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お出掛けmemo  2022年9月18日
誕生50周年記念  
 ベルサイユのばら展 - ベルばらは永遠に - 
これから訪問する方には以下ネタバレとなります ぺこり~


        
   
          

                


   
       
                           




     



  



        
漫画の次は宝塚のコーナー
歴代ポスターの展示。こういうの好き
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TVで数作品見ただけ族なので詳しくないけど
最後のポスターだけ見覚えあり
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展示会場全体が美術品保存モードで照明抑えめ。
なのでキラキラ感ではなく 、しっとり雰囲気な空間。
展示ケース中の台本や小道具も撮影可能だったけど
暗い照明の中、御人形を撮影する事に躊躇するわたくし…
なんか怖いもの写りそで…とかなんとか…もごもご


次はアニメコーナー。
壁面には監督二人体制だった事の解説と出崎監督のインタビュー。
※インタビューはDirector’s Magazine からのもの

展示ケースには、読めるよう開かれて置かれた台本
それが、ほたる直前場面で うふふふ
“ここから歌~~”と台詞と共に説明が書かれていたので
帰宅後、確認したら歌ではなくBGMが入ってました。
ほたる場面に歌?何を入れるつもりだったのかな?

展示品は、複数の台本が束になって保存されてる状態だったので
これを元に台本集とか商品化してくれないかな?とマジ思いました。
書籍化は難しいから画像形式にして、データROMみたいのでいいの。
今からアニメを文字起こししたものを読みたいのではなく。
制作中と編集後の違い、当時の台本がどう書かれていたか見たいの~

台本隣の展示ケース内には
『原画・セル画・ハーモニー・セル画』の四点セット。
セル画は主線が経年により、黒からセピアへ一部退色している状態。
セルは保存が難しい…今回実物のセル画がこれだけなのは、そのせいかしら?

反対側の壁一面には設定画が、天井から足元まで一面びっちり!
設定画が印刷された壁紙状態。わ~~
これはこれで圧巻だけど、個人的には実物をみたかったデス。
痛むから?それとも今後の巡回のことまで考えた結果がこの形かな?
この辺、なんとなく誤魔化された感がありますのよ~~
だって天井付近なんて頑張っても細部は全然見えないもん!!
主要な設定画は、既に映像特典になったり書籍に載っていたりするので
壁紙状態のこれは(私にとっては)魅力半減でした。
せめて、ちゃんと全部が平らに眺められる状態で見たかった。

設定画そのものも良いけれど、当時、製作中に書き込まれた
細かいメモ書きが面白いんですよね。
首飾り事件用のロアン司教の設定画には
“10話のは使用しないで”という注意が添えてあったりして。
かわいい初期とシリアスな中盤以降では絵のタイプが違うものね。
こういう事が伝わってくるのがいいんですよう。

アランのあごがっちりメモは、今回見えなかった。
通常は表に出てこない制作の裏側が伝わってくるのがおいしい部分。
なのに見えない~~遥か頭上では細かい所が見えないの~~~。
wow
か~~~っ気分でした。超悔しい
もしかしたら40周年展の方がアニメは充実してたかも?


アニメの後にあったのはコラボ関連や過去グッズ。
ベルばら仕様のジェニーちゃんは池田先生の私物ですね。
どん兵衛のカップ、あれは中身からっぽなんだろうナ。
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懸賞幕があったのは驚き。
当時一生懸命TV画面をチェックしてましたよ
大きなオスカルさま。これなら土俵で目立ちますネ

最後にちょこっと実写版映画コーナー…というか
コーナーですらなかったかな。
小さい展示ケースに映画のBDがひとつ置かれていました。
そこに解説がついていただけ。
思わず「これだけ?」て言っちゃった
この実写版、ファン評価が低いのはわかるけど
もちょっとプラスαあってもよかったのでは……。
版権の関係とか難しかったのかしら?


