カテゴリ:◆ ベルサイユのばら > 漫画

エピソード編NO.9第三回読みました。






「何も聞いてはならぬと執事から言われなかったか?」


は~い。先生わかりました。
艶ピカ さんにはツッコミなし!という事ですね。
そのあたりは読者の妄想(想像)に委ねるということで?


「ソフィア譲とは話をつけてある」というジェロさんに、試しに
ちょん・ちょんと、ほうれい線を描きこんでみました。

結果→ 黒魔女。 激怖っっ!!  
もうしませんもうしませんもうしませんもしません・・・


もっとも謎謎言ってるロザリー母さんの方こそ
フランソワと姉弟にしか見えない若さですよね~


ep9-3ag1

 どこのコスメを?
 どちらのサロンへ?
 よいドクターが?
 などという問いには一切答えないので、訊ねてはいけない
企業秘密じゃ





ベルサイユのばら以外にも、ずっと好きだった小説があり
そちらは体感として圧倒的大多数の女性ファンに対し
2%くらいは男性ファンもいる。という状態で。
個人的にベルばらファンの男性という方には会った事がないのですが
ベルばらファン層も、やはりそんな感じなのでしょうか?


湯山玲子先生の質問
 「ベルサイユのばら読んでいないの?」 に対し
「だって女が主人公だし」 という男子学生の回答を得て
女性は垣根無く、少女漫画も少年漫画も手に取れるが
男性は 「男が主役(もしくはメインに近い存在)でないと
少女漫画はなかなか読むことが出来ないようだ」

という内容の記事が以前あったんですよね。
どこに書いてあったか忘れてしまい確認できませんが
意味はそう違っていないはず

ベルサイユのばらについて(実写映画と宝塚はひとまず除外して)
アニメ版は漫画よりも、視聴の垣根が低いと思うのです。
男女の区別なく、とっつきやすいといいましょうか。
特に後半は少女漫画が原作とは想像できないような仕上がりにもなっていますし。
一方、基本となる漫画の方は、どのくらい一般の男子諸君に
読まれているものかな~?と漠然と思っているんですが。。。どうなんでしょネ?

と、こんな事を思い出したのは、友さんからこちらの記事を教えてもらったからでした↓


  男子禁制少女マンガの名作『ベルサイユのばら』は、男が読んでも面白いのか? 
  http://news.nicovideo.jp/watch/nw3088962

めっちゃ深い考察…が書かれているわけではないのですが <失礼ペコペコ
ちょっとユニークな記事でしたので、こちらにぺたり。

”真の『ベルばら』ファンが読んだら激怒するかもしれない 『ベルばら』 未体験男子向けレビュー”
とも書かれていましたが、私的には面白く読めましたデス
※マジメな方はホントに怒る可能性があるので(茶化した表現があるので)
「私は真のファンなのよ」と自覚のある方は、URL先は開かないでください(冷汗)


『 作品後期の『ベルばら』は、そこらの劇画よりもよっぽどハードボイルドでした 』
だ、そうで~す




CIMG9139




ぶら~ぼぉ

ロザリー編第二話。
私的めっちゃ楽しい方向にお話が転がりました。
とゆか、めっちゃ楽しい人が登場してくれました

なぜこの人、こんなトコロにいるんでしょ~(笑)

実は「いとこです」とか
実は「隠し子です」とか
実は「他人の空似でーす」とか
そんなのは絶対ありませんよね?

さっくりスウェーデンに着いてしまわないでよかったです。
次回がとっても楽しみになりました~~


9-2


ベルばらとしては描かれていない、本編完結後の話がいよいよ登場。
初回は、ロザリーお母さん大号泣大会の巻。

自然、他作品にもリンクしていましたが、" エロイカ " を未読の
ベルばらOnlyファンにとっては、今回のこれが
ベルナール夫妻&アランのその後を知る機会になったわけですネ。

このエピソード9では、ロザリー親子が単に問題を乗り越えて
目的地にたどり着くまでを描写したいだけとは思わないので…。
果たしてどういう展開になるのでしょうね?
今迄、各エピソード毎に、それぞれ「これが描きたかったんだな」と
思わせるポイントがありましたから、きっとまた何かあるはず。

個人的には、次回辺りで、さっくりスウェーデンへたどり着き
そこからフェルゼンさんを絡めた話を読ませて頂きたい感じです。
王妃さまを完全に失ってしまった後の様子が気になりますのん…。

