おでかけ20240323

朝日カルチャー講座
   美しきレイピア剣術 
西洋殺陣ファイトディレクター 新美智士


行ってきましたレイピア講座。
単発の講座で、内容は基礎の基礎。
集まったのは初参加の人ばかりだったのでちょっぴり気楽。
座学ではなく剣を片手にレクチャーと実践デス

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カンカン軽やかに~は全然出来ませんでしたが
楽しかったですもっとやりたい

フェンシングとの繋がり、流派の構えの違いから始まり
剣のヒルト(持ち手付近)のデザインの意味を拝聴。
このぐねぐねデザインは、相手の切っ先を絡めとり
握り手を保護ということで、美しさだけじゃなかったのネ。
The-Met-Cloisters
The Met Cloisters    rapier hilts

持ち方(握り方)から教えてもらったものの変に重い…
と思ってたら自分の扱いがまずかっただけ
そもそも手のひらで、がっちり握りしめるものにあらず。
借用品がカップ付だったためか?これで習ったのは
スモールソード用の握り方。※剣身はしなり無
240323_081329097
デザインだけならプチジェロたんがオスカルたんに
たたきつけた剣と同じタイプね ♪

他に剣身幅の広めな剣や先生個人所有のレイピアも拝借。
指をひっかけるとか握りの形が変わると扱い易さも違い面白~ 

剣が派生した歴史からいくと、レイピアの後に
スモールソードやサーブルが登場し、どうやら
オスカルさんが使っていたのはスモールソードだったみたい。
「スモールソードはレイピアより短い?」か質問したら
レイピアと同じでしたあらま
長さが短い剣はショートソードというのでした。
そうよねsmallはshortではないわね(´▽`;;;

アントワネット時代がスモールソード
ナポレオン時代が湾曲したサーブル(軍刀)
だからといってレイピアがなくなったわけではなく。

フェンシングの親はレイピア、と勘違いするのは
一般にはスモールソードの知名度が低いせいとのこと。
そうかも~。自分もベルばらがなければ調べることも
剣のカテゴリを気にする事もなかっただろうから。

剣の構えや扱いについては、宮廷タイプ・実戦タイプがあり
こちらの先生は舞台等の指導もしているので演劇(芝居)ならこう
と内容盛り沢山…過ぎてもう忘れ始めてます。。。。やばし

洋画などでサムライ解釈をみると、あらら?な事がありますが
日本刀の感覚で洋剣を扱うと、同じように海外の人には
なにそれ?にみえる事があるみたい。創作畑の人は大変だわ

防御が大事とか、剣の扱いに裏表があったりとか
実際に自分で扱ってみると、読んだり聞くだけ知識よりも
納得度がバリバリに違いました。
帰宅後、漫画やアニメで剣術シーンに出会うと見え方違うの。
解像度があがるとはこういう事か…と実感。

講座終了後、わいわい話が尽きずにいたら場所を替え
近くのお店でご飯しながら先生を囲み即席座談会開催。
ギリギリ最後までいたら、予約していた新幹線を
危うく逃すところでしたが参加してめーっちゃ良かったです!

こちらの先生てば、フランクでとても親切だったんですよネ。
なに尋ねても丁寧に答えてくれるの。
参加した人それぞれ趣味嗜好も年齢もバラバラだから
質問も様々で、SWのライトセーバーの事やら
海外からレイピアを手に入れるには銃刀法が壁、とかとか
聞いていてごっつー面白かったです。

もっと具体的に書きたいけど、書いても正確さに欠けるのと
先生の商売の邪魔をする事になるといけないので以下省略。

この講座行って良かった。ホント楽しかったですよ。
まず日常で経験する事ありませんから全てが新鮮
東京いいなぁ~~こんな講座が普通にあるなんて。ブツブツ
バリバリの運動音痴で最後までヨロヨロで終わりましたけど
絶対(よぼよぼになる前にもう一回行きますデス






新美智士 ヨーロッパ専門の殺陣師
 https://satoshiniimi.official.jp/
紹介映像の「小説創作科の特別講義」が体験した講座と近い感じ