2017年06月

凄いです凄いです! 凄いのですの!

ベルばら音楽には身元不明曲がいくつかありますが
その中の1曲を、奇跡的な見つけ方をした方がいらっしゃいますの!!

第19話 ” さよなら、妹よ! ”
この回に登場するエピソード、ロザリーが生みの親である
ポリニャク夫人を襲撃する場面で流れる曲が見つかりました。
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(教会音楽風のハモンド?とフルートのメロディが耳に残る曲)
こちらのサイト様で曲の御紹介&視聴案内されています↓

 S・チェリーブロッサム
http://www.ne.jp/asahi/s.cherry/blossom/


~FC2 BBS~ → アカデミックBBS


コンテンツ一覧の中の”~FC2 BBS~”をクリックすると
アカデミックBBSがひらき、その中に「MUSICバンク」という
タイトルがありますが、こちらベルばら音楽好きさん必見です!
※ロザリーさん襲撃曲はMUSICバンク2で御紹介されています。

因みに私はこちらのサイト様のアニばらワイド劇場fanです
サクランボ様、ご許可ありがとうございました~






アニメベルサイユのばらの作品中に流れる音楽は
馬飼野康二氏作品とクラシック曲、その他流用曲で構成されていますが
昨年完全版音楽集が発売され、ベルばら用に作られた曲は基本こちらに
すべて収録された為、逆に、この3枚組音楽集に入っていないものが
クラシックか流用曲だな、と区別がつくようになりました。

残った身元不明曲のうち、クラシック音楽ではない曲が
たぶん流用曲であろう、という判断になるわけですが、今回見つかった
ロザリーさん襲撃曲は、業務用音楽というジャンルの曲でありました。

ベルサイユのばらアニメの制作年代をお考え下さい。
1979年です。今から38年前です。
音楽となるとレコード全盛の時代で、さらに今回見つかった曲は
ずばり海外製、フランスの会社の業務用音楽だったのです。

有名な曲・アーティストならばレコード時代の音楽でも
現在の媒体に直して再販される可能性もあるでしょうが
このような業務用となるとそうはいきません。
当時の中古レコードを入手する、などという事すらとても難しい事かと。
曲目もなにもさっぱりわからないいわば手探り状態で
その場に存在するかどうかすらあやしい曲を、よくぞ見つけて
くださいました!と脱帽しきりです
絶大なる情熱と強運と、両方が揃わないと絶対見つからなかったと思うのです。
この曲を見つけたというのは、ほんと~に凄い事なのです。拍手拍手~


ということで、既にご存じの方はごめんなさいですが
まだサイト S・チェリーブロッサム 様未訪問の方がいらっしゃいましたら
必見ですよという今回の御案内でございました~


世界の美術 -そのルーツと魅力-

少し前に御案内をした、ベルばらぷち展示。
先日、会場番のために搬入以来久しぶりに伺いましたら
ベルばらいい感じですよ的コメントを博物館の方から頂きました わ~い
「わーベルばら」「青春だったの~」と反応が分かりやすいようです。

展示ウケが良いといっても、もちろん無関心な方もいらっしゃるわけで
実際に会場隅で、一日マンウォッチングをしておりましたら
ベルばらに関して、展示に吸い付いていくのは女性と子供。
逆に年齢を重ねた男性(60代以上)は、ほぼ流しのタクシー状態でした。
漫画媒体そのものに興味を惹かれないご様子。

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人形類はちょうど子供目線の高さだったこともあり、ちびっこ食いつきマ~ス
他を流し見した大人でも屈みこんで目を見ていたので、人形はやはり顔が命なのかな?