表紙に『その全てを彼女は見届ける』というコピーもあったので
じゃあフェルゼン伯の最期を見届けるのかな?と連想しましたの。

ベルばら物語の最初、冒頭は『3人の人間が生まれた』という
書き出しで始まり、本編ではフェルゼンさんの最期まで記述され
見事なまでに綺麗に完結してますでしょう?
だから今回、その最期部分を具体的に描くのかな~と。
あ。そうするとロザリー編とは言えなくなっちゃうかしら

ep9
表紙を見て、あ・ユリウスと思ったのは私だけではないはず。。。



追記
本編完結後の話は、既にエピ編にありました>マリー・テレーズ回
うっかりの助。ごめんなさ~い





『そもそもフランス語の白(blanc)という語には「漂白されているもの」という
意味があります。白い布は漂白することで得られたのであり、当時の人びとが
清潔の表現のために求めた白い下着とは、漂白された下着なのでした 』



  ヨーロッパ服飾物語 内村理奈(北樹出版)

こちら、服飾といってもドレスやコルセットなどの話題ではなく

 。清潔の概念と下着について
 。ジェンダー:帽子の存在
 。コミュニケーションツール・エチケットとしての服飾
 。フィクション作品に登場するモードあれこれ


という内容の御本でした。
機関誌にエッセイとして執筆掲載されたものを
加筆修正、書籍化したものなので読みやすかったです。
※ツヴァイク著「マリー・アントワネット」も取り上げられていました。
この辺、個人的には1次資料からの考察が読みたかったですのん。


元々、著者さんが既に出版されていた本の簡易版的な内容なので
これを読んで面白かった方には、前著「モードの身体史」をお勧めしたいです。
・・・と言いつつ。身体史の方はなんとも読みにくい本で。
元々卒論で執筆されたものを書籍化した本。他にはあまり見られない
内容なので、とても面白いのですが、私は読み辛かったデ~ス


それでもこれら、内村センセの著書を読んだおかげで
ベルばら当時の(特に庶民の)下着事情がそれなりに掴めるようになり
このカット の意味が、多少分かったような気になりました。

CIMG9866

この当時、下着にもはっきりとした格差があり
オスカルさんが生まれる百年ほど前の資料、17世紀中頃の
価格では、麻製下着は肉体労働者3-4日分の賃金に相当し
貴族等、財力のある人々が購入する亜麻製下着は
その4倍はしたということです。

中でもオランダ亜麻布は最高級の輸入品だったので
庶民の手が届くはずもなく、それゆえに下着が盗難の対象にも
なっていたそうで… びっくらこ
J・J・ルソーは42枚の下着盗難にあい「おかげで下着道楽が止んだ」
などという話もありました。下着 “ 道楽 ” ですってぇ~。

ロザリーさん一家のような市井の人々は、自宅で麻から繊維を紡ぎ
布に織ってもらい、自家製で下着を作るのが一般的だった様子。
ただしこの場合は漂白されてない状態なので、麻の種類・状態次第で
色が様々に違ったようです。赤褐色なんて表現も…。
というトコロで、先ほどの漫画カットの一文に戻りますが

「 下着さえも食べもののために売らなくては 」

これはモリエール家のかあさんが、バロア家で女中をしていた時代に
支給されていた衣類(下着)を、下町に移ってからも大切に保管していて
いよいよ困った時に売ったという事なのでは?と思いました。
日常使いしてたら、洗濯・乾燥の時、盗難にあう危険性もありますでしょ。

バロア家が、どの程度の財力であったかは謎ですが、下町暮らしで
自家製の下着を身に着ける今よりは、ずっと確かな生地のお仕着せを
与えられていたと思うのですよ。どうでしょうね?




 余 談  
日本は「麻」の区別がかなり曖昧なようです。<繊維製品
「麻」というのは繊維の総称で20種類くらいあり
植物の時の姿からして様々に違っていました~。
ん十年生きてきて初めて知りましたわ
「亜麻」=リネン100%のシャツを着てみたいな

あとベルばら当時、綿については、原材料は輸入に頼り
フランスでの綿産業自体が、まだまだこれからという時代だったようです。
なので庶民派の下着繊維にはなっていなさそうですネ。



高島屋バレンタイン企画。
楽しいコラボですが地方在住者には縁遠いお店で。

チョコは通販がありますが、私スマホは持っていないので
特別編は誰かに見せて貰お~と、のほほんとしていたら
パソコンでも見えるよ?と言われ、即座にとびつきました。

うにゃーっ!


結果、見る環境を作るのに少し時間はかかりましたけど 
けどけど、やった甲斐がありました。
こういうの待ってましたー!


《 ショコラ大作戦
170128

内容としては、アンドレ+ばあや+ロザリーの三人が
オスカルさまが初めてショコラを口にするのに頑張る
ちょっとした小話ですが、これですよこれこれ!こういうの!!

