
なんでそんなに胡散臭いの?とか失礼なこと思ってました。
ちゃんとした人物なのに、なんだか微妙に見えるのは
ドジョウ髭のせいでしょか すみませぬ
「国民議会を解散させ、民衆の暴動に備えるためです」
御礼言上にきたオスカルさんに、アントワネット様
意図せぬうちに最終宣告。
オスカルさんとしては、周辺勢力が議会や民衆を圧しようと動いても
王家がそこまでする事はないはず…と信じて(願って)いたでしょうに。
「悪いが今夜の巡回は、アランに指揮をとるよう言ってくれ」
「わかった。あとの事は任せとけ」
吐血の気配に気付く事なく、頼られた彼氏は、はりきって退室。あ~あ。
アンドレさん素直だから、コロっと誤魔化されちゃいますね
「暴徒たちとの戦闘も覚悟しております」
そして王后陛下の言葉を思い出すオスカルさん。
今までで一番厳しい表情だったんじゃないでしょうか。
オスカルさんも覚悟を決めつつあった…?
(ここしばらくの作画の乱調具合がもったいないトコロ)
原作とは違う味付けですが、こちらのオスカルさんも
足場を外され、じわじわ追い込まれている印象です。
「オスカル、何を隠している」
「俺は片眼だが、お前の事だけは何でも見える。いや見つめていたい」
肖像画を描かせたり、常と違う気配を察してか、静かに問いかけるアンドレさん。
こうまで言われ、もの言いたげに振り返るオスカルさん……でも語れず。
あぁも~~その性格わかってるけど、じれちゃうわ~~~~~
「革命…と言ってほしいね」「革命…?」
予言めいたアランの言葉。
ネッケル氏が罷免され、物語はいよいよ革命前夜へ。
原作もアニメも繰り返し見過ぎているので、革命自体にはもうさほど
惹かれなくなっている自分ですが、ベルナールの↓この台詞は好きでした。
「たとえロベスピエールがどんな男でも、そんな事は問題じゃない。
要は民衆が自分達の為に立ちあがれるかどうかなんだよ」
「何卒、軍隊にパリ市内よりの撤退命令をお出し下さい」
「どうあろうと、王室と国民とが殺し合うような事になってはなりません」
「御自分の国の民に銃を向けてはなりません」
オスカルさんの想いはこの一言に尽きると思います。
政治的思想とか、そういうものはない気もするのです。
(だからアニメでは最期にフランス万歳と言わないのも自然かと)
心にあったのは敬愛する王家であり、王室としての在るべき姿
王室と民衆との在るべき関係が、なぜここまで壊れてしまったのか。
アントワネットが自身を追い詰め、道を外していってるかに映り
オスカルさんはそれを悲しんでいるようにも見えます。
それでも、それぞれの想いをのせて、最後の言葉を
こうして交わせた事自体は良かったと思います。
36話、久しぶりの再会は穏やかな陽射しの中でしたが
最後は風が吹き荒び、夕闇迫る中でのお別れとなりました…。
冒頭のネッケルさん…ネッケルさん。
なんでそんなに胡散臭いの?とか失礼なこと思ってました。
ちゃんとした人物なのに、なんだか微妙に見えるのは
ドジョウ髭のせいでしょか すみませぬ
「国民議会を解散させ、民衆の暴動に備えるためです」
御礼言上にきたオスカルさんに、アントワネット様
意図せぬうちに最終宣告。
オスカルさんとしては、周辺勢力が議会や民衆を圧しようと動いても
王家がそこまでする事はないはず…と信じて(願って)いたでしょうに。
「悪いが今夜の巡回は、アランに指揮をとるよう言ってくれ」
「わかった。あとの事は任せとけ」
吐血の気配に気付く事なく、頼られた彼氏は、はりきって退室。あ~あ。
アンドレさん素直だから、コロっと誤魔化されちゃいますね
「暴徒たちとの戦闘も覚悟しております」
そして王后陛下の言葉を思い出すオスカルさん。
今までで一番厳しい表情だったんじゃないでしょうか。
オスカルさんも覚悟を決めつつあった…?
(ここしばらくの作画の乱調具合がもったいないトコロ)
原作とは違う味付けですが、こちらのオスカルさんも
足場を外され、じわじわ追い込まれている印象です。
「オスカル、何を隠している」
「俺は片眼だが、お前の事だけは何でも見える。いや見つめていたい」
肖像画を描かせたり、常と違う気配を察してか、静かに問いかけるアンドレさん。
こうまで言われ、もの言いたげに振り返るオスカルさん……でも語れず。
あぁも~~その性格わかってるけど、じれちゃうわ~~~~~
「革命…と言ってほしいね」「革命…?」
予言めいたアランの言葉。
ネッケル氏が罷免され、物語はいよいよ革命前夜へ。
原作もアニメも繰り返し見過ぎているので、革命自体にはもうさほど
惹かれなくなっている自分ですが、ベルナールの↓この台詞は好きでした。
「たとえロベスピエールがどんな男でも、そんな事は問題じゃない。
要は民衆が自分達の為に立ちあがれるかどうかなんだよ」
「何卒、軍隊にパリ市内よりの撤退命令をお出し下さい」
「どうあろうと、王室と国民とが殺し合うような事になってはなりません」
「御自分の国の民に銃を向けてはなりません」
オスカルさんの想いはこの一言に尽きると思います。
政治的思想とか、そういうものはない気もするのです。
(だからアニメでは最期にフランス万歳と言わないのも自然かと)
心にあったのは敬愛する王家であり、王室としての在るべき姿
王室と民衆との在るべき関係が、なぜここまで壊れてしまったのか。
アントワネットが自身を追い詰め、道を外していってるかに映り
オスカルさんはそれを悲しんでいるようにも見えます。
それでも、それぞれの想いをのせて、最後の言葉を
こうして交わせた事自体は良かったと思います。
36話、久しぶりの再会は穏やかな陽射しの中でしたが
最後は風が吹き荒び、夕闇迫る中でのお別れとなりました…。