2017年05月

” フランス文学者の鹿島茂氏による「失われたパリの復元」をもとに
19世紀パリ全体像に迫る展覧会を開催します ”

…という紹介に、見たいな~行きたいな~と思っていたところ
後期展示のみですが21日、行って堪能する事が出来ました

19c
19世紀パリ時間旅行-失われた街を求めて-



今回のお目当ては、”大改造前”の銅版画。

現在のパリは、1853年~1870年に行われたパリ大改造によって作られた
都市景観であり、それ以前にあった中世以来の街並みは破壊され
今はもう見る事は叶わなくなってしまったものですが、こちらが凄いのは
改造前・改造後の風景が同じポイント毎に記録され残っていたというトコロ。
まだ写真もなかった時代に、観光地や有名な場所でもなんでもない
裏町までも描かれているのって凄くないですか?

会場では展示室に入ると、パリ各所にある同じポイント毎に3点ずつ
違う年代の銅版画が並べて展示されてありました。

例えば「タンプル」と銘打たれた版画は(1450・1770・1881)と掲げられていて
その年代ごとの景色の変遷がひとめで分かるようになっているのです。
行って大正解。これ、すんごい面白かったです

ポン・ト・シャンジュなどは1700年代には、橋の上に建物群が
見て取れますが、1800年代には綺麗に無くなっていたり。(火事のせいだったかな?)
ベルばら的な場所としては、バスティーユ広場やチュイルリ宮もあり
モンマルトルからみたパリの眺めなどには風車も描かれていて
あ。こんな古い時代から、ちゃんとあったのね~と今更ながらの再認識。

風車については1800年代の写真もあり、アニメでジェロさんが、館へ帰る
オスカルさんを送っていく場面で、軋みながら回っていた場面を思い出し
帰宅後、ついつい第30話をチェックしなおしちゃいました。
そうそう、ジェロさん一人ポエマーの場面で出てくる風車ですよ~
おや?そういえば衛兵隊の兵舎ってどこにあるのでしたっけ?

風景だけではなく、事細かに書き込まれている人物や馬車なども
比べてみると面白かったです。
ざっくり言うと、古い画をみては「三銃士ぽい…」1700年代になると
「ベルばらぽい...」1800年代になると「ナポレオンぽい...」という装束分けに
見えるんですネ。私の中では。ざっくりし過ぎでしょうか?(笑)

川辺は今のように護岸工事が行き届いていたわけではないようで
場所によっては、なだらかな岸辺になっていたり、船の形状もそれぞれの
年代により違っていたり。
馬車や街灯もデザインがそれぞれに違って見えまして。
馬車に交じって人力で運ぶ輿(映画ハウルの動く城で、荒地の魔女が乗込み
ゴム人間が運んでいた乗り物)
が古い時代には目立っていました。
1800年代になるとガス灯も今の形になっていましたが、1700年代の画では
角ばった感じの手持ちランプが吊り下げてあるような造りでしたネ。

場所としてはパレ・ロワイヤルが結構な数、目につきました。
もちろん私の事ですから、そこは例の如く、何を見ても
ベルばらフィルターが掛かって脳内に反映されるのです。
オスカルさんの時代はこうだったのネ~的、楽しさが随所ありまして わくテカ

二階の展示室には、デイ・ドレス、イブニングドレス等が、5着ほど展示があり
いずれも1800年代製の本物。
ベルばら時代とはデザインの流行は違っていますが、レースやら織物の質感は
本物を見せられると「ああこうなのか~」と納得させられる部分多数で
お絵描きの参考になること山盛りでした<でも描けないけど(笑)

そうえいえばミュシャのポスターも1点ありました。
サラ・ベルナールのジスモンダ。
他の作家さんの絵もありましたけれど、ミュシャのポスターが、やはり一番繊細で
洗練された絵に見えましたデス。ちょっと得した気分

今回の展覧会、絵もテキストもとにかく情報量が多く、二時間以上いたのですが
風刺画や改造後に関するあたりは、やや駆け足での拝見となりました。
前期も見たかったですわ~~東京近郊に住んでいたら絶対リピートしたと思います。

図録も買うか悩んだのですが、逆に実物を眺めた後見ると、本では画が小さく
印刷で細部がつぶれて見たい部分が見えていないという状況で…結局止めておくことに。
本物の密度の高い画には、印刷は叶わないのです~~ぁぁぁぁぁぁ。
本物と同じ大きさならいいのかしら?<それはNG

