お出掛けmemo
2022年9月18日



ベルサイユのばら展 - ベルばらは永遠に -
これから訪問する方には以下ネタバレとなります 








漫画の次は宝塚のコーナー
歴代ポスターの展示。こういうの好き


TVで数作品見ただけ族なので詳しくないけど
最後のポスターだけ見覚えあり



展示会場全体が美術品保存モードで照明抑えめ。
なのでキラキラ感ではなく 、しっとり雰囲気な空間。
展示ケース中の台本や小道具も撮影可能だったけど
暗い照明の中、御人形を撮影する事に躊躇するわたくし…
なんか怖いもの写りそで…とかなんとか…
もごもご

次はアニメコーナー。
壁面には監督二人体制だった事の解説と出崎監督のインタビュー。
※インタビューはDirector’s Magazine からのもの
展示ケースには、読めるよう開かれて置かれた台本

それが、ほたる直前場面で
うふふふ


“ここから歌~~”と台詞と共に説明が書かれていたので
帰宅後、確認したら歌ではなくBGMが入ってました。
ほたる場面に歌?何を入れるつもりだったのかな?
展示品は、複数の台本が束になって保存されてる状態だったので
これを元に台本集とか商品化してくれないかな?とマジ思いました。
書籍化は難しいから画像形式にして、データROMみたいのでいいの。
今からアニメを文字起こししたものを読みたいのではなく。
制作中と編集後の違い、当時の台本がどう書かれていたか見たいの~

台本隣の展示ケース内には
『原画・セル画・ハーモニー・セル画』の四点セット。
セル画は主線が経年により、黒からセピアへ一部退色している状態。
セルは保存が難しい…今回実物のセル画がこれだけなのは、そのせいかしら?
反対側の壁一面には設定画が、天井から足元まで一面びっちり!
設定画が印刷された壁紙状態。わ~~
これはこれで圧巻だけど、個人的には実物をみたかったデス。
痛むから?それとも今後の巡回のことまで考えた結果がこの形かな?
この辺、なんとなく誤魔化された感がありますのよ~~
だって天井付近なんて頑張っても細部は全然見えないもん!!

主要な設定画は、既に映像特典になったり書籍に載っていたりするので

壁紙状態のこれは(私にとっては)魅力半減でした。
せめて、ちゃんと全部が平らに眺められる状態で見たかった。
設定画そのものも良いけれど、当時、製作中に書き込まれた
細かいメモ書きが面白いんですよね。
首飾り事件用のロアン司教の設定画には
“10話のは使用しないで”という注意が添えてあったりして。
かわいい初期とシリアスな中盤以降では絵のタイプが違うものね。
こういう事が伝わってくるのがいいんですよう。
アランのあごがっちりメモは、今回見えなかった。
通常は表に出てこない制作の裏側が伝わってくるのがおいしい部分。
なのに見えない~~遥か頭上では細かい所が見えないの~~~。

か~~~っ気分でした。超悔しい

もしかしたら40周年展の方がアニメは充実してたかも?
アニメの後にあったのはコラボ関連や過去グッズ。
ベルばら仕様のジェニーちゃんは池田先生の私物ですね。
どん兵衛のカップ、あれは中身からっぽなんだろうナ。

懸賞幕があったのは驚き。
当時一生懸命TV画面をチェックしてましたよ

大きなオスカルさま。これなら土俵で目立ちますネ 

最後にちょこっと実写版映画コーナー…というか
コーナーですらなかったかな。
小さい展示ケースに映画のBDがひとつ置かれていました。
そこに解説がついていただけ。
思わず「これだけ?
」て言っちゃった 


この実写版、ファン評価が低いのはわかるけど
もちょっとプラスαあってもよかったのでは……。
版権の関係とか難しかったのかしら?
出口近くに制作中の新作アニメの設定紹介。
背景4点と王妃&オスカルさん2点ずつ。

50周年アニバーサリーブックに一部載っていましたね。
展示室をでたところに池田先生からの御挨拶が
スポットライトに浮かんでいました。

先生ありがとうございます。
心を豊かにしてくれる作品と出逢えて感謝しています。