サントリーホールでオルガンZANMAI!
オルガン × ベルサイユのばら
2023年8月11日 オルガン:原田真侑 朗読:七海ひろきサントリーホールにて観覧した感想です
ベルばらアニメ版準拠ならびに直前(前日かな?)に
演奏曲目が案内されていたので流れはつかめていました。
ネタバレに配慮しておりませんので、配信をご覧になる方は
こちらは見ない方が幸せと思います(スミマセン)
一応ネタバレ予防にスペースを開けます















開幕
アバンタイトルが聴こえた途端、一瞬笑いそうになったものの
ホールいっぱいに広がるオルガンの迫力に発作も引っ込み。
音がゴージャ~~ス

正面二階、パイプオルガンの傍で
「時は十八世紀…」と朗読を始める七海さん。
ひとりで4役をこなすので、どこにも染まらない白。
全身真っ白衣装が素敵

ベルばらアニメ第一話冒頭。
雨の夜、オスカルさん誕生場面からスタート。
ほんとにアニメ版どおりの流れで進めるのね…と感心 



演奏:OP薔薇は美しく散る
パイプオルガンで聴くと迫力~~。
曲の間に七海さんは一階ステージへ移動。
場面設定は近衛以前。
アンドレを相手に(もしくはその傍らで?)オスカル剣の練習場面。
七海さん、剣捌きのジェスチャー。カッコイイ

アンドレ&オスカル幼馴染み関係を説明。
「二人で湖に落ちて…」というのはアニメ本編では
第一話の会話に登場するだけのエピソードだけど
この朗読では、後への伏線としても選ばれた感じ。
アントワネット結婚-仮面舞踏会-フェルゼンとの出会い。
七海さん台詞でアントワネットも演じ。いい感じ~
ぉぉ多才v

オスカルさんの秘めた恋心説明はあったもののドレス場面はなし。
首飾り事件やジェロさんの横恋慕、ロザリー関連も一切登場せず。
時間的にも入りきらないだろうから当然かしら。
前半の朗読は、アニメ版の進行をなぞりつつ
所々台詞を持ってきてるな~という印象。
後半はナレとか、かなりアニメまんまでびっくり



帰宅後、あちこち確認してみたけれど
20話冒頭の朝靄逢瀬とか、フェルゼンさんセリフ長かったのね。
七海さんが語ると趣が違ってなんだか詩的。
続いて黒い騎士の件。傷を負うアンドレ 

「俺にはまだ右目がある~略~実際にはまだ何も失っちゃいないよ」と
第27話・凹むオスカルさんに語り掛けるアンドレのセリフ。
七海さんこのコンサートでは4役やっているけれど、ここ聴いてて
アンドレが一番いいかも
と思いましたデス←私の好み

曲:麗しき人よ!一曲まるまるどーん

場面は近衛隊から衛兵隊へ転属。
曲:吟遊詩人の手風琴
一曲聴き終えてから、あ!今の…と気づきましたデス。
半分ほど曲と朗読が重なっていたんですよね。
楽器と人の声一緒だと、どうしても声(話の内容)の方に
注意が引っ張られちゃって悩ましい

期待のラモー曲は『優しい訴え』のみでした。
うん。シャルロット話はカットされてたからなー・・・
しょぼぼん

場面は王妃に「軍をお引きください」とオスカルさんが語る第36話ラスト。
アニメでは違う曲が流れるけど、このラモー曲をここへもってきたのは
曲名からかしら?それとも雰囲気から?
この後『私はとらわれびと』が流れましたが、こちらの選曲意図も謎 

血を吐くオスカルさん&ラソンヌ先生場面。
そして物語はよもやの!まさかの!ホタル場面へ!?
きゃ~~
詳細はひとまず略


曲は『優しさの贈り物』
やっぱりいいわ~~好き~~~





アンドレ没後のオスカルさんモノローグには泣かされました。
正確には我慢して涙は堰き止めました。その分鼻から流出事故発生 

七海さんの真剣勝負な演技。
もちろん田島さんとは全然違うオスカルさんの語りになっていますが
台詞がまんまなので思い出させるんですよぉ~



曲はED『愛の光と影』
バスティーユ攻撃。
「戦闘が開始された」で入った曲が『革命』だったと思いますが
短かったです。くすん。これ残念~~。
オスカルさん銃撃-絶命。
二人の墓がアラスの小高い丘に立っている…で本編完結。
曲:情熱の紅いばら
これで終幕か…と思っていたら朗読再び。
オスカル&アンドレの対話。
湖で溺れそうになった話。←ここへつなぐために
最初に湖エピソードを持ってきたのかな?と推測です。
この後、もう一幕ありましたが長くなったので、また改めて。
ひとまずはナマで見てきた感想を記しました。
この後、配信を見る予定ですが、そうすると気持ちが上書きされる部分
あるでしょうから、まずは取り急ぎこれだけ。
● ●● 演奏曲目 ●● ●
アバンタイトル
薔薇は美しく散るボッケリーニ:弦楽五重奏曲ホ長調作品11-5より第3楽章「メヌエット」
移りゆく時代
オスカル~薔薇のさだめ~
情熱の紅いばら
J. s. バッハ:管弦楽組曲第4番二長調BWV1069より第4曲「メヌエット」
J. s. バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番ハ長調BWV 846より前奏曲
愛ゆえの哀しみ
星になるふたり
オスカル~切ない悲しみ~
麗しき人よ!
切なく想いを秘めて
吟遊詩人の手風琴
ラモー:優しい訴え
私はとらわれびと
結ばれた友情
優しさの贈り物
愛の光と影
バルバートル:ラ・マルセイエーズ
革命
情熱の紅いばら
薔薇は美しく散る
