国立公文書館には、ルイ16世がチュイルリー宮にいるとき
書いていた日記などもあり(フランス語読めませんが
筆跡をみては生真面目そう…と思ったりしていましたが
他に王妃のドレス用布見本をまとめた台帳などもありました。

1782pin

 緑色の羊皮紙で綴じた台帳には、赤、青、緑のシーリングワックスの点
または糊で固定した布のサンプル78枚と、サンプルに関する手書きのメモ
見出し、コメントなどが入っている。
この文書は、マリー・アントワネットの侍女であったオッサン伯爵夫人
ジュヌヴィエーヴ・ド・グラモンが所有していたものである。
これは1794年に革命当局によって他のドスン夫人の書類とともに押収され
国立公文書館に保管された。
~略~
1774年以降、王妃の家計は大幅に増加したため、ドスン夫人は、
有名なマドモアゼル・ベルタンなどの服飾商に支払うべき金額を
正確に計算するなど、厳格な管理を任されていた。

pin

ただこれは、王妃がピンを指して選んだという逸話ある台帳ではなく
たくさんあるドレスを管理するために使われていたもののよう。
中は肝心の生地が剥がれ落ちている部分も多いのが残念ですが
この色や模様を使ったドレスを持っていたのか…と想像するのが
私的にはちょと楽しかったりして。。。ふふふ