2018年08月


昭和40年~60年代アニメの歌・全集が出ました
なんとも盛りだくさんな本で目移りして読み切れません。。。


  日本懐かしアニソン大全   
  腹巻猫&レコード探偵団.著   辰巳出版

* 黎明期 1963-68
* 開花期 1969-73
* 充実期 1974-77
* 進化期 1978-82
* 発展期 1983-88

* 劇場アニメ
* 70年代ロボットアニメ
* 世界名作劇場

* 他 コラム・インタビューetc...

目次見出しを拾うとこんな感じ。
昭和のアニメソングの歴史を追っている形ですネ。

目次を確認したくせに、好きな作品から拾い読みし始めた私。
一番最初はもちろんこちらから ばらは♪ ばらは♪

CIMG9953
我らが薔薇さんは、進化期の曲でごじゃりました


こちら大体1作品1頁の紹介ペースで、なかには歌詞が載っている曲もあり
全体のほとんどがカラーという贅沢な御本でした。
なので、ふんだんに収録されているレコードジャケットのほとんどが
カラーで当時のままを見れちゃいますうほうほ

…と好き勝手に拾い読みしていたら、どこまで読んだか分からなくなったので
も一度初めから順を追って読み直すことに~~
やはりちゃんと歴史の流れを感じながら読まねば勿体ないかも(苦笑)


母をたずねて三千里とか1000年女王とか、作品を抜きにしても
私、普通のポップスと同じように昔のアニソンが好きでした。えへへ
子供時代はFMから録音して繰り返し聴いていましたので
作品は見てないけど、この曲好き!というのも沢山あるのデス。
もっとも「好き」でも、今まで歌(曲)そのものの裏側を知る機会は
特になかったので今回本を読んでみたら、いろいろと面白かったです

アルプスの少女ハイジのヨーデルは、アニソン初の
海外録音が行われ、歌っているのはスイスの歌手さんだとか
フランダースの犬OPコーラスはフラマン語(!?)なのだとか
へ~
へ~
へ~
と解説裏話小話満載の他、インタビュー記事などもあるので
これは図書館に並んでいても面白い本なのではないかしら?
資料としても。読み物としても。



ani0




来年のカレンダーの発売予告を見ました。
名言・迷言入り宇野くんカレンダーが楽し過ぎました

syu

ne

ゲームはしませんが「課金」意味はわかります。
本人、いたって普通に真面目に話していた台詞ですが
こうしてみると可愛い過ぎなのでわわ~(笑)

最近カレンダーは買わない年が続いていましたが
この「寝たいです」頁だけ欲しいかも なごみ系。。。



 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000012840.html


漫画では、ぷんすか 噴火していたオスカルさん。
アニメでは静かに憂いていました。。。


"ジャンヌ・バロア回想録第一巻
マリー・アントワネットスキャンダル伝その1、王妃の恋人たちの目録"
CIMG9336c
「 出てる出てる
 男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ大佐
 ポリニャック夫人の次に出てるぜ
 ジャンヌ・バロア。ほんとうにやるもんだな 」
CIMG9339c
「 私の事などどうでもよい
 問題はその内容を信じ込む民衆の気持ちだ
 王室に、そしてマリー・アントワネットさまに対する… 」
(第24話 アデュウ わたしの青春)


このような公で認められない出版物は"禁書・悪書"として
厳重な取り締まりにあっていましたが、出版業界内での
権利不平等や確執、税制など様々な影響もあり、意外な事に
禁書の類は国外で印刷・密輸されていたものが多かったようです。

という事でこちら、図書で借りた禁書に関する本が面白かったので
結局、購入し再読していました 。


    革命前夜の地下出版   
 ロバート・ダーントン  岩波書店

bIMG_0001

いつの時代であろうとも、貧民街から猥褻話を拾い出せないときはない。
しかしルイ十六世の治世には、これがあふれかえっていた。(一部略)
そしてこの洪水は、警視総監J・C・P・ルノワールを悩ませた。
「パリっ子というものは、政府の命令や許可によって印刷され、公にされた事実よりも
こっそり出回る誹謗文書や悪意に満ちた噂のほうを信じる傾向がある」からであった。

