2019年01月

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一個ずつコリコリと、リスのように齧るのが好きなこのお菓子。
達磨だからもしや髭?…と、ようやく(いまさら!?)気がつきました。

今まで可愛いお口だと思ってたのに~~~ヒゲっ








池田理代子先生が貸本時代に描かれた作品『水色の少女』。
その執筆にインスピレーションを与えた作品がこちらという事で拝読。

  ジェニーの肖像 
ロバート・ネイサン 東京創元社
ジョニ
1938年、冬のニューヨーク
貧しい青年画家イーベンは、夕暮れの公園で、一人の少女に会った
数日後に再会したとき、彼女ジェニーはなぜか、数年を経たように成長していた


…あれ?これ知ってる?
と、初めて読んだはずなのに既読感ありあり。
埋もれた記憶を手繰り寄せ、萩尾望都先生の短編だったかなー?と
思い出したもののイマイチ判断がつかず、ちょっと調べてみましたら
こちら、かなり有名な作品でした。あ~ららら
若い頃、海外作品を乱読していたはずが、かすりもしていませんでしたわ。
読み方がごく偏っていたという証拠かしら~

ウィリアム・ディターレ監督により映画化もされていて
小説だけのつもりが勢いあまって、ついつい映画鑑賞まで。。。

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映画なりの解釈もしてあり、こちらもまた良作。
あーこれは若い時に見ておくべき映画だった。と思いました。
現在の自分、歳を重ねた分だけ、鈍くなっている自覚があるので…。
惜しい事してたかも。
単純なタイムトラベルものとは一線を画すタイムロマンス。
SFでもファンタジーでもない叙情世界。
本編ずっとモノクロですが、終盤モノカラーに移行して
ラスト、天然色で終わる演出が素敵でした。


池田先生がこの映画版か小説なのか、どちらに触発されたのかは判りませんが
他にもこの作品に影響を受けた作家さんはいらしたようで、そちらも拝読。

石森章太郎先生 『きのうはもうこない、だがあしたもまた…』
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水野英子先生 『セシリア』
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繰り返し男性の前に現れる一人の女の子。
小さな子供だったはずの彼女は、いつの間にか
ひとりの美しい女性に。

水野先生は、わりとストレートに漫画化してありましたが
石森先生作品については、人物が日本人名でタイムマシンも登場。
私がもしや?と思った萩尾望都先生の作品は、影響を受けている
気配はあるものの、物語としては全然違うものでした。
(原作付ではなく萩尾世界の作品になってる感じもあるので)

他のと勘違いしたかな?と手探りしてみましたがピタリ賞はなく。
個人的には70-80年代の、萩尾先生の作品が特に好きなのですが
その頃の作品の抒情性、一瞬と永遠
よく描かれていた少女少女の詩情溢れる世界に通じるものを
『ジェニーの肖像』にも、感じたからかもしれません。


おまけ
池田先生作『水色の少女』は読んでいませんが、他の貸本時代の作品の
表紙が古書屋さんの記録に残されていました。
とうの昔に完売済みですが、なかなかよい御値段でしたデス~ oh!
世の中には貸本コレクターという趣味の方々もいらっしゃるんですね。
kasi
デビュー作『由紀夫くん』。これは表紙用に他の人が描いていますね。
『あの空は』…この当時の絵柄に近いので、先生筆かなぁ???
服など、とてもモダンに見えまする
他には再発売の際、最初とは違う表紙がつけられた作品もあったようです。







   https://www.fiimo.jp/ ←キャンペーン詳細はこちらから
フィーモ
だそ~です。
キャンペーン特典としてベルばら的+αは特にないようですが
宣伝部長としてオスカルさまが身体張って頑張ってらっしゃいました

アイスの次はスマホですか。
あちらこちら相変わらず引っ張りだこですね~

 
 









 

こちら地道にコツコツとCMが増殖…






先月開催されたドールズ・パーティー40の公式サイトで
そのアフターレポートが公開されていました。
設営~会場前から始まり、閉幕後の様子まで。
ベルばら以外の素敵な御人形さん達も目白押し


http://www.volks.co.jp/dolpa40/afterrepo/

ベルばらドールお披露目ページ
http://www.volks.co.jp/dolpa40/afterrepo10/

「スーパードルフィー® ベルサイユのばら -美しきばら達の饗宴- 展示会」は、
巡回展を予定しております。これからのお知らせにもどうぞご期待くださいませ。

という一文がありましたので、どこかで再びジオラマ展示されるご様子。
ん~直営ショップかな?それともイベントかな?
近いところなら、も一回みたいかも


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舞踏会展示のサイド部分にいたドールさん

衣装を変えればジェロさんちっくに見立て出来そうですけど。ちょっと幼いかしら?