出口近くに制作中の新作アニメの設定紹介。
背景4点と王妃&オスカルさん2点ずつ。
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50周年アニバーサリーブックに一部載っていましたね。


展示室をでたところに池田先生からの御挨拶が
スポットライトに浮かんでいました。
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先生ありがとうございます。
心を豊かにしてくれる作品と出逢えて感謝しています。









お出掛けmemo  2022年9月18日

誕生50周年記念  
 ベルサイユのばら展 - ベルばらは永遠に - 
https://verbaraten.com/


東京シティビュー参上!
台風の影響で大雨&夕刻だったからか?
激混みせず、穏やかにゆったりと展示を
堪能することができました。


これから訪問する方には以下ネタバレとなります ぺこり~


        
   
          

                


   
       
                           




     



  



        

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入場して直ぐのエントランス。
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夕刻だったので逆光
iPhoneとかなら綺麗に撮れるのかな~~。
ガラスの外は雨でぼやけ、風景も白濁。
最後に戻って夜景バックに撮ろ…と思って忘れ…レレレ
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壁には人物紹介と漫画ムービー“永遠のベルサイユのばら”
カメラ撮影可なのはここまで。
この先は宝塚と一部を除き、漫画とアニメコーナーは撮影不可
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展示室入口前の壁には年表。
上半分は連載開始~終了以降のメディアミックス派生の流れを紹介。
下半部は雑誌連載時の扉絵がたくさん
宝塚・映画・アニメ、書籍・CD・DVDなど
いつ何が登場・発行・発売されたのか、出来事順にまとめて見ると
一つの作品の関連品が、50年のあいだ登場し続けた…て凄い事よネ。

生原稿は物語の進行通りに展示。
作品読んだ事ない人がきても、あらすじが分かる流れ。

一番最初に雑誌表紙になったカラー絵。
首元レースにホワイトで模様あり。今迄気づいてなかった
濃淡薄い部分だから、縮小された印刷では気づかれないかも。
生原稿拝見ならではの醍醐味ね

生涯ただ一度だけのドレス場面に合わせ、実寸白ドレス配置。
混んでいないおかげで裾までじっくり堪能。綺麗綺麗
ビーズ一粒一粒をきちんと糸で留めてある。隅々迄めちゃ丁寧。
今ならグルーガンでちょちょっと…ではコスプレ用レベルかナ

物語の進行に合わせて上達する描写。
どんどん華やかになっていく画面。
ベルばらの絵柄は緻密タイプではないから
これはデフォルメがとても巧みな結果だと思う
(池田先生、劇画時代は描き込み多いから画面重いでしょ)

本編の原稿は大量で大満足
逆に(自分的には)今回の50周年、カラー原稿の印象は薄め。あれれ? 
好きな絵の展示がなかったせいかも…たぶん。
エピソード編含め、もっと見たかったよ~~ん<欲張








誕生50周年記念 ベルサイユのばら展ーベルばらは永遠にー
チケット販売始まり始まりうきゃ♪うきゃ♪


会期ひと月前になっても告知がないので
ちょっぴりやきもきしたけれど、蓋を開けてみたら
やはり今どき流、密集回避に事前予約制でしたネ。
※空きがあれば当日券販売

『〇月〇日〇時に入場可能』という入場指定制だけど
会場内での、滞在時間に制限があるかどうかは不明。ないかな?
う~ん 50周年展公式サイトはまだ情報不足にゃ

グッズ付チケットは、東京シティビュー専門オンラインだけの
取り扱いだし、入館対象期間の設定があったりするので
まずは会場である東京シティビューのサイト案内で
チケット詳細を確認してから計画したほうが安心ネ


さて遠征組としては、いつ行けるかな~~?


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https://tcv.roppongihills.com/jp/exhibitions/verbaraten/06/index.html


イベント公式サイト やっときた~


誕生50周年記念  
 ベルサイユのばら展 - ベルばらは永遠に - 
https://verbaraten.com/

#50

ふんわりした色調。なんだか新鮮。
今迄のイベントと区別しやすくて良いですネ



https://twitter.com/verbaraten

https://tcv.roppongihills.com/jp/exhibitions/verbaraten/
(2022.9.17 ~ 11.20)




後援に、さらっと在日フランス大使館が入ってるわお




先月開催されたドールズ・パーティー40の公式サイトで
そのアフターレポートが公開されていました。
設営~会場前から始まり、閉幕後の様子まで。
ベルばら以外の素敵な御人形さん達も目白押し


http://www.volks.co.jp/dolpa40/afterrepo/

ベルばらドールお披露目ページ
http://www.volks.co.jp/dolpa40/afterrepo10/

「スーパードルフィー® ベルサイユのばら -美しきばら達の饗宴- 展示会」は、
巡回展を予定しております。これからのお知らせにもどうぞご期待くださいませ。

という一文がありましたので、どこかで再びジオラマ展示されるご様子。
ん~直営ショップかな?それともイベントかな?
近いところなら、も一回みたいかも


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舞踏会展示のサイド部分にいたドールさん

衣装を変えればジェロさんちっくに見立て出来そうですけど。ちょっと幼いかしら?




