2022年04月


  アニメ大国の神様たち 
時代を築いたアニメ人インタビューズ
三沢典丈・著   イースト・プレス


2005年から2008年まで新聞に連載されていた
インタビュー記事を再編集された御本。 
たくさん収録されているけど短文なのがやや残念。
元が新聞記事なので文字数制限のせい?仕方ありませんが。
記録として残るのは貴重なので書籍化されて良かったデス

本書中、出崎統監督の項から一節

オスカルの目線ではなく、自分たちと同じような平民出身の
アンドレの目で見ようと思ったのです。
アンドレの必死な姿に、貴族出身のオスカルが惹かれていくはずだと…。
歴史上もそうなったけど、僕にはまず人間として、貧しいもの
弱いものを切り捨てていいのかという思いがあった。
革命に翻弄され、流されながら夢を見る二枚の葉っぱとして
アンドレとオスカルを描きたかった。


以上が、ベルばらについての言及箇所。
そうですかそうですか~~ ほほぅ
雑誌Director’s Magazine と同じ時期のインタビューかしら。
ちょっと表現は違うけど、同じことを言われてますネ。

アンドレの目で…というのはアリ寄りのアリと思いますが
必死な姿に惹かれて…という部分は、それはちゃうやろ
と思ってしまいますのよ~~私的には。
これって原作漫画からの解釈が自分の中にあるからかもしれない。

監督の言う“アンドレの必死な姿”というのは、成人後の事と
思っていたけど(監督が制作に加わったのが後半部分なので)
そうではなく、もしや幼少からの事を言っていたのかしら…どっち??


kami



 Director’s Magazine No.113 

2007年発売の雑誌、出崎統監督特集号。
ぴあ発売のベルばらDVDBook内、氷川教授のコラムで
引用されていた文章は、こちらのインタビューから転載。

掲載されていたロングインタビュー中、ベルばら専門に
語られていたのは引用されていた部分だけ。
なので出崎監督ファンなら古書購入もありだけど
ベルばら部分だけ読みたい場合はDVDBookだけで十分かも。
正確に言えばジャンヌについて語ったところは
DVDBookへは転載されていませんでした↓

悪い女だけど、俺には生き生き映るんですよ。
だって必死で生きているからね。(前後文省略)

これ!すっごくよくわかります。
思い入れのあるキャラだということがビシバシ
酷いところもあるけどアニメ版ジャンヌは魅力的でした
一方
インタビュー中、私的にはひっかかる点があり。

(ぴあDVDBook vol.4掲載の一節)
出した答えが、『自分も革命に参加しよう』ってことだった。
そしてそこまで彼女を引き上げてくれたのがアンドレだった。

ほへっ!?
ここでびっくらこ。
そういうつもりで監督は描いていたのですか!?
あら~~
あら~~~
あらぁ~~~~

ええと。わかりやすい場面とかありましたっけ?
アンドレさん勉強もしてたし、影響皆無とは申しませんが
彼に引き上げられたという印象は全然ありませんでしたナリ…もごご


(ぴあDVDBook vol.3掲載の一節)
オスカルのあり方って何だったのかみたいなものをアンドレの目から見て描く
強気なことを言ってるけど、本当はアンドレが大好きでっていう
けなげな女の子になっちゃってるんです。

にゃは~
健気ですかぁ にゃはは~ 
これはまんま監督の男性目線?と思っちゃいまふまふ。
私がオスカルさんに感じる健気さと
監督のいう健気さは違うんだろうな~~~


ide



劇場都市としまエンタメシアターin新文芸坐
イベントに田島令子さんが御登場予定

tosima220529

2022年 5月29日(日)
わが青春のアルカディア&トークショー 
司会:氷上恭子 ゲスト:田島令子
①9:40開演 ②12:50開演

”田島さんは「ベルサイユのばら」のオスカル役、「スペースコブラ」の
サンドラ役など多彩なキャラクターの声を演じています”

という紹介文に、それならベルばら劇場版を上映してもいいじゃーん
…と思ったけど、劇場版は田島さんではありませんでしたものネ <ちょー残念
このハーロック映画ではベルばらの頃の田島さん声が聴けるのも
魅力的と思いますトークショーみたいなぁ。。。








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99,800円(税別)
インペリアル・エンタープライズ株式会社
https://iei.jp/51055141601/

これはまた高価な物件が御登場凄いな~
王侯貴族のみなさまがご購入されるのネ。




どちらかというとケースのオルゴールの方が欲しい私。
けどでも。お財布的にちょっと手がでましぇ~んひょええ




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