お出掛けmemo
2022年5月29日


日比谷図書館でまたまた鹿島先生コレクション展。
ANA機内誌に12年間連載された『 稀書探訪』そこでご紹介されていた稀少古書を一挙展示の贅沢。

撮り方下手で麗しさを再現できないのがくやち~



ラ・フォンテーヌの寓話(ドレ画)
入場してすぐの小さめスペース
グランヴィルの擬人化動物画もずらりと並べられ
こちらは撮影可能スペースだったのでポチポチ激写!
…のつもりがカード抜けてて保存できない大失態

だから本体にちょっとしか撮れなかったにょ。無念~~~


会場では、有名なコゼット挿絵(エミール・バヤール画)の本が
さりげに置かれていてびっくり。
散歩中、突然有名人に遭遇したような気分 

傘をさし歩く紳士の絵で、これはタブロー・ド・パリ?と気づく楽しさ。
絵だけなら和書や資料で見えるけど、こうして実際に挿絵として
採用されていた本そのもの、実物を見る事が出来るのって貴重



サイズ感は本物を見てはじめて実感できること。
大きかったり小さかったり、自分のイメージと違っていたりするのよネ。
児童書はけっこうな大判だったのが意外。
今回の展示の一番の御目当ては、18-19世紀の風景描写で
それはもちろん良かったけれど、思いがけず一推しとなったのは
ド・モンヴェルの挿絵本「ジャンヌ・ダルク」でした。
会場では、物語の進行順に続けて並んであったのもよかったデス。
淡いトーン・柔らかさの中に動きの激しさもあり
全体が洗練され調和がとれていて、見とれてしまう美しさ。
絵本なのだけど芸術品…という感じ

帰宅後、も一回みたいなーと探してみたら
青山学院も貴重な特装版を所有されているようで
紹介映像がありました。
こうして紹介してみせて貰えて感謝 

ちょっと色が違う印象…なのは仕方なし。うーん
これはやはり実物がいいのよネ。直に見るのが一番いいのよネ。
あたりまえかぁ。。。

急ぎ足だったこの日、時間が読めないトコロ、連れてきてくれた
Tちゃんには感謝です
見る事できてよかったな~


本日のお昼ごはん
池袋『こせり』で、あいがけのトリコロール。
オレンジ色はキーマ、緑の方にはチキンがごろんと潜み中。
甘口というわけではないのに全然辛くない不思議。
けど食べ続けてたら、鼻からお水が…あららら?



スパイスが効いているということかしら。
同席Tちゃんの評=素朴・素直な味。
なるほどそうかも~変に凝ったりしてない美味しさでした