庭園ポイントから、離宮プチトリアノンへ移動

この番組では、プチトラン車中からの眺めや、離宮内へ至る
移動中の通路部分などを、長めに見せてくれた点が好みでした。
自分がもしそこにいたら、こう見えるのネ、という臨場感があったので。

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お供の間
その部屋のシャンデリア↓
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「枠の部分には濃紺のラピスラズリがふんだんに使われています」
美々し~
濃紺に金の配色は、深紅に金よりも落ちついていて品良く感じます。
ではジャルジェ家某さんの軍服も、赤より青が好みかといえば
そちらは白が好き~という事で。服飾はまた別ですわね にゃはは
関係ないけど"ラピスラズリ"と聞くと、ついジブリを連想…。

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王妃の寝室
「家具は王妃が注文したものです」
番組で特に取り上げていたのは椅子。
松ぼっくりやお花で飾られ、優しく可愛らしく素朴な印象。
特別に保護カバーを外し、本来の生地を紹介したトコロ↓
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カバーで覆っていたのは、光劣化を予防するためかしら?
中から現れた制作された当時のままのファブリック。
薄いベージュ系部分と、色が抜けて生成りぽくなっている部分が見えました。
保護しないと刺繍部分も色が薄くなっていくでしょうね。
そして、この寝室の隣の小部屋↓
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鏡の談話室
「王妃は他人の視線から逃れ、自分のために生きようとしました
 その極めて現代的な感覚が、非難の的となったのです」
外からの視線を遮断するための、鏡付き壁面をBefore After 。
番組内では、なめらかに壁が動く様を、長めに見せてくれました。GJ


離宮を出た先に王妃の劇場があり。
更にそこから木立へ分け入り、歩いて行った先にあるのが王妃の洞窟(人工の洞窟)
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こちら森の中から、村里へと続く散策路を進んでいく場面。
元々人工的に作られた森ですが(歳月による成長で?)緑が濃く深い雰囲気。
これで人の気配も少なかったら、ぼんやり歩くと何だか迷いそうな気分。


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王妃の村里
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高い位置からの映像が多かったので、村里の全体像、スケール感は
よく伝わってきましたデス。今まで思っていたよりも広い印象。

最後にプチトリアノンからベルサイユ宮殿を望む遠景も映し出されたのですが
プチトランで何分とか距離は何キロとか言われるよりも、パッと見で
「オスカルさん。これは気軽に訪ねて行けないわ」と思っちゃいました。
遠~かと~~
宮殿からプチトリアノンまで。馬でも短時間では戻れない感じ。
仕事放って、ちょっと行ってくる!とは言えない距離に見えまする。


さてさて番組はここまで。
全部を見ようと思ったら1日でも足りないと言われていたベルサイユ宮殿。
こちら2時間で回るための厳選ルートを設定されていましたが
実際行ったら、私みたいなのは4時間以上かかるだろうな~と思います。
…行く予定もないけれど。てへ


こちら、ツアー仕立てのつくりで、とても好みな番組でした。
村里の建物内部の映像がなかったのだけが残念ポイントだったので
NHKさん、オプショナル編とかいって第二弾作ってくれないかしら。

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 2時間でまわるヴェルサイユ宮殿 
   2019.1.2 NHK総合 放送


ベルサイユ宮殿を2時間で巡るならば、というツアー仕立ての
御紹介番組を放送してくれたNHKさん。
お正月早々、良き番組でした。ありがとうございます
(宮殿内の王妃の寝室は撮影時修繕中だったため紹介なし)
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宮殿への導入部分でのナレーターの会話↓
「今日もベルサイユは、大変な人出ですこと」
「それ、ベルばらのアントワネットのセリフだよね(笑)

番組案内ナビゲーターとして、声でのご登場は
ミッツ・マングローブさんと松尾スズキさん。
ベルばらfanとしてここ、ちょいウケでしたよ~ん

8Kによる映像美アピール満載でしたが我家は普通のTV君。
それでもくっきりはっきり十分満足できる映像番組でした。
噴水や村里などドローンで様々な角度から見せてくれましたし。
逆にくっきりとよく見えるものだから、鏡の回廊では
ガラスのくすみ加減もよくわかりました。

