おでかけmemo 半・分解展2023 (2)



翌日はレクチャー参加テーマは紳士服。
ごっつん良かったデス。
古い時代からの変遷を拝聴。
本などで得た知識はちょっぴりあるものの、実物をひろげ
具体的に案内されると理解度が全然違う!
めっちゃ楽し~~~~~
会場内の衣装、扱われているデザインは17世紀からだけど
展示品の制作年は18世紀ものみたい。
以下、会場で見聞きした事をメモメモ



ウェストコート
1600年代半ば、英国王が貴族に倹約を教えるため
見えない部分はこれでよし方針で作られた。
ジュストコールの下に着る)
ponyo
ぽ~にょぽにょぽにょおなかぽにょ
このラインが当時の美。太る=財力・余裕があるという事かな。
オスカルさんが生まれた頃まで、こう作るのが続いてたようだから
ジャルジェパパが若い頃もこれ着てた?

織はブロケード。
シルクに金糸銀糸が使われているため擦るとジャカジャカ。
見た目の華やかさとは相反する音。
へぇ~衣擦れの音、ごわついた感じなのね

ボタンよりボタンホールがかなり大きく金糸で縫われている。贅沢の現れ。
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くすんで見えるのは銀の黒変のせいもあるかな?
くり抜きポケットの蓋下↓に隠れ残っていた当時の色
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アビ・ア・ラ・フランセーズ
ジュストコール時代より優美さUP
現代の紳士服にはない、愛らしい雰囲気満載。
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細かい模様は、一面のお花畑
白+金地に、ピンク・グリーンのお花。

ポケットのフラップをめくり撮ったため、蓋影でやや暗いけど
本来は一面この色味か...と想像すると鼻血ぶ~デスよ可憐だ
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見どころ案内されていたとおり、ボタンホールは
お花と同じ三色の糸で縫われていてお洒落ちゃん
繊細ね~~~手縫い凄いわ
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ここまで一見して襟無デザインに見えるけど実はある。
パイピングみたいなものが、ほぼ全部についてる。
…と聞いたものの素人目には襟解釈、難しいです
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ウェストコート首まわり



つづく