コッポラ監督の映画マリー・アントワネットにも
参加されていた、日本人の衣装デザイナーさんのブログ。
ファッションの歴史について、こなれた文章が面白く
このところ楽しく読んでいました

japan

https://aoki7.com/
ファッション史専門学校…とあるけど
そこのところはちょと分からず。
ブログ末尾の広告には興味ないもので…


こちら、ありがちな畏まった教科書的な説明でなく
読み物として軽やかな雰囲気。
画像と説明が端的に並べられていて
感覚的にわかりやすいから
素人が興味本位で読んでいても楽しかったのかもかも

ロココ・近世のドレスに関しても
タックではなくギャザーで寄せてるとか
糸が絡まらないよう蝋が塗ってあるとか
目からウロコがほろほろでした。

個人的に一番うれしかったのは
中世のパンツについて解説があったことかな

男性のおパンツについて。
宗教画やら古~い絵画には描かれているのに
それについて言及されてる事ってろくになかったから。
(私がみつけていないだけかもしれませんが)
やっとはっきり言ってくれてる本職さんがいた~
女性用のはあるけど、男性用下着についての解説って
なかなかなくて。。。これで自分的にも一段落気分。

ぴっちぴちの中世タイツ姿の時代から、おパンツさんは
ちゃんと存在して履かれていましたのよぅ。
だからオスカルさんもちゃんとパンツ履けます!
男装でも女装でも履ける種類ありという事で   たぶん
よかったよかった <行きつく先はいつもココ


こちらのデザイナーさん、海外での仕事が長いらしく。
時代設定しっかり&ディテール細かいという点で
「赤毛のアン・ハイジ・ベルばらは、今でも向こうのデザイナーに
人気がある」というコメントもありました。嬉し~