鏡の回廊の修復工事話によると、宮殿が建造された王政時
当時の鏡は水銀を使った製造法で作られていたために
見た目、少し曇りのある独特の鏡面になるのだそうです。
そっか。
あれは年月によるくすみではなく、元々のくもり方なのね。
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鏡の回廊
番組に登場した鏡職人ヴァンサン・ゲール氏。
古い時代の鏡コレクターで、修復工事ではコレクションの鏡を提供。
この時交換された鏡と、元々あるルイ14世時代のオリジナルとの
見分け方は、鏡の縁の傾斜角度なのだとか。
14世時代の鏡は縁が傾斜している。
交換した方はすっきり平ら、傾斜していない。
…あ・ほんと。映像止めてみたら意味わかりました。
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王室礼拝堂


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王の寝室
寝室解説での学芸員さんの説明
「ルイ14世に羞恥心はありませんでした」にはやや苦笑。
現代の感覚で評するならば、そういう説明になるでしょうネ。
「柵は境界線。向こう側は神聖な王の世界。こちら側は現世なのです」

王の姿を見る事が出来る。
声を聞きその行動に立ち会える。更に自らの願いを請願するチャンスがある。
うえぇ~四六時中、誰かが見てるなんて、一般人には拷問でしょお
それが平気だというだけでも凄いけど、更にはルイ14世は
「誰誰は、さほどここへ来ていない」というように記憶力が抜群だったそです。

食事の場面でも、大量に料理を作り、残りを「良きお下がり」として
売却する権利を厨房で働く者の特権として与える。
などと、王は自らにまつわる形で、直接の金銭や領地付与を必要としない
新しい利権と価値基準を創り出しました。
唐突ですがこの辺り、個人的には信長を連想しますデス。
新たな価値の創造と構築。
部下である武将が戦に勝った時、従来あったような土地(領地)等ではなく
恩賞として今までになかった茶器を与える方法をとった事などでね。

それにしても王の存在を神格化?
大勢の人間が王の起床から全てに立ち会える事に価値を置くなどとは
とんでもないしきたりを作ったものですわ。
御本人はよかったでしょうが、あとの世代がその分大苦労でしたもの。

蛇足ですが、豆知識で紹介されていた王の食事を見て思うこと。
日本のお頭付き焼き魚を見て、なんて野蛮な!と慄く外人さんがいますが
私的には鳥の頭部がついたままの丸焼きの方が怖かったです…

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ラトナの泉水(ラトーヌの噴水)
アニメ版ではわかりやすくご登場のこちら。
カエル君が象徴的に使われたり、王太子妃時代の
馬に乗りたい→大暴走→死ぬぞアンドレ手綱を放せ!
も、この噴水前が起点でしたよね。
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庭園の地下に広がるルイ14世時代に作られた水道網の配管も
紹介されていました。こちらを担当するのは噴水職人さん。
2015年水道網の修復の際には、300年前と同じ手法で
鉛のパイプ(配水管)を作り直したそうです。
3ren
手作り感あふれる武骨なパイプには、王家の百合の紋入り。
こういうヴェルサイユ宮殿の裏側をもっと見たいですわ~



長くなったので分けますつづく



 辰巳拓郎の葡萄酒浪漫
BSテレ東 2018.11.11-18(前後編)放送


お酒を主として扱うこの番組。
酒類NGな私には、まったく御縁のない番組でしたが
池田理代子先生がメインゲストという事でチェックしてました。
もうおひと方、テノール歌手(&ミュージカル俳優)である
田代万里生さんも、同じくゲストとして御同席。

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辰巳 「どういう御関係なんですか?」
池田 「あたくしの…愛人…」
田代 「役ですよ!(笑) 愛人役を十年位前にですね」

池田先生が記憶を辿りながら、ゆ~っくり話されるため
変なところでセンテンスが途切れ、吹き出す田代さん。
笑いながら即座に補足をいれていました。
池田センセ~その微妙さが楽しいですヨ~(笑)
※池田先生が初めてオペレッタ『こうもり』で演じたのがロザリンデ
その元恋人アルブレード役が田代さんだったというお話


以下、番組内で御酒・料理以外に語られた事をメモメモ


大学生になった頃のこと
自立するために「自活しますから探さないでください」と置手紙して家出。
様々な仕事を試した結果、貸本作家経由で漫画家へ至ったこと。

「薔薇の絵を描くのも好きですけど、葡萄の絵も好きで」
という場面で紹介されていたのはマーガレットコミックス版第7巻
no07

「続編かける内容じゃありませんからね」という辰巳さんに対し
「続編描いてましたもんねー「ねーと結託するゲスト陣
演出とは思うものの、辰巳さんホントに知らなかったのかしら?


