2020年09月

テーマ曲は知っていたけれど
NOチェックだった古い映画。

 『イルカの日』(1973年アメリカ映画)


やっと見ました。

dou
   「 ファーは パーが すき 」


こちらサントラでは、テーマ曲の冒頭にイルカの声が入ります。
本編を見る前は、声が入らなくても良い曲では?と思ってました。
(声は日本版アルバムのみの仕様)
訂正↑ 声は日本版シングル盤のみに収録
が、映画を見終えた後聴いたら、曲から受ける印象
その深さがガラッと激変。
声が入っている事で胸キュン度沸騰でした~! ぅぉぉー

その後、頭の中が飽和状態になるまでテーマ曲をエンドレス…。
この声、ラストシーン間際の浜辺で呼びかけてる時の
声じゃないかしら?


こちらの映画、ドルリューの音楽と、全編本物のイルカが
演じている事が、記憶に残る作品になっている理由と思います。
今風の音楽がついたら、これほどの抒情性はなかっただろうし
CGだと…よくできてるね、でさらりと終わりそう。

ハッピーエンドでもバッドエンドでもない(と言いたい)本作。

「逆だったんだ」
「何が?」
「我々がイルカを真似るべきだった」

パパちゃん博士のこのセリフが全て。
今でもファンがいる理由がよーくわかりました。

もっと早く見ればよかったな~~






これこれ!
これやりたかったですわたし


  【ゲームさんぽ】
assassin
https://www.youtube.com/watch?v=vQI7M2ysmx8&list=PLUk_P7-p7WI-lFCqVmn7fWF8ShdwdNCfn&index=80

ライブドアニュース企画チャンネルのひとつ。
《〇〇のプロといくゲームさんぽ》

その中に、フランス革命時のパリを舞台にしたゲーム
ASSASSINS-CREED-UNITY 
こちらの実況動画が前・後編で上がってました。
assassin1
パリ観光と銘打ってますが、ゲーム世界は18世紀なので
そこがみそ

前編はノートルダムメインにシテ島中心。
後編ではバスチーユ行ったり、イノサン墓地から
カタコンベへ入ったりでわくわく
あ・でもベルサイユは残念ながら遠方から眺めただけ。
assassin2
assassin3
assassin4
びしっと石畳、というわけでもなく板が敷いてあったりして
それだけ足元の状態よくなかったんかなー(汚)と想像。。。
assassin5

こちら、CGがとても良く出来ているので
ゲーム中のパリを歩いてみたいな~と思ってたんですよね~。
ゲームはしなくていいの。中を歩きまわりたいだけ

なので今回の企画は、どんぴしゃ楽しかったデス




コッポラ監督の映画マリー・アントワネットにも
参加されていた、日本人の衣装デザイナーさんのブログ。
ファッションの歴史について、こなれた文章が面白く
このところ楽しく読んでいました

japan

https://aoki7.com/
ファッション史専門学校…とあるけど
そこのところはちょと分からず。
ブログ末尾の広告には興味ないもので…


こちら、ありがちな畏まった教科書的な説明でなく
読み物として軽やかな雰囲気。
画像と説明が端的に並べられていて
感覚的にわかりやすいから
素人が興味本位で読んでいても楽しかったのかもかも

ロココ・近世のドレスに関しても
タックではなくギャザーで寄せてるとか
糸が絡まらないよう蝋が塗ってあるとか
目からウロコがほろほろでした。

個人的に一番うれしかったのは
中世のパンツについて解説があったことかな

男性のおパンツについて。
宗教画やら古~い絵画には描かれているのに
それについて言及されてる事ってろくになかったから。
(私がみつけていないだけかもしれませんが)
やっとはっきり言ってくれてる本職さんがいた~
女性用のはあるけど、男性用下着についての解説って
なかなかなくて。。。これで自分的にも一段落気分。

ぴっちぴちの中世タイツ姿の時代から、おパンツさんは
ちゃんと存在して履かれていましたのよぅ。
だからオスカルさんもちゃんとパンツ履けます!
男装でも女装でも履ける種類ありという事で   たぶん
よかったよかった <行きつく先はいつもココ


こちらのデザイナーさん、海外での仕事が長いらしく。
時代設定しっかり&ディテール細かいという点で
「赤毛のアン・ハイジ・ベルばらは、今でも向こうのデザイナーに
人気がある」というコメントもありました。嬉し~



幻の地方打切り版ベルばら最終回
『燃えつきたバラの肖像』

utikiri

先頃Twitterで御紹介下さった方がいらっしゃいました。
ありがたや~
ありがたや~
お陰様で長年のモヤモヤが解消されました

肝心のお話は、めっちゃ端折って超駆け足。
近衛退職・ジェロさん求婚・毒殺心中未遂・父噴火…からの
告白ラブラブ・パリへ発つ、という展開。…うーん。
賞味20分そこそこの所へ、よくこれだけ詰め込みましたね。
ドレス姿は入る余地なし。

求婚と毒殺未遂は1セットになるエピソードなので
詰め込み解消に、ここをカットしても良かったのでは?
それでは盛り上がらないかしら。
いやいや。入ってても私的には盛り上がらなかったですじょ 絵が凄くてニャ

細かい部分は忘却の彼方でしたが、今回あらためて見てみて
想い出通りだったのは、作画が凄かったトコロですね。
部分的にはもはやギャグ…

打ち切り版製作は本編に携わっていない外注スタッフさん。
続行していた本編はちょうど首飾り事件の裁判終了頃だったので
物語後半の設定がまだ固まってないタイミングだったかなぁ?と想像。
放送済の初期設定に従い、未設定部分は原作デザインを拝借して
頑張って動かした感じがします。

オスカルさんの後半戦・青軍服、打ち切り版じゃない本編では
省略された裾飾りがこちらには入っていて、サッシュベルトもあり
一方のアンドレさんは衛兵隊エピソードがないため軍服姿なし。
ラストの止め絵、バスティーユを背景にブラウス姿とは…上着忘れたにょ?



さて、こうして数十年?ぶりに世に出てきてくれた打切り版最終回。
放送された昭和の当時は、家庭用ビデオもまだ一般的ではなかった時代。
この頃のアニメファンにとっては、作品とは一期一会。
基本、一度しか見る事の出来ない、それっきりの貴重品でした。
※TVアニメを放送後商品化するようになるのは、もっと後。

当時のアニメファンはTV画面をカメラで写すとか、カセットテープに
録音するのが精いっぱい。
アニメ雑誌が登場したのも、ちょうどベルばら放映前後のことでした。

なので雑誌にも未掲載、ビデオ等商品化もされていないこの打切り版は
大珍品!すんごい貴重品と思います! 凄いな~よく残ってたな~~

けれどこちら、単独での商品化は難易度高いだろうな…とも思います。
なんか一種、黒歴史的ポジションだし(苦笑)
それでも出来る事なら何らかの形で残して欲しいですねー!
「音声部分」を。
音声はオリジナルキャストだったはずなので、田島さん演じてるはず。
内容はかなり原作寄りでしょうけど、その演技が形として残らないのは
惜しいな~と。めっちゃ惜しいな~と思いまする <未練…





一連のつぶやきをまとめて下さっているのはこちらで
→【 ス・まとめ 】・・・”ベルサイユのばら”で検索





このページのトップヘ