昨年発掘してきました。
なんちゃってオスカルさんのアンティーク物件です


ベガ星友のバラ(べがせいゆうのばら)

彼の名はメスカル
ベガ星の仲間から"ベガ星友のバラ"と呼ばれている親衛隊の
スゴ腕の戦士で、乗っている白馬はペガペガという円盤獣なのです。

「メスカル!何をグズグズしているのだ、大介をはやく殺せ」
ベガ星友のバラ-(5)
↑他人の空似と言うには、うり双子
こちらのなんちゃって様は"メスカル"という名の男性で、この世界では悪役勢力所属。
主人公を殺せと命じられています。

ベガ星友のバラ-(6)
主人公の寝込みを襲うオスカルさま…ではなくメスカルさま。

こちらのメスカルさま、左隅に見える女の子、ヒカルに惹かれています。
けれどもヒカルは襲われている主人公と仲良しです。
メスカルさまは、ヒカルの気持ちが気になり襲撃を失敗します。

これをベルばらで例えるならば、ロザリーを大切に思うオスカルさまが
黒騎士に対する彼女の恋心に気を取られ、ベルナール殺害を失敗…という感じ?

ベガ星友のバラ-(8)
結局、命令を遂行出来ず、上司に反省を示すことのないメスカルさまは
他の親衛隊員への見せしめに、処刑されてしまうのでした。合掌

そもそもこの本のメインはグレンダイザーで、主人公は大介。
それがなぜかこのお話だけ、メスカルさまがメインの流れで露出過多。
悪役サイドなんですけどね~(笑)


この作品が収録されているのは、UFO ロボグレンダイザー図鑑という
昭和51年発行の児童向け御本です。
(UFOロボグレンダイザー=当時低年齢層向に作られたロボット作品)
ベルサイユのばらを知らないような年齢層向の本掲載なので
当時読んでいた子供達も、どこまでわかっていたかしら?
ボリュームとしては、表紙を含め全14頁というコンパクトさ。
40年以上前の本なので近隣図書館にはなく、結局東京で探しました。
キワモノ的ですが見たかったんですにょ


ちなみにこちら、ベルサイユのばら年表に当てはめた場合

1972年 漫画連載開始
1974年 宝塚初演
1976年 メスカルさま収録本 発売
1979年 アニメ放送開始

ルパン三世(ベルサイユは愛に燃えた)に登場したオスカルさんより
前に描かれているので、なんちゃって物としては最古参でしょうか?


おまけ
ベガ星友のバラ-(7)
メスカルさま vs 主人公のロボロボ・グレンダイザー。
話の展開上、対等に戦っていますが、設定では右側の主役ロボット
グレンダイザーは全長30メートルの巨大ロボットです
つまりはビル並に巨大化して戦うオスカルさま…もとい。メスカルさま。
ということで、ははは。なにげに人間を超えちょりまーす





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3a

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「生ゴミ」というのは、くろい鳥的大賛辞(笑)
ゴミ発言の回は見逃しちゃったけど

Q: 好きなパンは?
A: 残飯
とか答えちゃう、そういうブラッキーなトコロが好き


キョエちゃんはNHK"チコちゃんに叱られる!"絶賛出演中~




seru
懐かしのアニメ セル画・版画展
という展示販売の催し物があるそうです。

中にベルばらアニメのセルもあったので
近所なら、買わなくても覗きに行ったかも。

けど。
凄いです。
ついてるお値段びっくりんちょ
この値でセル買うなら、ドルフィ買っちゃうなぁ~(苦笑)

一番お高いのはトトロのセルでしたが
思わずゼロ数え直しちゃいましたよー。
…ふっかけ過ぎ???
それとも、もしや、ジブリに至っては美術品評価ということ?


