エピソード8掲載号の、ベルばら中表紙の王妃さま。
ドレスの色がブルーグレイでしたが、この薄い灰色の入った水色
この色が好みだったのだと、なにかで読んだ事がありました。

全部は見た事がありませんけど、彼女の肖像画としては
白系 ~ ブルーグレイ(シルバーグレイ?)~ 赤 が目につきませんか?
池田先生はどの肖像を参考にしたのかな~と想像しながら
いろいろ見比べるのもまた一興 


ところで、ロココ時代の肖像画を見ていたら
胸元のあいていない、首まで覆われているドレスが
ぽつぽつあるのです。
という事は、オスカルさまタイプの
鎖骨の見えないドレスも、ないこともないという感じ?
もっとも華やかな夜会用という雰囲気ではなかったのですが。

161024m
 ここを開けたら胸がみえてしまうではないか
 みえるだけの胸・・・あったよな?

                   
        






本編を読みなおしていて思ったのですが
エピソード8(前編)最後の場面で、希望していたブレゲは
もしかして父上が手に入れたペルペチュアルに繋がるのでしょうか。


平穏でさえあればジェルジェ家の家宝のひとつとなったかもしれない時計
けれども動乱の時代となり、受け継ぐべき人は失われてしまった。
ゆくゆくはオスカルさまが手にするはずだった(かもしれない)ブレゲが
最期の時を迎えようとする王妃の手に渡るというのも
どこか因縁めいている気がしまして。
※それなら後編にもオスカルさま登場するかも・・・と思ったのは秘密

そしてそれが冒頭のロザリーの台詞「ブレゲの時計でございます」に
結び付いていくのかも…と想像です。

この時すでにジャルジェ夫人は亡き人となっていた頃でしょうから
将軍の元に、この時計が戻る事で、幸せだった頃の思い出が
手元に戻ってくるような………それはそれで、ちょっと淋しいかしら。
父上さんは追憶に浸るようなタイプでもなさそうですもんね