そういえば、意外に新作(新刊)が出ている事を知らない方も多くて。
ずっと気にかけてるファンじゃないと、やはりそういうものなんですね。
奥様がマーガレットコミックスを持ってらっしゃるそうで、帰ったら教えるーとか
言う夫さんもいましたが...もしかしたらあえて買っていない事もあるかと…(怖)

会場隅でひっそり番をしていたのに、あの人が出品者とバラされてしまい
そうしたら、わざわざ話しかけてくださった御婦人もいらっしゃいました。
会場全体を丹念に眺めていて、ベルばらは二度見して下さっていたのです。

「懐かしい」「いいもの見せてもらった」と凄く喜ばれていて
こちらも嬉しかったのですが、後から気づいたところ、見た目からはかると
池田先生と同じかその上の方で、ちょうど漫画連載の頃20代あたりなのですね。
漫画をリアルタイムで見ていた方ぽいのです。
せっかくの機会、当時のお話を伺えばよかったな~と、ちょっと後悔。
惜しい事をしました。



今回の企画展に「ベルばらどうでしょう?」と提案するにあたり
やや不安はあったのです。以前の展示にスターウォーズやキティもあったので
完全NGはないと思いましたが、他の出品内容次第では浮くのでは?と。

実際、ベルばらさんスペースの隣は火縄銃装具さんでした↓
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すごいのです。こちら普通の個人さん所有なんですよ。
更にその奥隣さんがアサヒグラフ↓
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大正~昭和版です。こちらももちろん個人所有。
ね~?こういう渋い路線が周囲を固めているわけですから
ベルばらショーケースの浮き具合も想像できますでしょう

もっともそれも悪目立ちではなく、良い方向へ作用したようで
「いろいろなものが楽しめた」という好感想となって返ってきているようです。
良かった良かった ※会場内は写真も映像もバリバリ撮影可。

今回、設営からこちら、”存在は知っているけど詳細は知らない”という方と
幾度か雑談をする機会があったのですが
とにもかくにも知名度の高さはピカイチですね。ベルばらさんてば。


※こちら菓子類の展示はNGなので、bitteは中を抜いて
キルト用綿を入れてあります。



第15話、ポリニャク伯夫人、本領発揮の巻。
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わたくし、この通りベルばらアニメをべったべたに愛しておりますが
第15話の王妃さま偽懐妊エピソードだけは、この作品中で唯一
「なくてもいい」と思う話でありました。直球でゴメンちゃ~い

当時の制作レベルを差し引いて考えても
基本の演出・構成が、どうみても雑…と感じるのです。
たぶんこれ、1話抜いて放送しても困らない内容だと思いますの…。
※もしかして監督不在の悪影響ということ?

オスカルさんが抜刀した意味はなんだったのか?
肩に剣を頂く叙任のような、忠誠を示す儀式的動作が
あるのかと思えばそうでもなく。
剣を抜かずとも真剣さは表現できますでしょ。
いたるところ、流れに余韻がなくて記号的。
kajino
ごめんねオスカル~で、ぶっつり終わる結末は
子供時代に見た時も
王妃様人のせいにしてひどーい!ゴメンもフォローもなし?! 
とポリニャク夫人の悪辣さよりも
王妃様の選択のまずさばかりが気になっておりました。
大人になってから見ても…う~~~ん。以下省略。


それでも、見ていて楽しいシーンはポツポツあるのです。
主従コンビで剣の練習をしているところとか。
夜の館で、賭博について思い悩む場面とか。


たった1回という約束で国王陛下から許可を受けられたのに…
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賭博なんてそんなもんさ。もちろん負けるのは王妃様
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その結果 
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ぷんすか オスカルさんの足蹴り炸裂。
この辺に、アンドレさん転がってマス…

ポリニャク夫人の懐に掛け金が~と、わざわざ気持ちを逆なで発言。
アンドレさんてば、オスカルさんの性格は熟知しているはずなのに
な~にやってるんでしょ~。
まぁそのうっかりぶりも、それはそれで面白いからいいですけど

アニメもそろそろ中盤。
ポリニャク家問題に首飾り事件も始まるし黒い騎士編も。。。
次々シリアス路線が深まって、足技もそろそろ出てこなくなりますね。
あれ?今までも基本シリアスですよね。
あれー?なぜこんなにナナメなツッコミがし易かったのかしら?