 大丸 心斎橋店
1月23日(水)→29(火) 北館1階特設会場
セル





HDを見直しつつ整理整頓。
今頃ですが2018-2019シーズンのフィギュアスケート。
大ちゃんのおかげで今季全体、楽しい気分で眺めていました。
国際大会には出ていないので、その辺は影響ないはずなのに
なぜこうも違った気分で見えるのか不思議効果。


年末にあった全日本フィギュアも面白かったです。
特に女子。鋼のようなメンタルの戦いが凄過ぎ。
みんな可愛い顔して、めっちゃ鬼~~
男子では個人的に一番印象に残ったのは宇野君のSP。
プログラムがどうとかいう以前に気迫にやられちゃいました。

そして本命大ちゃんフリー。
ジャンプはコケても平気よ
けど最後のよろ~りはしちゃだめよ~ん
こらこら。最後決めないと拍手の出鼻を挫かれましてよ

練習ではあんなに決まっていたのが本番でよれてしまうこの怖さ。
試合勘ってホント大切なのですネ~。
全体に感覚は戻ってきていたように見えましたが、あと一歩でしたか。
末端の大会から参加して、ひとつずつ積み重ねていくのは
正しい方法だったようですが、それでも足りなかったのは
時間(期間)もしくは実戦という事かしら?

次の目標がどこになるかはわかりませんが、現役続行は嬉しいです。
向上できる余地と活力がまだまだありましたもの




その後のメダリスト・オン・アイスも、見ていて楽しかったで~す
大ちゃん、期待していたギルティクラウンありがとうございます。
これ好きなので見たかったですにょ。うふふ
da
オマケとはいえ、よくこの衣装でマンボまで踊りましたネ。
裾ばふばふで、余計な遠心力に振り回されて大変だったでしょうに(笑)

それにしても今回 だったのがTVのカメラワーク。残念賞。
Kroneは折々に、衣装裾がうねって赤い裏地の見えるところが映えて最高!
なのに全然わかってなくて真上から撮ったりしちゃだめでしょおーがぷんすか

別に大ちゃんに限らずですが、全日本の時も同じく。
定番のポジションを、わざと外して映してた感じを受けました。
素人が言うのもなんですが、無意味に凝り過ぎた?
(西日本大会の方が見てて素直に演技を味わえました…)
雑多な画面変化は無用の長物。
最低限、演技中の天井カメラは今後辞めて欲しいなぁ。
今まで真上から見て効果的だったのは中野さんのドーナツスピンだけでしたヨ。


ごほごほ。脱線。
本筋に戻しまして。
田中刑事くんはリーゼント、盛り盛り似合い過ぎでした(笑)
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別人~♪と思ったらスタイリストさん製だったんですね。納得。
このプログラム良いですよね~楽し~ハマり過ぎ
ジョジョ良いから、これショート用に改造して来季滑らないかしら?
彼が今、試合本番で必要なのは、開き直りだけだと思ってるので
ジョジョなら、おらおら系演技で自分の弱気部分も飲み込めそうだし
刑事くんのいいとこばっかりアピールしてくれそうな気がするのです…うん。

友野くんのロボロボも良かったですが、今回のMOI
ここに宇野君のGreat Spiritがあれば私的には完璧でした。
これ試合プロより好きだから観たかったな~
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今季後半戦、それぞれに出場選手には期待しています。
ばしっと決めて、魅惑のエキシビションを再び観せてもらいたいです





お出掛けmemo  2018年12月15日

  http://www.kodomo.go.jp/

国会図書館ならあるはず…と探し物をしていたら
こちらに収蔵されていると分かったので御訪問。
エントランスから入って早々、撮影をしている人に遭遇。

図書館内 児童書ギャラリー入り口
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『明治39年竣工時の建具を保存しています』
というプレートがあり、どうやら本や催事目的ではなく
建物(建具)撮影目的の人もいるご様子。
室内以外の通路部分は撮影OK。
せっかくなので私もにわかカメラマンに~
ギャラリー内には、本のエレベーター(木製)の名残もありました。
※実は予定外のこれが原因で、ドルパ撮影時、充電ピンチに…
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手すり部分、保護のためガラスでカバー↑
今から106年前のデザインになるわけですか。こちら。
モダンですわ
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木製の建具は綺麗に塗り直されているので、そう古びた感じはうけませんが
時代を感じさせるこんなものがありました↓閉じられたドアにあったプレート
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おお~古い古い。106年前の"しめきり"。
"押す・引く"ではなく "しめきり"。
・・・ん?しめきり?開けちゃダメ扉?


