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 新年早々飲み過ぎるなよ
 ん?まだまだいけるぞ ♪ ておくれ

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 年となり申し上げ




youtubeでふいに出会った”情熱の紅いばら”。
イタリアの方の編曲作。馬飼野さんへのオマージュだそう。
ホント海外でも人気あったのね~と、にっこりんちょ


Fabio Genduso
https://www.youtube.com/@fabiogenduso1044/videos

音がぺったんこなのは仕方ないけど楽譜たどるの楽し
この楽譜化はアプリ利用なのかなぁ?
他には薔薇は美しく散るのアレンジもあったけど
そちらは完全に耳コピでつくってたぽくて愛情を感じマス

最近のアプリの進化は恐ろしいものがありますネ。
これとは違うけど、ひと月前に行ったクラヴサンの音楽会では
紙の楽譜ではなくiPad片手に登場した演奏者さんがいました。
足元に専用のフットペダル?を置いてつま先で操作するから
譜めくりさんに手伝ってもらう必要がないの。 
どんどん便利になっているのね~~。

楽譜を作るのが容易になったら、演奏会も計画しやすいかしら?
ベルばらのサントラ音楽会、フルオーケストラで聴きたいデ~ス





ベルばらアニメ・キーマンのひとり
姫野美智さんのインタビュー掲載

zenbu112
まんだらげZENBU112号
まんだらげ出版部 定価1000円

”まんだらげ”開催のオークション・カタログ本。
流し見ただけですが濃すぎて凄い世界・・・
私には姫野さん頁だけで十分でした。


姫野さんインタビューは9頁。
※ベルばらメインのインタビューではありません
アニメーターになる以前から現在までの御自身のお話。
文字が小さく四段組に詰まっているので
頁数よりも中身がありました。
よくぞ企画してくれました編集部さん!
私こういうのが読みたかったんです~

もちろん手掛けた作品についてのお話もあり
特に”聖闘士星矢”と”ベルばら”が目立つ感じ。
インタビュアー氏のトークが多い印象もありますが
静かな姫野さんから、うまい具合に言葉を引き出していて
結果オーライです

あだこだ書きたいのですが、まだ発売中の本(雑誌?)なので
発売期間が終わってからにしようと思います~。
ベルばら放送当時の裏側・製作の事を、ちょっとでも知りたい
私向き&姫野さんの仕事の姿勢がわかって嬉しい内容でした。








映画『デリシュ!』作品中では
素材を活かせ・風味を殺すな!と大切な事を言ってました。
わかる~~ 
料理下手なわたくし、食材を活かせてない自覚ありありだから
よーくわかりますですヨ
逆に食材がピカピカに良いと、同じ料理でも全然違いますもん。
キャベツ塩コショウで炒めるだけとかシンプルなものほど歴然。


物語中、貴族の食事場面の少なさはやや残念でしたが
冒頭、聖職者がジャガイモ料理に怒った流れはわかる気がしました。
自分にとって禁忌な物を食べろと言われてもネ。

神に近い食材ほど素晴らしく、土に近いものほど下等。
この時代、フランスのキリスト教会ではジャガイモはまだNG食材。
自分も鳩や犬を調理して出されたら嫌だな…と連想しましたのよね。
だからといって、料理皿を投げ捨てたりはしませんが
※鳩・犬を食用にする文化がある場所では食して当然ですが
 私にはその文化的下地がないので無理ということ


映画に鳩肉は登場しなかったけど、唐突に思い出したのは
この場面でした。
激おこ 御主人様についてゆく仕事がなくなり
鳩ぽっぽに給仕するアンドレたん
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もしやそちらは ジャルジェ家の御飯用? なんちって~





youtubeを斜めに突っ切ったら、ベルばら曲を演奏する
カメルーンの方に遭遇しました


隠された辛い気持ち

曲、雰囲気の再現度すごくいいいい

哀しみのテーマ

短っ!
演奏終わるとさくっと映像切られちゃう~
どれをみても楽譜はないぽい。目線は手元。
暗譜状態?耳コピで弾いてるのかしら。


悲しいロザリー


好きな曲を自分で弾きたいあまり、大人になってから
独学でピアノを習得したそう。凄いね!
上手に弾かなくてはという作為を感じない。
この曲好きなんだ~という気持ちのままに弾いてる。
そこが良き良き


あ。これだけは最初惑ったわ。
オスカル隊長と衛兵隊?