再放送、毎日番組があるというのは嬉しい反面
次々進んで、ツッコミを入れる余裕もなく
全然ついていけてませ~ん


物語は既にアラス旅から戻り、軍務に復帰していますが
決闘前にあったアニメ版における詩的表現。

太陽をなくした薔薇は、何にむかって微笑みかけたらいい?
星も月もない海原で、船乗りは何を目当てに船を進めたらいい?

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滅多にない、ポエマーな表現をするオスカルさん。
こういうの嫌いじゃないですヨ~

この時は「あの方はお寂しいのだ」と王妃様を評していましたが
それはオスカルさん自身も寂しさを抱えていて
それが共鳴しているからわかるのでは?と思いました。

スウェーデンに帰られるがよい」と帰国を勧めた折には
これもやむ無し、と寂しそうなそぶりもまったく見せませんでしたが
いざ離れてみたら、ぽっかり穴があいた…とでもいうような。
まだ、友人ポジションとしてかもしれませんけどね。
今迄はほとんどこの辺りの描写はありませんでしたので
再び北欧の貴公子が戻って来てからの変化が楽しみです。


この決闘の回では、ちょこちょこ銃がアップで描かれていたので
似たような決闘用の銃がないか調べてみました。
アニメは簡略化して描かれていますが、なるべく似たものを。

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ju01

ju03

この辺りどうでしょう。
デザインだけでピックアップしたので年代や実銃&モデル混在。
決闘用なら貴族向という事で、ある程度の装飾は当然?


フリントロックという点火方式の銃らしく、想像していたよりも
結構大き目。これは…片手で扱うとなると重いでしょ。
凄いなぁ。オスカルさんてば、ほんとに鍛えてますねー

作監の荒木さんは、銃マニアでモデルガンを参考にされたらしく
アニメ中では一瞬なので分かりにくいですが
止めて見たら、点火部分もきっちり描写されていました。
見えない角度に逃げずに描くあたり、やはりマニアだわ~(笑)




  長岡市周辺在住の、ベルばらファン様へ


ごくごく一部の方への局地的御案内です。
御当地にある県立歴史博物館の企画展にて
ベルサイユのばら " 関連品 " を展示しております。


第14回 マイコレクションワールド

期間:6月17日(土)~7月9日(日) 入場無料
※同じ博物館内の常設展は中学生以下無料、高校生以上有料

こちら所謂、高価なものという意味のお宝展ではなく
様々な物品について、少しだけ普通の人より思い入れのある
一般人さんが集めた品が並んでいる展覧会です。

毎年内容を変えながら開催されていて、今年の会場には
15種類の様々な世界が広がっております。
その一角に、ベルばら世界。


自分、こちらの博物館友の会の、いつもは幽霊会員なのですが
今回はこの企画案内があった段階で、提案してみたのでありました。
「今年は池田先生50周年、ベルばら45周年という節目年なのですが
こういうのは、いかがでしょ~?」と。
そしたら面白いと思って貰えたらしく、すんなり採用という事に。あらま~

という事でスミマセン。
集英社や池田プロダクションは、っっっっったく無関係 !!
単に私の私物がならんでいるだけの展示でございます
内容は、ベルばら漫画・アニメ・映画に関した物品。

はっきりゆ~て、コレクションという程ではなく…。
長年のファンの方ならば身に覚えがあるかと思われます。
大好き~ 買う~ 捨てられない… あ、溜まってる

内覧会では、ベルばらってこんなにあるのねーと驚かれましたが
長い年月の間、無数に登場した数々を思えば、ちょんちょろりんです。

基本は、ファンではない一般さんを意識した展示ですが
ほんのちょっとだけ、アニメの少数派物品を置いていました。
荒木さんの回顧展図録(オスカルさん原画部分)
決定稿前の仮シナリオ(放送にはない場面)
放送当時のアニメ雑誌(インタビュー記事)等、一部ですが
読めるように広げて置きましたので、興味ある方どうぞ