オスカルさんが衛兵隊をひきいて 市中をまわっていた頃
弁護士や文筆業(作家)志望者が、パリには大量に溢れていました。
しかし、それを専門として生計をたてられた人は、ほんの僅かでしかなく
まともな仕事に就けず、そのまま底辺の生活へと転がり落ちた人々が
批判や中傷文を書く作業を請け負ったり、噂話のパンフレット作家などに
なっていた面があるというお話。
自分自身の無能力さは考えず、思うようにパリで認められなかったこと
その恨み妬みの心が、批判や中傷文へと転化していた部分もあった様です。


「ある下劣な宮廷人は、こうした悪い評判を韻をふんだ二行詩に作り
従僕の手を通じて中央市場まで配布させる。
市場から噂は職人のところに届き、職人はそれを殿方のところへお届けするが
この殿方こそ、この詩を最初に書いた張本人なのだった」

ストレートに下品過ぎて、その「悪い評判」文はここに記せませんが
宮廷に伺候している貴族が、王室の評判を落とさせる悪口(誹謗中傷)
従僕に指示してパリ市中でばらまき、それが一般へ広まり、自分の元へ
印刷物として形を変えて戻ってきたものを「もう読みましたか?」
「今パリに出回っていますよ」と宮廷へ持ち込む。などという方法が
実際に取られていました。
きったなーい! 手の込んだ、でっち上げですネ。
アニメの回想録発行はこの変形バージョン的で、そう深く考えてませんでしたが
嘘を作っている自分の存在を誤魔化すというのは、汚さ倍増な手法ですね。
ヤダわわわわ~。


「情報屋」と呼ばれた専門家が、パリの特定の場所----たとえばパレ・ロワイヤル
公園の「クラクフの木」の下のような所に集まって「ニュース」を交換した。
こうしたゴシップが書きものになって「手書き新聞」が作られ、これが印刷されると
「スキャンダル情報」となる。
これは、昔風の噂の呼び売りと、大衆ジャーナリズムとの中間にあたるものである。

この時代、正規の報道紙というものはなかったので、同じ非合法だとしても
ベルナールなどは活動家でもありましたから、こういう情報屋系ではなく
政治パンフレットの書き手という感じの位置づけになりますかネ?


とここまで記した(本文から拾った)一文は、ほんの部分でしかなく
こちらの本では、書籍やパンフレットの内容そのものよりも、禁書制作に関わる人々
執筆・発行・印刷・運送・小売、という業種の様子が描かれて部分が多いです。

なんとか本を出してもらおうと、自分を売り込む執筆家がいる一方
自称作家の売り込みなど歯牙にもかけない出版社が、差し入れの獣肉に騙され
詐欺師相手に支払いのないまま何年も、出版物を提供し続けたあげく
代金を踏み倒された  などという、様々な悲喜こもごももあり。

また他には、遠路旅をして出稼ぎ労働者のように印刷業務に携わる人々や
山越えをする密輸業者の記録もあり、まるで何か小説の一部のようでもありましたが
こちらに収められているのは実際の動き、出来事なのでした。

当時の詳細が分かる書類や手紙(=古文書)が、今まで大量に残っていたという事
それ自体凄いな~と思いますが、それをライフワークとして長い時間をかけ
読み解いた著者さんが一番凄いのでしょうね~~ あっぱれ





先日TVで
『相手に言いたいけど言えない事』 → 『キスが下手』
という話題をみかけました。

TV用に面白可笑しく盛り上げてるんだな~という趣で
特にこれという事もなかったのですが
下手でも気持ち悪いキスじゃなきゃ大丈夫なのでわ~?
一緒に上手くなっていけばいいのでわわ~~?などなど
そもそも技術ではなく、大事なのは相手が誰か?
の方だけどねぇ と、ひっそりツッコミしてました。


というコトでこちら。
CIMG9934a2a
お手手ぎゅ が好きな形ですが
CIMG9934a2b
オスカルさまの 「コレジャナイ感炸裂   


環境的にもジェロさんは場数を踏んでいる可能性が
高い気がするのですが、そんな上手そうな人でも
コレちゃいますねん  と、逃げられる訳ですよ~ほらほらほら。

CIMG9936
好きは理屈でも技術でもありませんのよね。
オスカルさま、本能的にアンドレさんを思い出しました。

酒場の喧嘩帰りのキス、あれは恋愛モードよりも
慈愛モードの割合が大きいキスですよね?
幼馴染君も、わりと冷静に口づけているし。
慰められて、その優しさにほろりときた オスカルさんに見えました。

という事で、アンドレさんよかったですね~マーキングしといて <違




このページのトップヘ