今頃ですが
映画『君たちはどう生きるか』みてきました。
(以下ネタバレ混じりです)


  
       



 





    




             





       




   


   





   

  
kimitachi011a
ひみたん 可愛い
でもジャム付けすぎは、将来ぷよぷよになっちゃうぞ~。

というのは置いといて。
見終えた直後の第一感想はといえば
 ↓
ちゃんと面白いじゃん!デス。

ネタバレを拾わないよう気をつけていたけれど
ちらほら聞こえたのは両極端な評価があるという事。
作品が変だったら悲し…と勝手に弱気になっていたのが
まったくの杞憂に終わりました。
ばっちり面白いじゃありませんか~


私的、今作で一番楽しめたのは
主人公の男の子とアオサギの関係性。
互いの距離感と認識が変わっていくトコ。
だから最後、別れ際の挨拶「トモダチ」がいいのネ~
kimitachi010a
この場面辺りは同レベルの子供ぽい。同級生同士みたいな。
子供なりに行動力もある主人公だけどちょいおマヌケ。
礼儀正しく遇されると、根が素直だからそのままのっちゃう。
インコ軍団に騙されてく場面は注文の多い料理店ネ

途中、本を読んでいて涙を落とす場面みて
その「君たちは」本を読んでみたくなりました。
初版じゃないと同じ挿絵ではないかな。
涙していた頁がどこか、わからないかもしれない?
book-kim

たぶん読んでから映画をみると、この場面での
まひと少年の心の揺れがもっとよくわかるかもしれず、あと
映画そのものも、違って見えるかもしれないな…と思ったんですよネ。
今作には宮崎監督から「本は心を豊かにしてくれるよ」という
ささやきが含まれている気がしました。


映画を見終えた後の帰り道
あれは… あそこは… と頭の中で反芻してたら
猛烈にきゅんきゅん気分が湧き上がってきて
もう一回みたい!衝動に駆られました。

主人公まひとがラスト、出ていく時に背負っている荷物
引っ越してきた時よりも大きくなっている所が良き良き
あの中身は本だと思うの。


ポニョを見た時、監督もおじいちゃんになったナ…と年齢を感じたけれど
今作は逆にカリオストロやコナンの頃の軽やかさを感じました。
コミカルで楽しい部分もいっぱい

世界の滅亡が!とかグローバルな切った張った死んだは
自分的には不要なので(現実の方がしんどい事、多いから)
アニメで見るなら、今はこういう作品がいいなぁ。
インコの王様みたいな人、リアルにもいるよね…いてもいいけど
こういうのが現実の国指導者ポジションだと一大事ですよ