2016年06月

今日も今日とて完全版。

ベルばらアニメで連想するのは、私にとっては「馬」なのですが
サントラを漫然と聴いていると、何処とわからないまま頭の中が
馬シーンで埋まる事があります。
単騎だったり団体さんだったり・・・
シリーズ通して馬に騎乗している場面は多いですよね。

さて、ディスク3にある“ 革命 ”という曲。
これも耳にすると、漠然と馬を駆るイメージが浮かぶのですが
なぜか妙にわくわくするような気分も、同時に心の隅にあるのです。

これは一体なぜかしら?と、よくよく考えてみたところ、この“革命”
第一話、ジェローデルvsオスカル剣対決の場面でも流れていたのでありました。
あの場面、ちょっち好きなんです~~~そっかそっか。
ここで刷り込まれていたという事でしょうかね。<パブロフの犬的な


「 それとも怖いのか?女に負けることが 

どこぞの従者にはマドモアゼル扱いされるし
剣を交わそうとしないジェロさんを、なんとか動かそうと
一生懸命、挑発するオスカルさんが かわゆいです

軽く流していたのに、ピキッ と反応した所を更に突っ込まれ
思わず馬から降りちゃうジェロさんは、若さゆえって感じでしょうか~。
とっても美味しい駆け引きです

no1a

この曲を聴く度、ブラス(吹奏楽)でやればカッコイイのに
と以前から思っておりました。

管と打楽器メインでも結構いい線いく気がするんですけどね。
全体も少し短くアレンジして楽器紹介的に使うのもアリかも。
主題歌の楽譜は市販されているようですが
こちら“革命”なども、どこかで楽譜を作ってくれるといいのにな

※吹奏楽部をブラス、ブラス連呼していたら、今は吹部(すいぶ)というのだと
今時のお嬢さまからチェックが入りました。こんなトコロにも時代の流れが・・・・・








もへもへ完全版。日々音萌え中で~す

子供の頃、シングルは買えたもののLPは高くて手が出せず(涙)
“優しさの贈り物ver.Ⅱ”は、今回、初めて聴いたバージョンでありました。
新ミックスゆえか響きに透明感があって、切なさ倍増になっていますね

「すまないが逃げるぞ・・・遠く、数千マイルの彼方へ」

と走り去るフェルゼンさんの段。(第20話)
自分の場合、“優しさの贈り物”を聴くと、アメリカ遠征へ向かう場面が思い浮かびます。
そしてなぜかこの場面、アニメというよりも、映画を見ている気分になるのでした。

この時のオスカルさん。突然の事に驚き
「フェルゼン!? どこへ」と声をかけますが、その最初の
「フェルゼン!?」の言い方も、ちょっぴり好きでした。
微妙に可愛いのですよぐふふふふふふ<まったくの主観デス

ふぇるぜ~ん!
と駆け出すも馬車は去り、アンドレの傍らに立ちつくすオスカルさん・・・ いっちゃった

BGM “優しさの贈り物” によって消え気味ではありますが、このとき
草地を駆けた彼女の息遣いが、ほんの少しだけ入っています。
聞いてみてください。
ほ~ら可愛い可愛い!! <すみませんわたし腐ってマス…








「・・・いけない。今日は馬の蹄鉄をかえてやる日だ」
20r
「死ぬな。フェルゼン・・・」

この20話ってば終盤、ラストシーンまで名演技続出ですよね。
特にアンドレが~~~。
あえて聞こえるように、ひとり言ぽくつぶやいて席を立ち、離れ…つつも振り返るところがっ