カタログの方の小話もよかったですが
こちらのような、本編に登場した題材に寄り添った
物語の裏にある(はずの)隠れた日常の御話が
なにより嬉し~ですの~~

エピソード編のように、シリアス長編でなくてもいいので
こうした短編を、もっとたくさん読みたいです。
コメディぽくて、みんな幸せ。
やっぱり幸せモードがいいなぁ。。。 むふふふふ

そう、できれば雑誌で。
いえいえ読めるならぜひ雑誌で!
短編なら年3本くらい描けるのでは…と。捕らぬ狸の皮算用






(2017・01・25)

13巻
さま いらっしゃいませ 

雑誌掲載時、既に見ていたため
こちらは落ち着いて読む事ができましたが
雑誌とコミックスではサイズの違いから
受ける印象も若干違ってきますネ。

物語を楽しむなら、視線移動が容易で
全体を把握しやすいコミックス
絵をじっくり眺めるなら雑誌サイズがいいな


ep8:アントワネット編は、まだ記憶に新しいところですが
約一年ぶりとなりましたep7:オスカル編。
何度見てもこちらは意地悪ねーさんな自称さんですねー。
オスカルさん本物が清々しいから、尚更きつく感じるのかも。
傍らでコロコロじゃれていたお子ちゃまは、素直そうで
あんなに可愛いというのに~~~

『わたしは、お前が諦めたもののすべてだ』

という台詞からして
普通に女性として育ったオスカルさまという事なら
こちらの、もうひとりさんは名前自体違うだろうし
もしかして意地悪モードなのは
対、本物相手の時だけなのかな?


このエピソード:7のラストについては
執筆当時、フランスで発生したテロ事件の影響から
このように描いた(変更した?)のだったと記憶していますが
もしそれがなければ、どういう終わり方だったのかな?と
知りたい気持ちが今でもありました。
いつの日か池田先生に、直接尋ねるチャンスはあるかしら…。
もっともその頃には先生御自身、忘れていそうな気もしますが(苦笑)


それにしてもオスカル編冒頭~近衛初期の子供時代。
このあたりを見ていると、もーっと読みたくなるんです。
ふたりの子供時代。
やんちゃで生意気で可愛いくて、とっても美味しそうなお年頃でしょ?
そこにジェロさんや、できればプチ・アランも絡んでくれると最高←まずムリ 


ひとつ惜しかったのは、中表紙に使われていたイラスト。
雑誌掲載時は雑誌表紙に使われていましたが
コミックスでも1頁サイズのカラーで見たかったですよん。
豪華な雰囲気があり好きだったので
カバー(作品かいせつ)にもカットとして使われていますが
小さいサイズなのが残念でした~。


no13
 
そもそも私が登場しないのが問題だとは思わないか?
 ん?そうか、いなかったのか??
 オ・・オスカル・・・・・私はその程度の存在感か?(涙)

※ep:8は欠席、ep:7には
夜会場面に御登場






ただ今進行中の高島屋バレンタイン企画。
チョコ製オスカルさまを見かけてしまいました。
といっても現地ではございません。=NEWS記事

今回の企画で御登場の、チョコ製オスカルさま。
チョコレート色を想像していたら全然違いました



 バレンタインデーに「エチエンヌ」藤本美弥さん作製 
 「ベルばら」オスカルの等身大チョコレート像が初登場!

  2017年01月25日  
https://digitalpr.jp/r/20102


えーとえーと………力作と思います。
等身大(人間サイズ)に作られたわけですね。
それを考えると目と御鼻が…(笑)

ちょっとびっくり~~ 


201702b




≪ もしもこんな付箋メモが貼ってあったら ≫
 161125o3
      

o1
o2
a11

o3
o4
a11

o5
a13



ね。
ついつい 「わかった」 て返事したくなりません?

この “にっこり攻撃は最強かもしれない… 
とか思うんですが~~~~~~~~~~っ









※私、付箋グッズもっていないので、もし過去にありましたらごめんなさい





ベルサイユのばらで壁ドン、探してみたら
オスカルさまが、ちゃんとやらかしてました。
さっすがイケメン!抜かりありませんね~


ということで、ディアンヌちゃんに ど~ん
161125o1
ほんとにまぁ、基本的行動が男脳でいらっしゃいますこと。
けれども、怖がられたため
いえいえ、わたしおんなですからと即フォロー。

そういえば きゃきゃ騒がれる事はあっても
顔見て怖がられたのって、この時だけですよね?
オスカルさま、焦ったあげくの壁どんどん。


161125o2
必殺 笑顔落としの術 にん♪

至近距離からにっこり笑顔で
ディアンヌちゃんを安心させるイケメン隊長。

はい!せんせーっ
この人、女性に対する自分のにっこり効果を
充分判ってやってると思いまーす


などと言ってる自分も、このふんわり笑顔好きでした(笑)
お目々にっこり口角きゅ。という形は滅多にありませんから。
(唇が開いているパターンはぽつぽつ有)
こちら、お顔の上下さえ、きっちり描きこまれていれば
今ならグッズに利用されていたかもしれませんよ。

あ~も~イケメンのくせに、なんでこんなに可愛いんじゃ~~



このページのトップヘ