なんかわかる…けど。え~と?と探したらありました。
アニメ本編では第29話が目立つトコロ。
衛兵隊へ初出勤のオスカルさんが顔合わせをボイコットされ
剣で対決・勝利…からの閲兵式で流れていた曲。
この人が弾くと、ふんわり優しくなるから印象が違ったのネ。

この曲を耳コピするとしたら完全版音楽集を聴くか
アニメを見るか…の二択かな?
どこで知ってこの曲弾こうと思ったのかな~?
サントラをこれだけ気に入ってくれているのも嬉しい
もっとベルばら曲、弾いて聴かせて欲しいです


https://www.youtube.com/channel/UC2W3WxcFX5BWGU6Wg9nwiqg




TVを替えたらネット可になったのでyoutubeを漁り漁り。
目移りして興味が横滑り~~あれこれ見ちゃって
異様に時間が経っててビックリ なんて事になるので
あまりyoutubeには近寄らないようにしてるけど
それでも好きなものはありました。

ベルばら曲を扱う人が多い中、こちらアレンジが好き

https://www.youtube.com/c/TeddyLEONGSHE/videos

ピアニスト・作曲家ということでアレンジ本職さん?
(ご本人のサイトに楽譜の無料配布アリ)
音盛り盛りバージョンもあるけど私はピアノonlyが良き
音も綺麗でいいな~


PCでは気にしてなかったけど、TV利用で聴くと
youtubeには粗い音の演奏が意外に多いですネ
演奏の力量ではなく録音設備の違いかな。


その点では、ピアノ弾きさんで
安心して聴いていられるのは、かてぃんさん。
最初はピアニカが面白くて見始めたけど
どんな曲も丁寧に弾くので音が綺麗で疲れない。
ベルばら曲も一度弾いて欲しいな~~。





ちょろ~んとあった噂は見事に立ち消え?
まあ噂なんてそんなものですが、ちょび残念

40年以上前のベルばらアニメが、今も現役バリバリさんなので
予算組んでリメイクを作る理由もないかしら。

個人的に見てみたいと思うのは『外伝』シリーズでした。
本編ではなく、外伝を新作アニメとして見てみたいな


でも今どきアニメの注意点は
誰彼構わず巨乳ちゃんに描かれてしまうトコロ。
精霊の守り人でバルサが胸ぼよんだったのに驚きまちた

ドレスはともかく軍服姿は…。
今どきアニメ化されると、オスカルさんも
胸ぼよんちゃん にされちゃうかしら~~?




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これはアリ あり








ジャンヌ執筆の回想録本が公開されていました。
わ~いこんな簡単に見られるなんて~
といっても読めません。仏語わかんないOh my god


フランス国立図書館の 電子図書館Gallica
https://gallica.bnf.fr/

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回想録のタイトル↓
『 Mémoires justificatifs de la comtesse 』


電子図書館は、画像として表示された頁単位で
テキストが表示されるのが良いところ。
がしかし。
それを利用してのフランス語→日本語訳は微妙微妙。。。

血筋の事をいってるな。宮廷での出来事を言ってるな。
という程度のニュアンスはわかりますが、文章としての流れ
こまかい理解はなんとも難しい
言語が古いから?それとも画像からのテキスト化が甘いのかしら?
私のやり方がマズいのかもしれませんが(web翻訳利用デース)
これとは別にgoogle bookにも同著が在るものの
こちらの方の翻訳も、そう大差ない感じでした。

英訳した方がいいかも、というアドバイスをもらったので
仏語→英語→和訳したら、仏語→和訳よりもまともになりほくほく♪


私が女王に枢機卿の名前を出したのは初めてでしたが、女王陛下が
枢機卿との距離をどの程度まで縮めているのかがよくわかりました。
彼女はしばらく黙ったまま、深く考えているようで
目を覚ましたときのような口調で私に言った。

女王は決して彼の名前を発音せず、彼と少しでも関係のあることは
口にしないので、私の指導はすべて無駄になってしまい
一言も口を挟むことができませんでした。
そしてついに、私の役割を果たすべき事態が発生したのです。