BGM“優しさの贈り物”が、盛り上げるだけ盛り上げて 《 以下つづく 》 なんですもん。
んも~なにそれ!美味しすぎて悶えちゃうわ~~~



完全版CD、連日聴いています。
どんなに美味しいものも食べ過ぎはよくありませんから
聴き過ぎも、ほどほどにしなくては。 ぽんぽこりん

今のところ、入ってなくて残念!という曲は思い浮かばず
2-3小節程度の短いものはなくても平気なので
自分の中では、ほぼパーフェクトなアルバムでございました

今回収録の中で、個人的大当たりだったのは
重なっていた音声を抜いて収録された曲達ですが、中でも特に
“オスカルの肖像”は、自分が全然拘っていなかったにもかかわらず
無意識下に深く根を張り、曲を耳にしただけで心を揺さぶられたのには
とても驚きました。
それだけ使われた場面にぴったりだったという事でもあるのでしょう。

ベルサイユのばらアニメ化にあたり、作品世界に重厚さを加え
その抒情性を深めたのは、間違いなくこの音楽の数々ですよね。

ブックレットの馬飼野氏インタビューを読んでいて
ありがとうございます という気持ちにもなりました。
「自分の音楽の世界の一時代を代表する作品」
と言えるような音楽を残してもらえて嬉しいです。

もっともっと詳しいお話をして欲しかったですが
当時の制作関係者さんには亡くなっている方もいますから
こうして語ってもらえる事自体、ラッキーだったかもしれませんネ。
なんといっても放送終了から35年以上、経過してからの発売なんですもの。
こういうリバイバル商法自体は、昨今珍しくもなくなりましたけど
この音楽集は、単なる焼き直し品ではなかったのが素晴らしいと思います。


こうして完全版発売のきっかけを作ってくれた腹巻猫さんにも感謝です
そういえばサントラ千夜一夜のコラムも、3つ目に更新されていましたが

「あの曲が聴きたい」という願いに応えるべく、収録に踏み切った。
……いや、本当は自分が聴きたいので入れました。


という記述に思わず笑ってしまいました。
この方、どういう人なのか詳しくは存じ上げませんが、そもそも
ベルサイユのばらの音楽を愛している人でもあったんですね。
よかったですよね~
このように “あつかう素材に愛情を持っている人” が
制作に携わっているかどうかは、結構出来上がりに影響すると思うのです。
仕事のための仕事をするだけでは、より良いもの、にはなりませんから。

腹巻猫さん。あと10回くらいコラムにベルばら話を書いてくれないかしら(笑)
もっともっと裏話が聞きたいです



「アンドレ、腕が落ちたな」
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こういう勝気な所をみると、原作ぽ~いと嬉しくなるのですが
CDケース裏の止め絵(ハーモニー)一覧に
このキラキラオスカルさんがいなかったのは、ちょっぴり残念でした。
・・・などというのは、まぁ欲張り過ぎでしょうかね。へへ

たしか…ごく初期の止め絵は姫野さんが描いたけれど
あとの絵は他の人が彩色を担当されたはずで
これだけ雰囲気の違う絵だから、今回は外されちゃったという事かしら。





ベルサイユのばら音楽集完全版

いただきました。
まだざざっと1回通して聴いただけですが
凄いの!凄いですのっ!
完全版という謳い文句は大袈裟じゃなかったです~~ 
よくぞここまで入れてくれました!と感謝しきりでございます(感涙)

いままでナレーションが被っていたり、収録がなくて不満だった
あれこれが一気に解消、充足され
特にOP&EDメロディのアレンジ曲も、これでもかと入っていてくれて
わたくし的大満足でございます

期待していたMEコレクションも大大大満足です!!
んも~~嬉しいったらたらたら
効果音も含んでいるといっても、それがオスカルさんの
足音だったりするんですから、ぜんぜん平気でございましてよ

別テイクの主題歌(OP)などは
違いますね~たしかに違いましたね~。
不採用の方は歴史ものというよりも、青春もの的雰囲気かしら。
歌い方もアレンジもさわやか系。
やはり採用された現行曲の方がドラマティックでぴったりですね。
うーん。こんな風に聴き比べが出来るなんてやはり美味しい作りだわ

エンディングに関しても
えろアンドレさんバージョン(と身内では勝手に呼んでマス)
TVサイズ台詞入が収録されていて満足でございました。
ロングサイズのエンディングより絶対あだるとぽい語りでしょ?(笑)

