お出掛けmemo  2019年12月8日


  アール・デコの造本芸術 - 高級挿絵本の世界 - 
  日比谷図書文化館 特別展 鹿島茂コレクション


19世紀の高級挿絵本。
フランスでは書籍を購入者が独自に装丁する文化があり
これら多く予約・限定本は、本がバラしやすい仮綴じや
未綴状態で販売されていたのだそう。

という事で挿絵本が、当時の未綴じ状態のまま広げられ
紹介されているという、単なる挿絵画の展示だけではない
珍しい内容の特別展でした。


会場へ入った左側に、基礎知識が紹介されているコーナー。
右を見ると、たっぷりと広がる高級挿絵本の世界。

この会場内で鹿島先生が解説されている様子が
ALL REVIEWS公式チャンネルにUPされています。
館内は撮影NGだったので、こうして様子が伺えるのは
いいですね。ずっと残してくれると嬉しいな

ALL REVIEWS公式チャンネル【本人解説】


会場スペースは広からず狭からずというところ。
しかし、内容の充実度からすると
これを300円で拝見できちゃったのはすごいかも
公共での催しなのに、趣味いいところ狙ってますねぇ。
地方では、なかなかこうはいきませんよ

アールデコ四天王と称し
ジョルジュ・バルビエ
シャルル・マルタン
ジョルジュ・ルパップ
アンドレ=エドゥアール・マルティ
らの作品を展示。

こちら挿絵画といってもお子様専用ではないので
中には色っぽい作品もあったりしました。
お耽美なバルビエ作品…。
私的には魔夜峰央イラストの艶っぽさを連想

ファッションプレートは見ていて無条件に楽しい
VOGUEの表紙絵もありました。
それにしても鹿島茂コレクション。
フランス絵本の会は見に行けませんでしたが
こうして眺めるとホント、ハズレがありませんねー。

時間が押していたので、駆け足でグッズ販売を
チェックしたものの、すでに売り切れ続出。
それとも補充が間に合わなかったのかしら?
記念に絵はがき二枚だけ購入し帰宅です。
またどこかで会えるといいな~

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この日のランチ

練馬駅近く。
南インド料理のお店 《 ケララバワン 》
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食べたのはマサラ ドーサ。
ふわパリのクレープ皮を筒状にまるめ(30cm位)
中にはポテサラぽい味付ジャガイモ。
皮を崩し、小鉢からそれぞれをかけ混ぜながら実食。
うまうまう~ま
おいしいけど知識がないので、小鉢それぞれが
何というものか分からにゃい なんでしょネ

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こちらに連れてきてくれたカレー大臣さま注文のお品。
おいしそう~~~
同じく自分で混ぜ混ぜしながら食べる式。
ごはんはインド米で、ひとくち味見にもらったら
もちもち感はまったくない、軽くパフパフした食感。
これで甘かったらお菓子ぽいけど、甘味はなし。
カレーには合ってる。
次、行ける機会があったらこれ食べたいな~