愛しい人の奏でるヴァイオリンを評する幼馴染くん。
そうそうアンドレさん、あなた、いいとこ突いてますね。

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モーツァルトの何を弾いていたのかはわかりませんが
力強さや華やかさとは真逆の、繊細な曲調であったかな?と想像。

アンドレさんは当然気づいていませんが、この時のオスカルさんは
「今夜ひと晩をおまえと」の告白直前。

彼女自身の内面の微妙さが、その奏でる曲調によって
表されているように見えました。

そーよそーよアンドレたん、君のせいでオスカルさんは
躊躇い入り乙女成分が滲み出てる状態なんですのよ。
こんな時にダイナミックな曲なんて弾けるはずがありませんのよ~





そしてこの後、告られたアンドレさん、思わず跪いて彼女の手を取ります。
この形、敬意を込めた最上級の愛情表現。
今でも外人さんのプロポーズに見える求愛の形でもありますよね。
これがさらりと自然に出てくるとは、なかなかよき男ですのん
と私の中でアンドレさんの株価上昇したのも束の間、あっさり狼男が出現。

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オオカミがきたぞぉ~!
オオカミさんがきちゃったぞぉ~~!


…食べる気満々に見えます。 アンドレさん。
おまけに羊さんのなんと可愛ゆいコトか!

この後の一連の場面も、とっても綺麗ですよね。
ちゃんと少女漫画の枠内に上品に収まっている感じ。
この絵柄と描き方と、両方揃ってはじめてそう思えるのかも。
&足を描いていないのも、生々しさがない理由かもかも。


ということで
7月12日の夜は幸せに過ぎてゆくのでありました
あぁぁ。
さんがにち初日はこんなに幸せなのにな~ん。