昨年は誰もがしんどい年だったと思いますが
これ以外でわたくし、長く痛手を引きずったのが
PCさまぽっくり事件でございました。

死神

使い始め数年で、まさかのクラッシュ!?
自分で初期化すらできない重症さで
メーカーのサポートセンターで相談するものの結局
専門業者による「データ復旧」を試してみる事に。

お世話になったのはメーカーサポートから紹介された所。
まず現物(壊れたPC)を指定場所へ送り、診断。
故障具合と、どのくらい内部データが取り出せるか?可能性を調査。

故障具合は軽症・中症・重症の三段階にレベル分けで判定。
今回うちのPCは、重症だけど内部データは85%くらい
取り出せる可能性あり、という診断。

故障具合が重症…と聞いた段階で「復旧しない」即決でした。
めちゃ高だったので。料金が死にゅ
最初の診断申し込み段階で、料金や段取りの説明を受けていたので
軽症なら「やる」中程度なら「やりたいけど迷う」
重症なら「お財布的に無理」と、はじめから決めてありました。

作業依頼しない場合は、着払いでPCが返ってくる形。
この業者さんは診断(見積)作業は無料。

やらないと即決。
したくせに・・・未練だったんですよね~~。
思い出が消えること。手をかけた時間が無に還る事に。
ぐずぐずぐず。。。
数日くすぶった末に、やっぱり「お願いします!」と
清水の舞台から飛び降りる気合で、作業依頼に踏み切りました。
そうそう。そうなんです~お財布さんが後日死にまちた。。。

委託した以降は、あとは待つ身。
コロナ禍の影響はあったのか?どうなのか?
うろ覚えですが2週間くらいだったかな?
「完了しました」結果報告メールが届き、取り出せた内容も
添付されてきたので、それをざっくり確認後お支払い。
今回うちの場合、復旧できたデータ量が多かったので
外付HDに納まった状態で、帰ってきました。

戻ってきたデータ。
確かに85%くらい?と思われるボリューム。
ただここに盲点が。
一般庶民としては"自分が作った"ファイル・画像・メール等を
戻ってきてほしいデータとして、漠然と意識していましたが
戻ってきた85%の中には、元々備わっていたPCを動かすための
システムファイルも含まれているのです。
…うん。まあそういう事ですね。

で、更に「そうなの!?」と開けて分かったのが
表面上問題なくみえても、内部で一部破損状態のデータもあること。
例えばアイコンでは問題なく表示されても、クリックしても
「破損しています」表示が出て開けなかったり
すんなり開けてもこうだったり。
こわれもの
アイコンでは綺麗なのに、開くと壊れているこの悲しさ
なので1つ1つ安否確認しないと、どのデータが本当に無事なのか
わからないんですよーう。
アイコンに不具合があっても、本体は大丈夫という逆パターンもあり。
結局、システムデータは元々いらないから放置し
特に大事と思っていたデータだけ確認保管して、他は保留中でした。
これからも、ちょっとずつ片付けていく予定です…。

今回高い授業料になりましたが『復旧』を経験したのは勉強になりました。
今後はバックアップ万全にするデス!

「高い高い」と連呼しましたが、料金設定は妥当だとも思ってます
復旧作業=手術料なんですね。
人間でも、短時間で終わる簡単な手術から数時間に及ぶ大手術もあり
緻密な作業と技術を要求する重症患者だったから、今回うちは高かっただけ。
逆に安すぎる料金設定の会社は、ちょっと技術を怪しんでしまうかも。
高ければ安心というわけではないけれど、一定レベルの施設
クリンルームなど設備も整っていないと、重症物件は扱えないと思うので。

PCだけでなく、スマホやUSBなど、復旧サービスは多種多様ですが
人様にお勧めするのは難しいサービスですね。
取り扱う会社の技術力と信頼度を見極めるのが、そもそも難しいし
お支払いする料金に対するリターン、復旧データへの満足度は
人によってかなりの差が出そうな気がします。
私は今回やってよかったけど、次はたぶんやらないで諦めると思う


という事で、PCデータ吹っ飛び事件でボロボロだった
昨年の傷が癒えたかに思えた頃、であったのに
昨夜、ここに上げたはずの記事がひとつ、ふっとびました。

・・・ふとんがふっとんだ

なんて口がすべるくらいショ~~~ック
またぽちぽち打つしかないのネ…