3枚組という事で、逆打ち3・2・1の順で聴いていたのですが
実は既に聴きながら二度ほど泣きが入ってしまいました。
早いよ・・・じぶん・・・

ディスク3の最後に入ってる“オスカルの肖像”
文字通り、肖像画を見上げながら背後のオスカルさんに向かい
アンドレが語りかける場面。
場面自体は好きなんですが、流れていた曲自体は
絶対という程の思い入れはなかったはずなのに
今回CDを聴いていたら、じーわじわ涙腺にきましてございます 

自分でもびっくりですが、当時の記憶を触発されるというか
この場面の切なさが、いきなりフラッシュバックした感覚かしら。

もうひとつがディスク2収録の“情熱の紅いばら”
曲の後半いきなり、じゃば~っ  と、きちゃいました。

部分的に、あちこちで使われていた曲ではあるんですけど
私にとっては、この曲はオスカルさん&王妃別離場面の印象が強いです。
本編のお別れ場面を見ていて、今迄泣いた事はなかったのですが
今更曲に泣かされてしまうとは、これは一体何なのかしら?

ストレートに曲の持つ力という事なのかなぁ…?
これぞベルサイユのばら的、厚みを感じる曲なんですよね。
密室で大音量にして、音に呑まれるように聴いてみたいなぁ

という事で、まずは個人的第一印象の感想でございました。
あーもっと聴きたい聴きたい。聴かなくちゃ


CIMG6940
 

このところ通勤時、ベルばらCDを聴いています。
22日の完全版の発売が待ち遠しくてついついつい・・・
マイカー通勤なので、誰に遠慮することなく聴く事ができ
こんな時は、車でよかったと思う気も。

でもって2月のBS放送終了後、お葬式気分に陥ったメンタル修復のため
一旦アニメから遠ざかっていたのですが
先日、ひさーしぶりに田島オスカルさんを見たら
ドーパミンどば~~ 
幸せホルモンどばどば~~
 な
わくわく状態になっちゃいまして、我ながらびっくりんぼでございました。


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ありがとう
ピアノ演奏中のオスカルさん。直後アンドレさんぷっつん大暴走の巻


アニメ鑑賞は、つまみ喰い状態で自制しましたが
初期を見ては「オスカルさん若いわ~こどもこども
中期を見ては「オスカルさん眼が大きいわ~すてきすてき
とオスカルさんばかりに萌えておりました
うーむむむ。
やはり私のベルばら愛の中心は、どこまでもこの人なのか。
・・・って、みなさまそうでしょうかね?

という事で、アニメ断ちも4ヶ月しか持ちませんでしたけど
ここでまた、忘れた頃にちょぼちょぼ呟くと思いますえへ。
原作はなんというか大事過ぎて、呟き難いのですが
映画やアニメは、いろいろツッコミ易くて書き放題
(まぁ私のやる事ですから中身はありませ~ん

それにしても、こんなに手軽に幸せモードになれちゃっていいのかしら。
単細胞過ぎなのかもかも








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くさむらに~なもしれず~♪  ・・・ 薔薇は美しく 散る。 
素人の器楽合奏でも、むっちゃカッコイイと思うのですが
最後の最後に実力がバレるとゆー怖い曲でもありますね



※簡単アレンジならバレませぬ(笑)





いよいよ今月発売の音楽集《完全版》。
あと半月ねと浮かれたところで
まだ予約していなかった事を思い出しました。やばばばば

田舎在住なので大事な物件は予約が肝心。
という事で遅ればせながら、やっと注文を入れました。



関係者さん記事は更新され、第二回がUPされていましたね
前回の ” 流用曲などは原則収録なし ” の言葉に
ちょび凹ってしまっていた未熟者のわたくし。
「エースをねらえ!」は、今まできちんと見た事がないので
どの曲が流用になっているのか判らないんです~~~ドキドキドキ

あえて挙げるとすれば、19話「さよなら、妹よ」で
産みの母を知ったロザリーが、夜、館から勝手に銃を持ち出す場面
(&夫人を狙う場面)で流れていた音楽が、自分には
「なんだか他とはちょっと違う」という違和感があったりはしました。
生楽器ではなく、電子系の音を強く感じてしまうせいかもしれませんが
もしこの曲が未収録だとしたら・・・うん。これ辺りなら別に平気かも <ヒドイ?


