昨年のことですが。
紀伊國屋さんに注文した本が、ひと月後
すっかり忘れていたころ到着しました。
在庫がなかったようで、海を渡って御到着 


BIBLIOTHEQUE DE L'IMAGE

タイトル通り、18世紀半ばから100年程くらいの
パリの風景が描かれた水彩画集。
日本の書籍類でも見た事ある絵が、ぽつぽつある印象。例えばこれ。バスティーユとか。

大きめサイズで見ることが出来たので私的にはほくほく



逆に、買って大失敗
と思ってしまったのがこちら。
「ラ・モット伯爵夫人の回想録」


1788年ジャンヌが書いたとされる回想録で、中身は仏語。
web翻訳に助けてもらうつもりで買ったけど…失敗しました。
18世紀に発売された本を "そのまま何も手を加えず"画像的に写し取って印刷した本だったので。
現代仏語に直されてなし!

印字がかすれて読めない単語もそのままっ

だから頁数のわりに安かったのネ~~~!? 




昨年フランスで電子公開されている回想録を見てましたが
そのまーんまの紙面でした。<文字部分のみ

このとき↑なかなかまともに読み下せなくて
四苦八苦した理由がこれで判りました。
元々の字がかすれてたら、テキスト化も無理ですよぅ

ちなみに両書共、表紙に小さくBnFと印字されているのは
フランス国立図書館から出版されてるらしいです。
保存史料をこうして大勢が触れられるように世に出すんですね。

ジャンヌの回想録、日本では出版されていないけど
洋書なら他にもちらほらあるようです…が、今回のように
詳しい内容がわからないと手が出せませんですネ。
現代文で記してあるなら読める可能性あるんだけどなぁ…
<可能性だけ