けどけど、実は4月に「失われたパリの復元-バルザックの時代の街を歩く-」という
図録よりも、ズバリ!欲しい本が出版されていたのです。
欲~し~い~~~けど、気軽には買えません…高くて!!(苦笑)>10.800円
今年はベルばら散財の年、と覚悟しているので、ベルサイユのばら優先なのでした~。


それにしても鹿島先生ありがとうございました こんなにいいもの見せてもらって。
著作は図書館にある分しか読んでいませんが、フランス(パリ)愛に
満ち満ちた先生ですよね。
今年は無理だけど、必ずパリ復元本買いますですよー




追記
火事で建物が崩れたのは、プティ・ポンでした。


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先週からここしばらく、ネット出来ない状態にありました。
なかなか原因が分からず四苦八苦。
結局モデムの一部が壊れていて交換ということに。  
洗濯機も直したし、TVもPCも買い替えたし
なんでこんなに次々壊れるの~~~
家電品、十年たつと壊れ始める説はホントでしょうか



迷っていた、この度のプーリップ再販。
結局アンドレさんをお招きしておりました。
やはり、ふたり揃うと幸せ感倍増

CIMG9093
なかよしなかよし
などと幸せ感とか言いながら、せっかく並んで撮っているのに
なにゆえ背景が、べた黒なのかといえば、髪を誤魔化すためでした。
箱から出した直後がコレ

an
なんて凛々しいサザエさ~ん
今迄、なんとか梱包クセをとろうと頑張っていたのですが…なかなか。
な~かなかなか強情な天パくんなのでありました。


ところで、オスカルさんはプーリップ。
アンドレさんはテヤンという種類(シリーズ)のお人形になりますが
テヤンシリーズの“ノスフェラトゥ”というお人形さんが、私的には
オスカルさんならこういう路線でもいいなぁ…と思っておりました。
ちょっと目の下ラインが濃いめですが、バンパイアですから
人外の美しさというか妖しさがありまして。
むふふふ
ノスa
画像は販売元から拝借
因みに唇の両脇の白ぽちは牙です。バンパイアですから。
けっしてご飯粒ではありません。。。。






来月LaLaTVで放送予定になっているベルサイユのばら関係の
番宣番組があるようです。

女性チャンネル♪ LaLaTV
5月19日 17:45-18:00
6-7月「ベルサイユのばら」特集

アニメと宝塚の見どころを紹介されるようで、池田先生と
元宝塚の方々がインタビューで登場となっていました。
さて、どなたがいらっしゃるのかしら?
※この15分番組、6月に入ってからも繰り返し再放送があります

因みにアニメ版の放送については、6月の番組表では
6月5日(月)19:00から放送開始となっていました。
平日は毎日連ドラ。
そして週末、土曜の深夜(26時)~日曜にかけて
その週に放送した分の話を一括再放送、という流れ。

宝塚分の放送は、主に火曜・土曜の夜
映画「マリー・アントワネット」は先陣を切って
2日夜に予定されていました。(この後2度再放送予定)
映画は1作品しかやらないのかしら?
今のところ、コッポラ監督作品しか紹介されていませんね。

という事でチャンネル契約しました~
ベルばらアニメはソフトありますし、前回のBS放送分も
まだハードに(いつでも見られるように)残してあります。
ただただ、ライブ感を味わうためだけの視聴契約でーす。
大いなる無駄使いでしょうか? えへ



CIMG8292



シルエットクイズ。
さてこの塊は何でしょう?
pin
…愚問
シルエットぼかしても簡単過ぎますね。


先回の発掘品の他にも、一緒に出てきたものがあり
一つは雑誌から切り取ったらしきアニメLP絵のポスター。
もう一つがこちら、炎のオスカル銘のピンナップで
これも、どこからか切り取ったのかな~と
なにげに裏返してみたら、思わず ぎゃー!?
とムンク叫びしてしまいました。

pin2
ベルばら百科というミニ本から、ばっさり切り取っていた事が判明。
んもぉぉぉぉぉ ピンナップの裏側は目次になっているというのに
一体なにやってるんでしょ昔の自分

旧版のコミックスは傷みが酷くなって買い替えたりもしましたが
こちら、切り取られた本体であるミニ百科本さまは
わりとがっちりした造りだったので、それでも生き永らえておりました。


文庫サイズのベルサイユのばら大百科本。
こちらは、こどもポケット百科というシリーズ中の一冊として
発行されていたのですが、当時このサイズの百科事典的な形態が
ちょっと流行ったらしいんですよね。…たしか。
そういえば自分、この本に載っていた池田プロダクションの宛先をみて
ファンレターを書き始めたのでした。懐かし~。※当時の住所です

