2016年03月

原作本編&アニメは、かまぼこ板。
現在は月餅タイプなオスカルさんの肩章。
洋画などで見かける事はあっても、簡易的に見えて
当時もこういう作りかな?と、ずっと疑問に思っていました。

で。
先日、久~しぶりに行った図書館で、何気に手にした
ナポレオン本で、オスカルさんの軍服を見かけました。
 

 ナポレオンの元帥たち
エミール・ブカーリ著 新紀元社刊



うちのような田舎の図書館に、このての本があるとは
思っていなかったので、びっくりんちょでございます うきゃ
本当はもっと詳しい本(ナポレオン軍の軍服)もあるようですが
逆に、田舎の図書館ではこの本あたりが精一杯かも


シリーズ中の一冊でしたが、この本が一番
それっぽい軍服が載り載りでした。
オスカルさんが着てるぽい、という基準ですけど(笑)

napo


ね?それっぽくありません?
ここにはセピアで載せましたが実際の本ではモノクロ。
※探せば他所で、元になったカラーを見られるかも。

多くはありませんが、細かいディテールについて解説もあり
長い間、これは一体どーなってんのん?と思っていた謎も解消できました。

衣装の中ではサッシュが好きだったんですが、実際には
ただでさえウエストのない男性が、上着の上から身につけると
腹巻みたいになっちゃうんですね…。
ぬぉぉ~~現実を突きつけられちった~~~い
オスカルさんのように麗しくはいかない訳です<当然

この他にもいろいろパターンがありましたが、ポーズをとっている
こちらの元帥さんたち。なんだかコテコテ。
やたら華美で重装備に見えて、物によっては着てるだけでも大変そうです。
キラキラ装飾は式典用かもしれませんけど
刺繍って刺してる分量が多いほど重くありません?<今はそでもない?
果たして今も昔も軍人さんは、体力勝負な御仕事でしょうか。






ドレス描きたい・・・挫折
踊ればなんとか?・・・挫折
オスカルさんにぱふぱふ袖・・・ど~すればいいのでしょ~

CIMG6207a
 「もっと、くっつかないと」
 「ばか」



オスカルさんのドレス姿を描こうとして今回も玉砕。ダメダメです。
ホールドのお手本は映画「セントオブウーマン」から。
こちらの映画作品、お勧めデス
盲目の退役軍人を演じるアル・パチーノが素晴らしいです。
見えないのに運転したり、キレキレのタンゴを踊ったり。
それを本当の盲人がやってるようにみえる辺りが凄いトコロ。
あ。タンゴをお手本にしてる辺り、そこからズレてましたネじぶん









録画しておいたEテレを見ました。

つかず離れず、ずっと読み続けていた漫画家さん。
ファンと言えるほど濃くはないので、ご本人様の実像は存じ上げず。

こちらのシリーズ番組自体、今迄3回しか見ていないのですが
ようやく漫画家さんらしい作業(←自分の中のイメージ)をみた気分です。
下書きを、きっちりされていた、という点なんですけど。
作家さんによって作業方法にも個性が出るものなんですね~~様々。

萩尾先生はこの段階で、じっくり表現を練られていて素晴らしかったです。
これが芝居なら演出、個々の役者に対する演技指導にあたるかしら。
ひとつひとつ丁寧にこだわって作業されていた。
折々の心情は、単に「顔」という大枠ではなく、眼や手それぞれにも
雄弁に現れるものですから大事なトコロですよね。
※アニメ・ベルばらが好きなのは、その辺の事もありますです。ふふ


今迄、この番組で見かけた若手~中堅さん方々は、あたりだけつけて
直描き的(&ホワイト修正多用)だったので、びっくりしていました
修正剤を盛り盛りだった部分、経年劣化で変質・剥落する不安はないのかな?
将来、原画展などでは公開できないかもなぁ…と勝手な心配を(苦笑)
ベルばら原画を見た時も、大体は綺麗で大丈夫でしたけど
もしかして落ちた?と思える跡があったんですよね。なもので。
 

超ベテランの萩尾先生。
引退を意識された事もあったようですが、現役でいて下さってよかったです。
還暦を過ぎても充分こんなに描けるのに勿体ないですもの。
連載中の“王妃マルゴ”。読み応えある良い作品です
好きな作品の実際の作画の様子を、こうして一部でも拝見できるのは
貴重な事かもしれませんねぇ


【読む漫勉】にあった
----- 一生、その線は描けない。
----- その線は20代の線、この線は30代の線、変わっていきますよね


で、ちょっぴりベルばらエピソートを思い出しました。
描き続けていた萩尾先生と違い、池田先生は漫画専門から距離を置いていた。
それが今また断続的ではあるけれど、楽に描けるはずの描線(絵柄)
物語に合わせて方向転換し、回を重ねる毎に修正してきている。
年齢を考えると、これ自体なかなか凄い事だと思います。
個人的に、ベルばらは劇画じゃない方が嬉しいこともあり…  うふ

好きな事、やりたい事が出来るのは、年齢だけではなく
その時の生活環境にも左右されるので、自分も好きな事・出来る事は
それが可能な今のうちに、もっとやっておこうと思いましたデス。
ここでベルばら好き好きと自由に言っていられるのも幸せなことでしょうね。






で。
マルゴ1巻表紙をオスカルさんバージョンで描きかけたものの、あえなく玉砕。
オスカルたま。ドレス姿むずかし過ぎます・・・・・
くすん
でもでも往生際が悪いのでKIDSでカキカキ >別人28号
ooi

● お花 もっとお願いしま~す
● なぜ私がこんな格好を
● アンドレ、頭から何か変なものが出てないかい ?
● ( 綺麗
な肩だから、もっと見せても大丈夫だぞ
    ↑ と声に出すとぶっとばされそうなので、こっそり念じる











監督以下製作・出演が、外国産だったベルばら実写映画。
一番最初に見たのは子供の頃、TVのシネマ枠での事でした。
当時のざっくりした第一印象がこちら ↓

オスカル、まんま女の子~

アンドレ、めちゃ生意気~ 

フェルゼン王子様ぽ~い

ロザリー必要あったのかな

え? これで終わり !?  


大人になり、DVDで幾度となく見るようになった今でも
この印象はあまり変わっておりませんです。
原作やアニメは、昔と今では結構違った見え方をしたのに
なぜか映画だけは変わらず・・・・・あれれ?
今更ながら考えてみると自分、映像美の部分だけ楽しんでいるのかもしれません。


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 映画終盤 ちゅ~のトコロ

黒騎士事件はカットされたので、こちらのバリー:アンドレは片目姿なし。
原作&アニメ的に見るなら、この場面、本来は短髪君ですね。

映画版が一番身長差があると思っていたのですが
原作の出動前夜 「こわく…ないから… 」 「 … 」 のデコちゅ→ハグとか
アニメも出動前夜、オスカルさんがアンドレの胸に縋って泣いてた時は
ちょうどこのくらいの身長差な感じだったでしょうか。






 映画レディオスカルから
ladyoscar0
このカット好きなんですが、本編にはないんですよね。

もしあるとしたら、白衣装の場面なので
求婚する変態ジェロさんに、剣を突きつけ拒絶中  
〈   vs    〉 というシチュエーションになるかしら?




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