ジャンヌ執筆の回想録本が公開されていました。
わ~い
こんな簡単に見られるなんて~




といっても読めません。仏語わかんない…
Oh my god

フランス国立図書館の 電子図書館Gallica


『 Mémoires justificatifs de la comtesse 』
電子図書館は、画像として表示された頁単位で
テキストが表示されるのが良いところ。
がしかし。
それを利用してのフランス語→日本語訳は微妙微妙。。。

血筋の事をいってるな。宮廷での出来事を言ってるな。
という程度のニュアンスはわかりますが、文章としての流れ
こまかい理解はなんとも難しい

言語が古いから?それとも画像からのテキスト化が甘いのかしら?
私のやり方がマズいのかもしれませんが(web翻訳利用デース)
これとは別にgoogle bookにも同著が在るものの
こちらの方の翻訳も、そう大差ない感じでした。
英訳した方がいいかも、というアドバイスをもらったので
仏語→英語→和訳したら、仏語→和訳よりもまともになりほくほく♪

私が女王に枢機卿の名前を出したのは初めてでしたが、女王陛下が
枢機卿との距離をどの程度まで縮めているのかがよくわかりました。
彼女はしばらく黙ったまま、深く考えているようで
目を覚ましたときのような口調で私に言った。

女王は決して彼の名前を発音せず、彼と少しでも関係のあることは
口にしないので、私の指導はすべて無駄になってしまい
一言も口を挟むことができませんでした。
そしてついに、私の役割を果たすべき事態が発生したのです。

枢機卿が反抗的に見えた瞬間から、彼は自信を持ち
私は彼の行動を啓蒙する決断をしたのです。
彼は託した手紙をすぐに私に伝えることはしませんでしたが
私は女王の代理として彼に渡す手紙をすべて見なければ、
その往復を不完全にしか認識できないと考えました。したがって
私の手で往復するすべての手紙を双方から写すという計画を立てました。

他のものはほとんど、あるいはまったく意味を持たず
受け取る前に焼かれてしまったからです。
枢機卿が時々読み返したがる王妃のものは、金庫ではなく個室に預けられ
私はそれを調べて書く方法を考えなければなりませんでした。

役割を果たすにふさわしいのは、彼女デモワール・オリバであり
もし彼女が反対しなければ、彼はその選択をするように仕向けるだろう、と。
そこで同じ日の夕方、約束通り、私は夫と一緒にこの少女の家に行き
彼女が従うべき行動をいくつか指示し、400ポンドの札を彼女に託しました。
翌日、伯爵は彼女をヴェルサイユに連れて行きました。
朝は私が先導し、彼らは夜の初めに到着しました。
しかし私は女王の連絡が間に合わず、翌日の時刻を真夜中半に定めたことを警告しました
この辺が一番まともに訳せてるかな?と思えた部分。
この回想録では王妃と枢機卿が互いに交換した手紙の内容が
書かれていました。ジャンヌが写し取ったという
往復書簡。

読んでたら危うく「そーだったんかー」みたいな気分になりかけましたヨ。
コレ、当時の一般庶民がなった感覚かも~~~
あぶないあぶない

あくまでもこの回想録はジャンヌにとっての真実。
彼女が信じて欲しがった内容。
事実がどうであったかは、もうずっと謎になるんじゃないかな。
私的には現在一般に知られているものは、どこまでも”通説”と思ってます。