枢機卿が反抗的に見えた瞬間から、彼は自信を持ち
私は彼の行動を啓蒙する決断をしたのです。
彼は託した手紙をすぐに私に伝えることはしませんでしたが
私は女王の代理として彼に渡す手紙をすべて見なければ、
その往復を不完全にしか認識できないと考えました。したがって
私の手で往復するすべての手紙を双方から写すという計画を立てました。

他のものはほとんど、あるいはまったく意味を持たず
受け取る前に焼かれてしまったからです。
枢機卿が時々読み返したがる王妃のものは、金庫ではなく個室に預けられ
私はそれを調べて書く方法を考えなければなりませんでした。

役割を果たすにふさわしいのは、彼女デモワール・オリバであり
もし彼女が反対しなければ、彼はその選択をするように仕向けるだろう、と。
そこで同じ日の夕方、約束通り、私は夫と一緒にこの少女の家に行き
彼女が従うべき行動をいくつか指示し、400ポンドの札を彼女に託しました。
翌日、伯爵は彼女をヴェルサイユに連れて行きました。
朝は私が先導し、彼らは夜の初めに到着しました。
しかし私は女王の連絡が間に合わず、翌日の時刻を真夜中半に定めたことを警告しました

この辺が一番まともに訳せてるかな?と思えた部分。
この回想録では王妃と枢機卿が互いに交換した手紙の内容が
書かれていました。ジャンヌが写し取ったという往復書簡。

読んでたら危うく「そーだったんかー」みたいな気分になりかけましたヨ。
コレ、当時の一般庶民がなった感覚かも~~~あぶないあぶない
あくまでもこの回想録はジャンヌにとっての真実。
彼女が信じて欲しがった内容。
事実がどうであったかは、もうずっと謎になるんじゃないかな。
私的には現在一般に知られているものは、どこまでも”通説”と思ってます。

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国立公文書館には、ルイ16世がチュイルリー宮にいるとき
書いていた日記などもあり(フランス語読めませんが
筆跡をみては生真面目そう…と思ったりしていましたが
他に王妃のドレス用布見本をまとめた台帳などもありました。

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 緑色の羊皮紙で綴じた台帳には、赤、青、緑のシーリングワックスの点
または糊で固定した布のサンプル78枚と、サンプルに関する手書きのメモ
見出し、コメントなどが入っている。
この文書は、マリー・アントワネットの侍女であったオッサン伯爵夫人
ジュヌヴィエーヴ・ド・グラモンが所有していたものである。
これは1794年に革命当局によって他のドスン夫人の書類とともに押収され
国立公文書館に保管された。
~略~
1774年以降、王妃の家計は大幅に増加したため、ドスン夫人は、
有名なマドモアゼル・ベルタンなどの服飾商に支払うべき金額を
正確に計算するなど、厳格な管理を任されていた。

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ただこれは、王妃がピンを指して選んだという逸話ある台帳ではなく
たくさんあるドレスを管理するために使われていたもののよう。
中は肝心の生地が剥がれ落ちている部分も多いのが残念ですが
この色や模様を使ったドレスを持っていたのか…と想像するのが
私的にはちょと楽しかったりして。。。ふふふ





フランスの国立公文書館で、王妃アントワネット関連の
史料が保存・公開されていました。
こんな簡単にみられたなんて知らにゃんだ~便利にゃ~♪
日本も公共機関でのウェブ・アーカイブやデジタルギャラリーは
そこそこあるけど足元にも及ばないレベルの充実ぶり。
フランスは体制も見せ方も、全てにおいて御見事



国立公文書館 https://www.archives-nationales.culture.gouv.fr/

内容紹介の訳
コールナンバー440APは、1980年代以降に国立公文書館が取得した
王妃アントワネットに関する私文書を収容するために作成されました。
フェルセン文書、カンパン文書、ポリニャック文書です。

番号順は以下の通り。
440AP/1 王妃アンワネットとフェルセン伯爵の秘密書簡。1770-1804.
- アントワネットがフェルセンに送った書簡。1791-1792.
- アントワネットから姉のスペイン女王、母のマリー=テレーズ皇后、
 兄のヨーゼフ2世とレオポルド2世、ロシアのエカテリーナ2世、
 オーストリア大使カウニッツ公、ポリニャック公爵夫人、
 ショワズール公爵への書簡。
 スウェーデンのグスタフ3世からアントワネットへの手紙
 フリードリッヒ・フェルセン元帥から息子アクセルへの手紙。1770-1793.
- フェルゼンがアントワネットに送った手紙と覚書。1788-1793.
- 王室とヴァレンヌへの旅に関する書簡と文書。1791-1804.