同席された田代さんは、現在帝劇で上演中のミュージカル
「マリー・アントワネット」にフェルセン役で出演中。
喜びのあまり?役が決まった当日に、池田先生に報告したそうで
池田先生も上演初日に駆けつけていたとの事でした。

こちらミュージカルの原作は遠藤周作著"王妃マリー・アントワネット"
遠藤周作先生がこの"王妃マリー・アントワネット"を執筆された時
池田先生との対談があり「ベルばらが当たったからさぁ、なんかさぁ
僕もあやかろうかと思って書いてるんだよ 」とおっしゃったとか。
リップサービスですかね。ふふふ


創作人物としてのオスカルのこと
バスティーユ襲撃の際、武器を扱えない市民のために寝返ってくれた衛兵隊。
それを率いていた隊長さん、偉いなぁ描きたいなぁと思ったけど
自分も20代前半で若かったから男性を描くのは難しい、なので女性にしようと。
祖父が職業軍人だった。サーベル持って座ってる写真とかいっぱい見てるんで。
オスカルのイラスト…全部祖父ですね


漫画家生活50周年の話
女性が社会に出て働くことを良しとされていなかった時代なので
そういうものと必死に戦いながら仕事してきた感じはありますね。
すごく疲れたとおもいます(苦笑)

その中で、ぽこっとあいた音大の4年間というのは
私にとっては、かけがえのない4年間。
「一緒に卒業したらイタリアに留学して、将来オペラの舞台に立とう」と
(親子程歳の離れた同級生から)そう言って貰えるのが嬉しかった。

一年前に熱海に引っ越したんです。
隠居しようと思って。
そしたら引っ越したら逆に仕事増えちゃった。
死ぬまでに一冊くらいは歌集(短歌)を出したい。
漫画の作品などは生きた証だけど、その短歌は
遺言のようなつもりでピックアップしています。


メモメモ以上。
昔話的なものは、どうしても既出のお話になりますネ。
熱海に引っ越した話題から、本当に最近の収録なのネと思い至りました。
センセ~。文字書きの合間にお絵描き落書きして下さっても大丈夫ですよ~。
文字書きとは違う部分の、のーみそ使って健康にも良いかもー。ね?


この番組、BSだけの放送かしら?
再放送もあるかもしれないので、興味ある方チェックされてみてはいかがでしょう。



http://www.bs-tvtokyo.co.jp/budoshu/index.html




 
    少女漫画 
 それは 少女たちの 憧れがつまった読み物 
  戦後に生まれ、少女向けの漫画雑誌を中心に花開いてきました 
                                            


   美の壺  File451:心ときめく少女漫画      
   2018.8.29(NHKBSプレミアム)放送

身近なところに存在する「美」を取り上げ
その鑑賞のポイントとなるツボ処を解説するこちらの番組。
今回のテーマは” 少女漫画 ”


初めて大きな瞳を描き、少女漫画の礎を築いたお一人として
最初に高橋真琴先生が御登場。
今もコンスタントに描き続け、定期的に個展を開いていらっしゃるとのこと。
すごーい!
19歳で始め今年84歳。65周年だそうでおめでとうございます

番組内ではイーゼルに立てかけたキャンバスに向かい
丁寧に瞳にホワイトを入れている様子が映し出しされていましたが
手元の筆さばきはとても80代には見えませんでした。
画家と表記されていましたが、たしかに画家さんな雰囲気をお持ちの御方。
私、特別FANというわけではありませんでしたが、こちらを見たら
本物の画を間近で拝見したくなりました