本の内容は漫画・アニメ・宝塚・映画&池田先生の世界…とフル装備な
取り合わせの凄く贅沢にみえる一冊なのですが(目の付け所は◎なのですが)
惜しむらくは基本子供向けなので、大人が読むには内容が浅めなのでした。

今では宝塚一つとっても膨大な情報量になってしまうので
ベルばら関連のALLジャンル本というのは(それも大人向は)
作りたくても難しいでしょうね~~~作って欲しいけど。

100ka
 例えばジャンル別5冊1組箱入では?
 うーん
 50周年記念本と銘うてば?
 ううーん
 ならば、どうしろというのだ?
 時間がないから、いっそ60周年目指そうか







来月とある催しに参加する事になり
そのために家内で発掘作業をしていたら
長らく忘れていたものが出てきました。

昔々子供の頃。
たしか…衣類か靴か、買った品物を
入れてくれた袋だったと思うのです。
絵が絵なだけに、その部分だけ切り取って
大事に仕舞っておいたというわけで。。。 えへ

CIMG9090
気分はポスターだったんでしょうね(笑)
アニメ本放送中か、終わったあと…くらいの頃のもの。
絵の外側は赤だった気がします。
ちゃんと原作絵風になっているけど、どこか重い雰囲気。
色が濃いせいかしら。

昔は他に薔薇型や勲章型の消しゴムなんかもありましたが
ぼやっとした子供だったので、管理意識が低すぎて
ゴムが劣化し、ぺたぺた張り付いてダメにしちゃいました。
こうして思い出がひとつひとつ遠くなっていくのネ…<自業自得

実はその当時、子供時代に池田先生から貰った、ファンレターの
お返事ハガキを探していたのですが、結局見つかりませんでした。くすん
大事にし過ぎてどこにしまったか覚えてませーん

ファンレターというものを初めて書いた相手が池田理代子先生で
ベルばら愛が激しすぎて、むっちゃ何通も出した記憶があります(笑)
そうしたら二度ほどお返事のハガキが届いたのです。
嬉しかったですね~

でもでも、その時点で、とっくの昔にベルサイユのばらは連載終了済。
お返事ハガキの絵がユリウスだったのが、寂しかった記憶もありました。
まだオルフェウスは読んでいなかったので嬉しいやら残念やら微妙微妙
因みにハガキは、絵がコピーなどの簡易印刷で、そこにアシスタントさんが
コメントを入れてある形でした。

お返事をもらえた事で、ちゃんと読んで貰えてるんだ と嬉しかった半面
もしかして自分、仕事の邪魔してる?と気づきファンレター書きもぱったり終了。
これ以降、出したのは読者カードだけ…でございました。
御葉書見つけたら、そのうちUPしてみましょうか~・・・どこにいったかなぁ





どん兵衛さん来てました。<通販
いらっしゃ~い

我家では乾麺はストックしておくのですが
カップ麺は購入ゼロ。
なので今回のコラボ、私のような消費者に
商品を買わせるという意味では大成功ですよ日清さん(笑)

CIMG9066
 オスカルが関西弁…
 陛下、これも営業というものでございます



さてさて実食~
以前、うわさに聞いていたレンチンを試してみました。
※耐熱容器に麺+お湯→ラップしてレンジでチン
いただきます もぐもぐも。。。

確かに違いますね~。
カップ麺て、こうじゃなかった気がする。
即席ではない普通に生麺ぽい、ぷりぷり感がありました。
味の基本は、変わらずどん兵衛。

CIMG9074

カップを開けると内側にもキャラ絵がありましたが
他のカップ絵の流用モノクロ版でしたし
やはりベルサイユのばら感はあまりありませんね。

だからと言って、お湯を注ぐとローズの香り…がしたら
それは怖いけど(苦笑)
せめて蒲鉾が薔薇型ならばユニークだったかしら?

ということで、まずはごちそうさまでした~



本年二番手の食品コラボ:どん兵衛食べ比べ。
こちら僻地ですから、例のごとく来ないだろうな~と
達観しておりました。。。


先のbitteが(捻りが効いていて)結構良かった反動で
今回は、どうかなぁ…と微妙な気分だったのですが
(見た目が既に出落ちな作りですから(苦笑)
それでも、ちょっと気になって問い合わせてみたら
日清のオンラインストアでも、販売される予定だそうです。

 https://store.nissin.com/jp/ 


Amazonでも扱っているようですがセット販売だけかな?
日清ストアの方は2日取扱開始予定で、まだ詳細不明ですが
1個からOKなら買ってみてもいいかな?と考え中でした。
セットでは多すぎますもんさてさて


 追記:1日22時。
日清ストアでも、すでに販売開始されていました。
1個から注文可能(合計金額により送料が必要)


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