第141回アニメスタイルイベント
「アニメ様のアニメ語りvol.1」みました。

2018年2月4日                
会場 阿佐ヶ谷ロフトA             
出演 小黒祐一郎(アニメスタイル編集長)
サムシング吉松(アニメーター&マンガ家)



こちら4日に開催されたイベントの、第一部トークテーマが
"ベルサイユのばら  "ということで、東京在住なら
絶対行っていましたけど、地方在住者には難しかったので
ニコニコ動画で拝見しました。
このためだけに登録してチャンネル購入ですのん。

イベント冒頭「コアなベルばらファンっていますか?」
観客に向かって問われていましたが、その場にいたら
喜んで挙手していましたですよ~ <違

小黒編集長はベルばら関連のインタビューに
多数関わっていた方だからこその、今回のトークであり
会場ではお二人並ばれていましたけど、ほぼ編集長の
独壇場トークでありました…相方さんは相槌要員?(笑)

こちら見て、一言でいうなら「面白かった」です。
更に、もっと言ったってーな!という気分です。
この倍時間お話ししてくれてもいいのにな~~~ん。

内容については、昔の専門誌やDVD付の関係者インタビュー等
既に見ている人には周知の内容もありましたけれど、あらためて
ベルばらファン以外の今時のアニメファン諸氏に、"正確な"情報を
紹介してくれてありがとうございます!というトコロでありました。

わかる方はよくご存じでしょうけれど、ベルばらアニメの場合
作品の絵面が、放送序盤と終盤とで激変していることで
監督のみならず、作画スタッフも大幅に変更があったと
思ってる人がいるんですよネ。

具体的には、アニメ版"エースをねらえ!"を描いた
杉野さんという人が、ベルばらアニメの後半を担当したという説。
今回これについても言及されていて、作画担当については
「違うよ」とはっきり否定されていましたデス。

ここでベルばらアニメのLD画像を舞台背景に映し出し
「アントワネットとお蝶夫人は違うわけですよ」
(ほら)宗方でしょ」
と説明されたのには笑いました。
すごいぴったんこな例え(笑)
LD-BOXのイラストを見てもお蝶夫人にしか見えなくなりましたよ~。

そもそも、このジャケットイラストをなぜか杉野さんに依頼して
商品化したのが混乱に拍車をかけたんですよね~紛らわしいたらたら。


LD
※編集長が、この説明の為に購入したLDは、結局イベント終了2日後に届いたそーです

このあたり当時のスタッフ等については、大方のベルばらアニメファンにとっては
たぶんそこまで気にしていない事かな?とは思うのです。
このスタッフが作ったから見た、というわけではないので。

けど一般アニメファン(マニア)さんには、こうしたデータに拘る人もいるので
今時のそういう方々にも伝わる場で、こうして正確な事を語ってもらえたのは
個人的には大歓迎でした

実際に当時制作を担当したのは荒木さんや姫野さん方々であり
同業者がビビるほどハードで、骨身を削って必死になって作り上げた作品が
違う人の仕事です~とすり替えられたら、それは可哀そうであんまりですもの。



つづく