ぽそぽそと、お絵描きリハビリしてました。
昨年、物置から20年以上前の色鉛筆&パステルを発掘したのですが
腐っておらず、ちゃんと全部使えました。<もったいない神様降臨
意外と丈夫。カビたり酸化したり、しないものなんですね~。

まねっこ絵で、塗り塗り楽しんでいるだけですが
アンドレさんの髪型がやっぱりよくわからない…と言っていたら
BD特典に資料が付いている、と教えて貰いました。

なるほろ~~あるある<存在忘れておりました
制作初段階で基本設定されたものと、その後
外注用資料として作られたのかな?という感じの
実際の原画を使った資料とになっていたんですネ。

一番初めにつくられた設定では、衛兵隊での軍服は
原作に近いデザインだったんですか オスカルさん。
サッシュベルトで、上着の裾にも飾り模様あり。
実際にはその後、すっかり簡略化されちゃってて残念。

成人後のデザイン絵をみると、原作8-9巻(物語末期)
参考にしているように感じます。…当然か。
特にサンジェストの初期(#23ゲスト)設定なんかは
池田キャラの雰囲気が、とてもよく出ているかと。
たぶん描かれているのは姫野さんだと思うのですが
本当に絵の上手い人だったんですね

この資料集を見ていると、制作開始前に作られた初期設定は
荒木さんが前面にでていて、その後、姫野さんに移行しているような
印象を受けます。<絵柄から。勝手な推測デス。

これら設定中、私的に一番意外だったのはフェルゼンさんでした。
初期段階のフェルゼン氏、すごく荒木さん臭を感じるのですが(笑)
このキャラデザインだけ眺めると、美形キャラにみえますよ? おおお
本編では一度もそんな風に思った事ありませんでしたのに~。


アニメの放送では、じっくり週一で話が進んでいくので
全然違和感はありませんでしたが、前半後半で
絵柄が変化する件に関しては、設定表で一度に並べて眺めると
まったく違う作品のキャラに見えるかもかもかも・・・です
登場人物が成長していく物語だったから通用したのかも。

前半絵は、軒並み(たとえおっさんであっても)可愛い系。
逆に後半は主役から端役に至るまで準劇画系。という感じかしら。
市民諸君が劇的変化を見せていますねぇ。
前半の群衆は、世界名作劇場的。
後半は群衆も議員諸君も、生活に疲れたお化け屋敷的な…もごもご。<失礼

最終話のアントワネット衣装に関しての資料は、かなりラフに描かれていて
「原作にありますよろしく」とメモ書きがあるのですが
制作の進行がかなり押して、切羽詰まっている気配が伺えます。お気の毒さま・・・


資料に添えられているコメント(指示)も、ちょっと楽しかったです

ポリニャク夫人=やさしそうな顔をしているが、かなりのワル!
うん。うん。うん(笑)

オスカル=男装していても女性です。強調しない胸とウエストなどは必要
おお~たしかに。
すべった作画では、おっとこまえ なオスカルさんもいましたからねぇ。

アラン=もう少し アゴがっちり
これは設定ではなく、デッサンに書かれたままのダメ出しメモでしたが
よく見ると、この注意前の(描き直す前の)線が残って見えますデス。
アランさんてば残念ちゃん~。
最初はもっとスマートな、すっきり君だったのね。
眼つきは鋭いし、当初のままなら、わりと美形路線だったかも?
エラと顎のラインを変えられただけで、すっかりお弁当箱君に変身あちゃー


使用されていた作画の大半は、中盤の姫野さん荒木さんカットでしょうか?
数は少ないけれど、一番安定していたシリーズ中期の線画が
今もこうして見られるのは嬉しいです   もっともっとみたいなん ♪



40wa-2
40話まねっこ  飲み助さん