他にもクラシック曲を使っていた部分は、抜粋や改変があるので
版権関係からして難しいのでは?と危惧しておりましたが
情報が詳しくなっていたCD案内の「内容」文に、クラシック曲はないものの
”クラシック由来のExtra音楽やME音声”アリ、と書かれていたので
制作スタッフさん、ぐっじょぶ!!と諸手を挙げて喜んでおりました

実際、蓋を開けてみるまでは、もちろん正確な所は判りませんけど
現在発表されている曲目リストのタイトルからすると
ディスク3のno35-39辺りは、もろにクラシック由来曲でしょう?
特に オスカルとシャルロットさよなら妹よ。が
アニメ19話で流れていた、噴水場面と落下直後の場面の
ラモー曲と思うのですが。タイトルもずばりですし。ね?ね?
だったらいいな~だったらいいな~
てゆかお願い!そうであってちょ !! <好きなので切実希望


他、オスカルのピアノ というタイトルの2曲については
TV版と映画版があるようで・・・うーん。
記憶がおぼろだったので、ちょっと確認してみたところ
(TVは複数曲・複数回使われていましたが)
両方に共通して演奏姿が登場し、曲も長めに使われていたのが
例の青レモン(アンドレさん暴発直前)場面でございました。おお~

今まで、てっきり同じと思い込んでいましたが違う曲でしたか~。
もしかしたらこの場面に使われていた、これらの曲が
それぞれ収録されるのでしょうか。<根拠のない山勘

そういえば ポリニャク夫人の歌 は入ってましたが
衛兵隊諸君の歌は見当たりませんでしたね。残念ちゃん。
だーかーらーミレ~ユ~♪ というよっぱらいソング。
無伴奏だから、台詞入れの時、スタジオで録っていたのかしら?

ちゃんと歌ってるのは3人程度ぽいですが、雰囲気ぴったりの
歌い方と声になっていて、上手いな~と思っておりました。
完璧目指すなら、この歌も収録されてるとよかったのになん。






などと好き勝手な事を考えてると、あっという間に発売日になりそうです。
制作決定から発売まで、わりと短期決戦に見えるのですが
肝心のCD内容は、かなり力を入れて制作されていたように感じられて
とっても楽しみであります 早く聴きたいな~~ むふふふ


voa

 バイオリンの収録はないそうだ
 そ ・・そうか・・・・・








アニメ音楽集《完全版》の
音源に関する記事の御紹介です ↓

サントラ千夜一夜 / 腹巻猫(劇伴倶楽部)

第81回 薔薇は美しく散る 〜ベルサイユのばら(1)〜


http://animestyle.jp/2016/05/24/10190/


今回の制作に携わった関係者さんによる記事。
ブックレットに収めきれなかった事も、ここで記事にされるようです。

発掘曲やら別テイクが聴けるのは大歓迎で感涙ものですが
”他作品からの流用曲などは原則として収録していない”
という事で、ちょっぴり不安も…。
ずばり収録されてないものもあるという事かしら?
原則って?原則ってどのへんまで??

私もわりと、こってこてのファンですから
NGテイクとか、わけわからんイメージソングとやらも
充分聴いてみたい気、満々なんですけどね~(笑)
志垣さんのエンディングNGテイクはないのかしら?

こちらの記事、題に(1)とあるように、制作背景など
今後、続編記事も出るようで楽しみです。


薔薇は薔薇は♪
BAa
 けっこう美味い(もぐもぐ)
 ・・・・・本当に?






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