続いて「花」について。
少女漫画独特の表現として、最初に「 花 を使ったのは手塚治虫先生で
説明文のフレーム(枠)を花で飾ったのがはじまりとの事。

表現手段としての「花」について、語り手として美内すずえ先生が御登場。
1960年代、女性漫画家が活躍する頃には、人物背景に花が多用されるように
なっていて、美内先生が16歳でデビューした当時は
『とにかくお花はきれいに描く』 という文化があったそうでした。
「 キャラクターの性格にふさわしい花をとばしていた 」ということで
姫川亜弓と北島マヤでは背負う花が違うそう。 あ。ホント。亜弓さん豪華だわー




他には”時代を映す 少女たち”として、現在に至るまでのヒロイン像変遷の紹介もあり
セーラームーンや、のだめカンタービレ、アオハライドなどの作品で解説。
この章では少女漫画の映像化を何点も扱っている映画監督三木孝浩氏がコメント。
「 ヒロインが能動的に動く作品が増えている 」
「 『それをしたら (自分が)傷つくからやめとこう』 を超えていく行動力が魅力的 」

うん。そですね。
…と監督の言いたい事もわかるけれど、昔から能動的なヒロインはいましたよね(笑)
映画化・TVドラマ化など、異なる媒体での再作品化がしやすいジャンルに
能動的ヒロインが多くなったという事はあるかしら?




少女漫画がみせる、ここではないどこかの物語。新しい世界への扉
その代表として、ベルサイユのばらが最後に登場。
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作中で、これら↑描いた事は自分の考えだけれども
「 この当時(連載していた昭和)の、意志を持って生きて、意志を持って働いている
女性たちの思いも代弁した、と思います 」と池田理代子先生は語られていました。

先生の自宅で撮影されたようで、映っていた、にゃんこも可愛いかったです。。。




ところで今回、番組始まってすぐ、テーマ導入部にBGMとして流れたのが
”坂の上のアポロン”劇中歌、マイ・フェイバリット・シングスだったのですが。
まい・ふぇいばりっと…私のお気に入りですってよ

この使い方、他にも音源は沢山あるでしょうが、さり気なく律ちゃんが歌っていた
ものを選んで持ってくるあたり、センス良過ぎて憎いでち~ <私の好みなだけ?






熱中時代 -あの人がいたからSP-  を見ました。
過去の放送回の未放映部分を集めたスペシャル編。
池田先生ゲスト分が含まれていたので、そこだけお目当て

"あの人がいたから"というサブタイトルだったので、どなたかとの御縁の
話題かと思っていましたら結果、そういう路線ではありませんでしたにゃ~


池田先生にとっての「あの人」は「ツヴァイク本アントワネット」という見立てで
連載に至るまでの軌跡をさらりと御紹介。+後半はオスカル誕生秘話。

Q オスカルをなぜ女性として描いたのか?
A 当時24歳だった自分に、軍人男性のメンタリティを理解しきれるとは思えず女性にした

ということで、ベルばらファンならば既に知ってる話題だけ。 うーむむむ。
TV局さん、一般向けとして安定の"定番ネタだけ"の構成でしたのね…しょぼぼん
もしもリクエストできるとしたら、手塚先生のこととか
今迄取り上げられなかった話題をもっとお聞きしたいものですわ~~。


春からLaLaTVで少女漫画特集を組んでいた中に、ベルばらも含まれていたので
チャンネルとって録画していたのですが…今頃みてました自分。めっちゃ亀

アニメベルばらはまとめて束放送でしたけど、一昨年前に同局で放映した時よりも
CMがうるさくなく見やすかったです。深夜枠だったからかしら??
まだまだ見終えていませんが、トーク番組、熱中時代大人のランキングは
元々BS朝日制作、他にもNHKBSのマンガ夜話や実写映画・宝塚なども併せて
放送されていて、なかなかユニークなラインナップと思いました。
こういうアラカルトな"ベルばら関連"放送、今回チョイスされていない番組が
まだありますから、またいつかやって欲しいですわ~<BDにとりたい…


訂正
"熱中時代-あの人がいたから-SP"はLaLaTVではなく
BS朝日での放送でした。勘違いすみませーん


os
番組中、池田先生の背後に飾られていたこちらのイラスト。
見ていてふと思いましたが、オスカルさんて三白眼なんですネ。
瞳が小さくて三方に白目部分が見えるのではなく
眼球が大きいために黒目の下に白目が見えるタイプかな。
実際の人で例えるならば、そのあたり。
このタイプの瞳を麗しく描くのって難しいと思うんですよね~ びじんv



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