芸術新潮 2022年9月号
今年は夏から秋にかけて、50周年ということで
各種雑誌で特集されていたベルばらさん。
私的には『芸術新潮』が一番読み応えがありました。
50周年展ショップにも置いてあったし
ばばんと表紙をはるだけの内容ありあり!
雑誌ジャンル的にも相性が良かったんでしょうね。
特に鹿島先生の記事が面白かったです
”オルレアン公夜話 ―ルイ16世を悩ませたボンラク・プリンス―”
”シャルトル公は結婚後も「飲む・打つ・買う」しか興味のない…”
本当のボンクラさんだったと。
今迄そこまでのボンボンとは思ってませんでしたよ~
周囲の取り巻きから悪い影響をうけている…と愛人さんが
嘆いていたのを他の本で読んだときは、そんな事ないっしょ?
本人の考えでしょ~と思っていたけど政治的には大ありでしたか。
遊び過ぎて莫大な借金をつくり、破産を免れるための方策として
親からパレ・ロワイヤルを生前贈与してもらい、そこにパレスを建築
店舗や住居として分譲して収益を得たのだそう。周囲は非難轟轟
まさか借金解消目的で作られたとは……わお今迄そこまでのボンボンとは思ってませんでしたよ~
周囲の取り巻きから悪い影響をうけている…と愛人さんが
嘆いていたのを他の本で読んだときは、そんな事ないっしょ?
本人の考えでしょ~と思っていたけど政治的には大ありでしたか。
遊び過ぎて莫大な借金をつくり、破産を免れるための方策として
親からパレ・ロワイヤルを生前贈与してもらい、そこにパレスを建築
店舗や住居として分譲して収益を得たのだそう。周囲は非難轟轟
ルイ16世夫妻に対し、感情が拗れ憎悪を募らせ敵対していく
その原因になったのはポリニャック一派との確執で…でも
ポリニャック夫人を選び傍に置いたのは王妃自身なので
結局は自分が選び招いた結果ということになるかな。
こちらの雑誌ではないけれど、以前他誌のヴェルサイユ特集でも
アントワネットの女子力について執筆されていた鹿島先生。
(Richesse2015年12月号)
夫のルイ16世がオタクで愛姫を必要としなかったこともあり
モードやグルメ、芸術などの文化的権力の中心に位置するようになります。
これはブルボン王朝においては初めてのことでした。
※それまでは王の寵姫が宮廷文化の中心となるケースが多かった
ルイ16世はオタク…
さらりと断言。こういう説明もそうそうないな
おかげでスコーンと直球で頭の中に入ってきました。
またどこかでベルサイユ関連記事、楽しく読ませて貰えるのを期待してます。