図書館内 本のミュージアム入り口
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右側に見えるレンガ模様が、元々外壁であったようです。
左側は一面ガラスになっていて、とどのつまりは建物外壁全体を
まるまるガラスカバーで覆ってある形。豪快ですわ~。

時間があったので、展示会も拝見。
 『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち
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芥川龍之介「蜘蛛の糸」は、赤い鳥創刊号掲載だったんですネ。
海外作品の再話の紹介などもあり興味深々。
もっと時間があれば別室ギャラリーにあった赤い鳥復刻版を
じっくり読みたかったかもかも。

雑誌に携わった人々について。
雑誌に掲載された作品について。
それ以外では、当時の雑誌広告も面白かったですネ。
カルピスなど今に続く企業の広告。
モダンレトロでお洒落だったり可愛いかったり。
可能ならカメラ撮りたかったですよー

北原白秋や西條八十など、著名な人々が関わっていて
童謡についての展示もありましたが、それでも一番は
赤い鳥を創刊した鈴木三重吉という人物のもつ
子どもの純粋な感性を育むための、文学や音楽についての
信念と情熱が伝わってくる展示でした。 
そっか。信念や情熱がありすぎても人とぶつかる事になるのネ
 

というトコロで、ここまでが子ども図書館レンガ棟でのこと。

こちら週末のわりに、特別混んでいる感じがなかったので
わりと穴場な施設なのかな?
一般の図書館とは内容が違うせいかもしれませんが
ゆったり過ごせる雰囲気の良い図書館でありました




庭園ポイントから、離宮プチトリアノンへ移動

この番組では、プチトラン車中からの眺めや、離宮内へ至る
移動中の通路部分などを、長めに見せてくれた点が好みでした。
自分がもしそこにいたら、こう見えるのネ、という臨場感があったので。

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お供の間
その部屋のシャンデリア↓
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「枠の部分には濃紺のラピスラズリがふんだんに使われています」
美々し~
濃紺に金の配色は、深紅に金よりも落ちついていて品良く感じます。
ではジャルジェ家某さんの軍服も、赤より青が好みかといえば
そちらは白が好き~という事で。服飾はまた別ですわね にゃはは
関係ないけど"ラピスラズリ"と聞くと、ついジブリを連想…。

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王妃の寝室
「家具は王妃が注文したものです」
番組で特に取り上げていたのは椅子。
松ぼっくりやお花で飾られ、優しく可愛らしく素朴な印象。
特別に保護カバーを外し、本来の生地を紹介したトコロ↓
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カバーで覆っていたのは、光劣化を予防するためかしら?
中から現れた制作された当時のままのファブリック。
薄いベージュ系部分と、色が抜けて生成りぽくなっている部分が見えました。
保護しないと刺繍部分も色が薄くなっていくでしょうね。
そして、この寝室の隣の小部屋↓
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鏡の談話室
「王妃は他人の視線から逃れ、自分のために生きようとしました
 その極めて現代的な感覚が、非難の的となったのです」
外からの視線を遮断するための、鏡付き壁面をBefore After 。
番組内では、なめらかに壁が動く様を、長めに見せてくれました。GJ


離宮を出た先に王妃の劇場があり。
更にそこから木立へ分け入り、歩いて行った先にあるのが王妃の洞窟(人工の洞窟)
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こちら森の中から、村里へと続く散策路を進んでいく場面。
元々人工的に作られた森ですが(歳月による成長で?)緑が濃く深い雰囲気。
これで人の気配も少なかったら、ぼんやり歩くと何だか迷いそうな気分。


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王妃の村里
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高い位置からの映像が多かったので、村里の全体像、スケール感は
よく伝わってきましたデス。今まで思っていたよりも広い印象。

最後にプチトリアノンからベルサイユ宮殿を望む遠景も映し出されたのですが
プチトランで何分とか距離は何キロとか言われるよりも、パッと見で
「オスカルさん。これは気軽に訪ねて行けないわ」と思っちゃいました。
遠~かと~~
宮殿からプチトリアノンまで。馬でも短時間では戻れない感じ。
仕事放って、ちょっと行ってくる!とは言えない距離に見えまする。


さてさて番組はここまで。
全部を見ようと思ったら1日でも足りないと言われていたベルサイユ宮殿。
こちら2時間で回るための厳選ルートを設定されていましたが
実際行ったら、私みたいなのは4時間以上かかるだろうな~と思います。
…行く予定もないけれど。てへ


こちら、ツアー仕立てのつくりで、とても好みな番組でした。
村里の建物内部の映像がなかったのだけが残念ポイントだったので
NHKさん、オプショナル編とかいって第二弾作ってくれないかしら。

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