440AP/2. ムッシュとマダム・カンパンの書類。1784-1788.
440AP/3. フェルゼンからダルムフェルト男爵への書簡。1793.
440AP/4. アントワネットからの他の書簡。1787-1791.
- アントワネットからポリニャック公爵夫人への書簡。1789-1790.
- アントワネットからの偽の手紙 1787-1791.

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web翻訳を利用して整えてるので、大枠こんな感じ…レベルと
思ってください(紹介文全体ではなく内容も抜き出した一部デス)


1792年2月の最後の面会の際、王妃はフェルセンにいくつかの書簡を渡し
フェルセンの死後、これらの文書は子孫であるピペル家と
クリンコフストロム家に渡り、レフスタ(バルナーヴとの書簡)と
スタフスンド(フェルセン文書)に保存された。
この家族文書館には、フェルセンがアントワネットから受け取った手紙や、
フェルセンがアントワネットに送った手紙の議事録も保管されていた。

フェルセンの子孫が所有していたアントワネットとフェルセンの書簡は、
1982年に売りに出され、国立公文書館が購入した(440AP/1)

フェルセンの大甥であるルドルフ・クリンコフストロム男爵によって、
『Le comte de Fersen et la cour de France, Paris, 1877-1878, 2 vols. 』として
出版されることになった。
後者はここに保存されている4通を除いて、アントワネットからフェルセンへの
自筆書簡を破棄したものである(440AP/1、フォルダ1)

440AP/4と記載されている書類は、2005年にポリニャック公爵から購入したものである。




この通信が秘密と言われるのは、革命家の監視のもと、信頼できる人物の仲介で
帽子の裏地に縫い込まれたメモ、麻布の束に入れられたメモ、手袋、本、
新聞などによって、隠密に行われたからである。
マリー・アントワネットは、レモン汁と特殊インクを使って文字を隠し、
(ろうそくの光で紙を温めて文字を浮かび上がらせる)暗号も使っていた。

王室一家がタンプルに幽閉された後(1792年8月10日)アントワネットは
外部との連絡を絶ったが、ジャルジャイユ将軍にいくつかのメモを送ることはできた。
1793年処刑当日の朝、10月16日に義姉エリザベートに最後の手紙を送っている。

1791年6月28日から1792年8月10日の間に、アントワネットが
フェルセンに送った23通の手紙のうち、自筆は4通のみで、
他はフェルセンかその秘書、あるいは19世紀にフェルセンの孫甥の
クリンコフストロム男爵が作ったコピーであった。
この23通のうち、7通は一部または全部が暗号化されている。

そのため、アントワネットの手による原本、フェルセンの複製、
クリンコフストレム男爵の複製など、
同じ手紙に複数のバージョンが存在することがある。
説明では自筆本・フェルセン本・クリンコフストレム本と表記している。

フェルゼンからマリー・アントワネットへの手紙は、暗号化して発送するために
時には行間スペースに鍵が書かれていることもある。




フランス語が出来ない自分には、資料を判別するのもやっかいでしたが
例えば、検索窓に” Marie-Antoinette ”と入れると関連コンテンツが表示され①
上から3つめが、処刑前に書いた最期の手紙を紹介している頁②でした。
pma2
ここでは紹介文中の小画像をクリックすると③手紙本体が表示される形

『1793年10月16日午前4時、コンシェルジュリーの独房で
30分前に革命裁判所で死刑を宣告されたばかりの女性が次の言葉を書いた。
「私が最後に書くのは、妹であるあなたへの手紙です」
私は今、犯罪者にしかできない恥ずべき死ではなく、あなたの兄弟のもとに
行くことを宣告されたのです…』


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