ということで近くにお住いの方々様、入場無料ですので
お暇でしたら、どうぞ宜しくでございました~


myco




アニメ再放送も、あっという間に第6話に至り
今日もビシバシに冴えわたっておりました。
オスカルさんの足技が。

チーム悪役の陰謀にのり、パリ御訪問の行列を
妨害しようとする実行犯の元近衛くん。
その手から転がった爆弾を、華麗に蹴り上げ河へドボーン。
近衛隊隊長さん、事件を未然に防ぎ、お流石でございます。


以前から、オスカルさんの裏の特技は足技 などと
勝手に言っておりましたが、今回の放送を見ていて
ばっちり第1話から足蹴りがさく裂していたのには笑いましたデス

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こちらのね、例の殴り合いの時なのですが
はい、証拠のお写真
CIMG9208
蹴られたアンドレさん、これで立ち上がれなくなりました。
殴り合いにばかり気を取られていましたが、足も出てましたか~(笑)


そして、次に優雅な御足様が登場するのは第四話。

「母上殿に心配掛けずに、どちらかに決めろ!」

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と詰め寄られたところ
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オスカルさーん もしかしてこれは八つ当たり?

この時は蹲ったアンドレさんもすぐに立ち上がりましたが
あれから腹筋鍛えていたのかしら。適応能力高いですネー
あ。
正確に言えば第二話、洞窟中で悪党に飛び蹴りを食らわせたのが
足技場面の2つ目になりますね。
あの時はホントの攻撃手段のひとつとして。
なんというか…これも身軽さの表れということでしょうか(苦笑)


オスカルさ~ん、いかにアンドレさんが何でも受け止めてくれるとはいえ
体育会系な甘え方?は、ほどほどにしておきましょうね~  死んじゃうじょ





薔薇は♪ 薔薇は♪ (2017.6.5)
lalaTVでのアニメ再放送、始まり始まり~


昔々子供の頃、アニメ本放送で初めて第一話を見たとき
当時あった他のアニメとはまるで違う趣に一目で虜になりました。
あちこち印象的な造りで、他では見られないドラマ性を感じたのです

その中のひとつ。
言われるがまま軍服を着るのは嫌。
けれども逃げたと思われるのも嫌で、剣の勝負を挑む場面。

「私は大勢の前で、あなたに恥をかかせたくない」

女相手に...と上から目線で笑い飛ばしていたジェロさんも
この言葉にピタリと笑いが止まります。
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お、手応え有り。 と、お目目キラーン なオスカルさん。
ベタですけど、ここの展開好きですよ~(笑)
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そして、ついついのせられ、馬から降りちゃうジェロ―デルさん。
若いわぁ 君君、まだまだ修行が足りませぬな
これから十数年後、目の前の相手に求婚しちゃうとは
微塵も思ってない時なんですよね~。か~わいい~


あちこち印象的なカットが散見される第一話、その中のひとつ
父上とアンドレさんの会話を濡れながら立ち聞きするオスカルさんの場面。
l1
こちらの夜のシーン、降りしきる雨が子供心に ドキドキ きました。

コラコラ、立ち聞きするなら廊下にしときなさい、とか冷静に考えると
それでは絵的に全然つまらなくなっちゃうのですよね。
ベルばらアニメでは、心の葛藤がある場面や劇的なシーンでは
雨ザァザァくることが多くて、この後、オスカルさんは少なくとも三度
濡れ鼠になるのでした。

王妃様の伝言をフェルゼンさんに伝えた時。
亡くなったジョゼフ殿下の弔問に向かう時。
そして、アンドレさんを失った日の夜。
そういえば初めて喀血した時も、雨に濡れてましたね。



という事で、さてさて大河な連ドラ:ベルサイユのばら。
これから毎晩放送という事で、楽しみでごじゃりました~





 

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